第65回グラミー賞の発表・授賞式が2月5日(日本時間6日)、ロサンゼルスで開かれ、
日本人作編曲家・宅見将典さん(44)のアルバム「SAKURA」が、
最優秀グローバル・ミュージック・アルバム賞を受賞したそうですね。
なんか、J-POPの音楽プロデューサーぐらいの知識しかありませんでしたので、
その快挙に驚きました。
同賞は西洋圏以外の古典音楽や英米を除く伝統的な民俗音楽など、
世界の音楽の中で優れた作品に贈られるもので、日本人の受賞は初めて
「マサ・タクミ」名義で発表した受賞作「SAKURA」は、日本の伝統楽器の箏(そう)や三味線を中心に二胡なども取りいれながら、桜の花の美しさやはかなさを表現した。
早速、受賞作「SAKURA」を聴いてみた感想ですが、今までの日本の伝統音楽と近代音楽の融合と言うと
打ち込みのリズムビートを入れたりして三味線の音を強調したりするものが多く
なんか機械的な音楽を創造する事が和風音楽の近代化みたいな感じのものが多いと感じていましたが、
受賞作「SAKURA」は、曲の間というか、楽器の音色と音色との音がない部分を感じられる日本的で素敵な曲だと思いました。
日本の伝統音楽の、風の音、水の流れる音、そのような自然の空気感を含んだ無の間を感じられる素晴らしい作品ですね。
自然と共にある日本の伝統音楽の、侘び寂びの境地を感じられます。
今まで、J-POP関係の人だと思って深くは知らなかったのですが、
この様なアルバムを出されているのは知りませんでした。
MASA TAKUMI - Stars Falling
なんか、日本人の好むアレンジと言うか、
私的にはノスタルジックな感じを受けました。
聴いてて、ホット心が緩み、癒される感じがする曲です。
MASA TAKUMI - Ocean In Your Heart
今度アルバム買って
じっくり聴いてみようと思います。