T：めあては？
S：固有種の住む環境を残したいという希望が、命令になった理由を考えよう
T：どうやって、理由を考えよう。
S：初めに載っている考えが、終わりで変わったのは、中の部分で大事な内容が載っているからだよ。
S：中が大事だね。
S：あのね、中の部分も二つに分かれると思うんだよ。
T：どこ？
S：「では」があるから、⑧から別の事がかいてある。
S：別の事って？
S：前半部分は、固有種のいいところ。
S：固有種がどうして日本にたくさんいるかっていう説明。
S：後半部分は、よくないこと。
S：どんどん、固有種が死に絶えている。
S：一度全滅したら、二度ともどらない。
S：作者は、固有種を愛している。
T：前半と後半のどっちで、作者は希望から命令になったの？
S：後半
S：前半は、明るい雰囲気で説明しているけど、後半は怒っている。
S：おまえらのせいだ。
S：人間のせいだ。
S：怒りだね。
S：だから命令になった。
T：一番命令しなければと思ったのは、どの段落。
S：⑧
S：⑩
S：⑧と⑩
S：⑧で人間の活動によって固有種が減っていると怒っている。
S：⑩でも、カモシカが「害獣」って、害虫みたいに邪魔者扱いされて怒っている。
S：人間が自然をなくしたから、しょうがなく人間の近くの林に来るのに、邪魔者扱いはひどい。
T：⑧と⑩とどっちが、より、おこれているの？
多数決の結果、⑧と⑩は同じぐらい作者は怒っている。
S：次に考えたいのは、何で怒ったの？だね。
・固有種の危機
・哺乳類の絶滅
・外来種の侵入
・森林の伐採
・害獣として駆除される
S：哺乳類の絶滅はないな。もっと色々な生き物のことまで作者は考えている。
S：やっぱり、害獣なんて、おかしな言葉を使っているから、よっぽど悔しいんだよ。
S：作者は、固有種の保護と、生息環境の保護のバランスを保ちたいんだから、それを保っていないことに怒っている。
S：やっぱり害獣だよ。人間が、環境のバランスをこんなにまで壊さなければ、害獣になることはなかった。
T：まとめましょう。
