みちしるべ2

元トヨタ期間工が田舎でゲストハウスを経営!日本でゲストハウスは馴染まないのか?

物価高も影響?ドミトリー価格は上昇傾向、しかし・・・(ゲストハウス / ホステル価格調査2022年8月)

     ゲストハウス価格調査

暑いですね。梅雨明けも早く、早くも夏本番を思わせる暑さが続いています。エアコンもフル稼働です。今年の夏は電力不足が心配ですね。政府は国民に「節電してね」と言い出す始末。節電ポイントとか、耳を疑うような政策を打ち出しています。

月5%節電で2000円案、ポイント付与 今年秋以降に追加 – 日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA145D90U2A710C2000000/

耳を疑うと言えば「全国旅行支援」も同じ。新型コロナウイルスの第7派、再拡大を理由に延期となりました。しかし、拡大「県民割」は8月31日まで延長。「全国旅行支援」はダメで「県民割」はいい。ちょっと言ってる意味わかんないんだけど!しかも「県民割」はお盆期間も対象。「全国旅行支援」はお盆の繁栄期は対象外だったのに・・・

県民割の「全国旅行支援」延期発表、斉藤国交相「実施する状況にはない」 – 読売新聞オンライン
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20220714-OYT1T50172/

「全国旅行支援」の延期は、ゲストハウス業界としては、まだ「新型コロナ対策禍」が続くのか?とショックが大きい。本来「全国旅行支援」は7月15日~8月31日までで終了。これをもって「観光需要喚起策(高価格帯優遇キャンペーン)」は終了し通常に戻るはずだった。

ところが「県民割」が8月31日まで延長となり「全国旅行支援」はそれ以降となったわけだ。このままズルズルと年末ぐらいまで「高価格帯優遇キャンペーン(観光需要喚起策)」が続くのではないか?と、心配になってくる。予算が付いている以上、中止は有り得ないわけだが、早く始めて、早く終わってほしいのが本音。

世は物価高(インフレ)で苦しいが、ゲストハウス業界は「官製デフレ」に苦しむことになるのか? デフレ率は実に40%以上になる模様ww

ゲストハウス価格調査2022年8月(対象日8/15、調査日7/15)

さて、8月の価格調査ですが、物価高もあってかドミトリー価格は上昇傾向です。ただ、軒数は前月比で減少。訪日観光客の受け入れ解禁がツアー客のみで個人旅行が対象外となり、まだまだドミトリーより個室の需要の方が多いのかな、と思います。
Booking.comの勝手に9%割もまだ続いているようです。今回も補正はしていません。

東京都のドミトリー価格とゲストハウス/ホステルの軒数(東京_2020_9-2022_8)

大阪市のドミトリー価格とゲストハウス/ホステルの軒数(大阪_2020_9-2022_8)

京都市のドミトリー価格とゲストハウス/ホステルの軒数(京都_2020_9-2022_8)

福岡市のドミトリー価格とゲストハウス/ホステルの軒数(福岡_2020_9-2022_8)

ほんと「観光需要喚起策(高価格帯優遇キャンペーン)」は早く終わってもらいたい。物価高もしばらくは続くだろうし、このまま「高価格帯優遇キャンペーン(観光需要喚起策)」が続けばゲストハウス業界には深刻なダメージとなる。

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