コストコの激安スポンジサーフボード【WAVE STORM】を買ってしまった。コレ、進化してる!

タメゴローです!

毎年ゴールデンウィークを目処にサーフィンのシーズンインをしているタメゴローですが、今年はとても気候がよいため少し早めに海へ向かうことにしました。

しかもその片手には、「コストコの激安サーフボード【WAVE STORM】8ft」を持って!

以前から入手しようと考えていたのですが、買いに行っても売切れだったり、コストコに行くこと自体が流れたりと、どうにも機会が巡ってこなかったのですが、ついに入手することが叶いましたので、その使用感なども書いてみたいと思います!

1.コストコとは・・・

(出典:https://www.costco.co.jp/)

ご存知の方も多いでしょうが、「コストコ(COSTCO)」はアメリカ生まれのメンバーシップ制のウェアハウスクラブです。

ウェアハウスクラブ、なんて言い方をしてますが簡単に言えば、会員制の倉庫型店舗で食料品以外にもいろいろと売っているスーパーマーケットてな感じです。

日本にも全国に27倉庫(店舗とは言わないらしい)あり、身近なお店として親しまれている方も多いのではないでしょうか。

そんなコストコでは食料品に限らず、本場アメリカ的なアウトドアグッズやスポーツ用品、

ガーデン用品、工具類から果てはタブレット端末や大型TVまで、実に様々なものが売られており、見て回るだけでもとても楽しいものです。

タメゴローの好きなゴルフでも話題になっており、パターやウェッジまでオリジナルで自社で企画販売しており、またその評判がよいことで有名だったりします。

箱や売り方がとてもアメリカ的ですね。

また、大量仕入れ・大量販売を主としているため、商品の量が大きい・多いことと、その分価格もとてもお値打ちで多くの場合ネットが買うより安かったりします。

行くとついつい奥さんから「本当にそれ必要?」って言われるものまで手を出してしまいがちなので、ある意味【魔境】と言えるでしょう。

今回はその”極み”であろう「サーフボード」です。笑

 

2.コストコのサーフボード【WAVE STORM】って?

コストコが扱っているアウトドア・スポーツ用品は数多くありますが、その中でも毎年人気で売り切れてしまっているのが、

「WAVE STORM サーフボード」

薄いフィルムに包まれて、大量に段ボールに刺さって立つように売られています。

そして安いのももちろんですが、最大の特徴は【ソフトボード】(スポンジボード)かつ【オールインワン】であることです。

以前の記事

ソフトボードでサーフィンを始めたい! 1~ダイエットのリバウンド対策~

で触れましたように、タメゴローがサーフィンを始めた際に乗っていた安全性の高い”スポンジ”ボードです。

移動中にぶつけたり、海では浅瀬まで乗ってしまってもあまり気にしなくてよく、とてもイージーな取り扱いも併せてココ数年とっても人気の高まっている種類のボードといえるでしょう。

元は初心者用にスクールなどで使われていたものが、上級者やプロもお遊びで使ってみて、「あれ?これ案外遊べるな」的に広まり、最近では名のあるシェイパーさんが「本気でスポンジボードをシェイプした」というボードも人気があります。

去年なんて、人の多い夏休み時期はロングもショートも半数以上がスポンジボードだったと記憶してます。

たしかに混雑していてぶつかることを心配する時期や、波の小さくても休みの日しか行けないから、という場合にもとても重宝しますんで。

オールインワンなところは、サーフィンする際に、ボード以外で必要となってくる、「フィン」「リーシュコード」まで付属してくということですね。

あとは水着などがあれば楽しめてしまう、という気軽さも人気の秘密でしょう。(ワックスは塗った方がいい気がしますが、なくても乗れます)

タメゴローが買ったのは8フィート(約244cm)のセミロングタイプですが、他にも5フィート6インチ(167cm)のショートボードタイプも横で売られていました。

ちなみに価格は

  • セミロング 8’  約13500円
  • ショート5’6”  約10600円

と一般的なサーフボードはもちろん、巷にあふれるスポンジボードからしてもとてもリーズナブル!

長さ的に、正直言ってどちらを買うか迷いましたが、波の無い日に楽しむこととやってみたいと言う友人と海に行くこと、さらにyoutubeで「コストコボード」として世界中で遊ばれている動画の多さから、8フィートにしました。(いくら安いと言っても、どちらも買うにはさすがに奥さんの目が怖いですよね笑)

カートに積んでレジまで向かいますが、やはり人目を引くようで、ちょっと恥ずかしかったです。

レジ後はお約束の「ホットドッグとソーダ」を購入してから、車にボードを積み込みます。

家に帰って早速行く準備をせねば!

3.ソフトボードで海へ行く準備

さてさて海へ行く準備です。

とはいってもすぐに終わってしまうほどなので、海に着いてからでも大丈夫なんですけど、楽しみすぎてやっちゃうんですよね。

薄い保護フィルムをはがして、裏面のテール側にラッピングされているフィンとリーシュを装着します。

同じサイズのフィンが3つと、長いサイズのフィンがひとつついています。

実はこの長いフィンはセンターのフィンで去年までのコストコボードにはついてなかったもので、よりロングボードらしく、「シングルフィン」にして乗ることができるという、これがあるから今年は買うと決めたタメゴローの欲しかったアイテムだったりします。

ボトム面に空いた穴にフィンをさしこみます。

グスッと奥まで入れたら、反対側にネジをあてがい、コインで廻して固定してゆきます。

空いている穴3つともにフィンをセットしたら完成!

ソフトボードは波にレールが入りにくく、フィンも小さいとターンで切りあがりにくく、横に流れてゆく感覚が強いので、今回は「シングルフィン」セッティングではなく、大きなセンターフィン+サイドフィンのある、いわゆる「1+2」や「シングルスタビ」というセッティングでためしたいと思います。

ボトム面全景、最近7ftしか乗ってなかったので、8ftと1ft違うだけでずいぶんな迫力ですね。

(タメゴローがヘビロテな7ftの板は以前の記事:

ネット激安だけど、ちゃんとポリ素材(PU)のサーフボード【SCELL SURF BOARD】1年乗ってみたら・・・その1

をご参照頂ければうれしいです。)

もちろん厚みも全然違い、倍ほどあるのではと感じますし、多分ドルフィンスルーは難しいでしょうね。

リーシュもついてますが、タメゴローはいつも使っているリーシュを使うことにしました。

これで準備はおしまい。

ポリの板だとクラッシュのチェックなどもシビアにした方がよいので、スポンジの簡単さはいいですね~。

 

4.海で実際に使ってみたら・・

時間の合った友人と同乗してゆくこととなったため、車のルーフに放り上げてバンドで固定します。

固定もボードにクラックが入らないか心配しなくてよいので気楽ですね。

ボードケース?そんなの無くても大丈夫でしょう。

(余っていたケースが無かったので裸で積みましたが、余程長距離でなければこれでもよさそうに感じました。)

スポンジボードの処女航海は関西圏のパラダイス、三重県は国府の浜です。

ビーチブレイクであまり大きな波や形の決まった波は立ちにくいですが、ビーチが長いので混みあっていない場所を選ぶこともできて、初心者から上級者まで楽しめるスポットだと思います。

早速ウキウキしながら入水しました。

店では派手に見えましたが、海で波待ちしているとオレンジ色が少し目に入るぐらいで結構地味な部類に感じました。

(乗っている写真が無くてすみません。。。youtubeに上げるほどの技量もないものですから。)

いざゲットに漕ぎ出すと、スイスイ進みます。

さすがの浮力です。

波を越えるのは大丈夫ですが、やはり波をくぐるダックダイブ(ドルフィンスルー)は最初苦労しました。

この日の波はコシ~ハラと大きな波ではなかったので、ちょっとノーズを波に差して身体をボードに張り付ける程度で難なく沖には出れましたが、ムネ~カタぐらいになると沈めるのは大変だろうな、と感じました。

まぁ、波のある日はいつものボードで楽しみたいですし、小波用と思えばよいのでしょう。

さてラインナップに着き、波を選んでパドル~テイクオフ!

2~3パドルでス~っとスベリ始めます。

やはり浮力のある板だと、波は簡単に押してくれますね~。

らくちん。

ノーズが刺さらない程度で、あまりポジションを意識せず適当に立っても波の斜面をスベリ降り勝手に進んでくれます。

もっと乗り込めばよい位置が分かってくるのでしょうが、そんなことせずともポジションの許容範囲が広いと感じます。

いざボトムターン、とこれはさすがにいつものようにいきませんでした。

シングルのロングに乗っている時と同じように、長い時間テールに力を加え続けないとギューンと切れ上がってはくれません。

もちろんただ横に走るだけなら、身体を少しひねりつつ後ろ足をフィンの上でグイッとやるだけで波を斜めに滑り降りてくれます。

フィンの小さな9ftの横に流れてしまう感覚とは違い、ちゃんと長いセンターフィンが波にグリップしてくれている感がありましたので、やはりこの変更は大きいと感じます。

しかし、そこからスピードを乗せて走らせようとすると7ftとは大きく違いました。

ボードの操作がとっても重たい。

ノーズを振るのも波にレールを入れるのも、大きく違いを感じます。

1ftしか変わらないのに、やはりスポンジはスポンジなのでしょう。

ロングボードを乗っている感覚でした。

1ラウンド乗り終えるころには慣れてきて、ウォーキングしてスピードをつけるためのチーターファイブぐらいはできるようになりました。

 


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5.まとめ

というわけでコストコのスポンジボード、いかがでしたでしょうか。

乗り終えてみて、大きく感じたのは「小波でも乗れて、かつ岸まで乗れるのが楽しい!」ってことでした。

やはりスポンジはシビアに乗るのでなく、ゆる~く海の上をすべるためのボードなんだなぁ、なんて感じることができました。

「ギュンギュン曲がりたい」「スプレーを決めたい」といったシビアな楽しみ方ではなく、もっとサーフィンの根本的な楽しみ方が味わえるのがスポンジボードの最高に良いところなのではないでしょうか。

初心者の方はもちろんですが、中級以上の方でもヒザ波などでも楽しめてしまうので、おもしろいボードだと思います。

「ロングボードでも全然波に乗れないんだよ」、なんて方でもスポンジボードだともっと楽に、安全に波を取れると思います。

もちろん「今からサーフィンを始めるぞ!」という方には文句なしにオススメできるジャンルですので、少しでも興味のある方はぜひ乗ってみてサーフィンの楽しさを知ってほしいなぁ、と思うタメゴローでした~。

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スポンジボードは本当に人気で、去年も夏には売り切れになってしまってましたので、今年は買うぞ!と思う方は早めのアクションがオススメです。

コストコも良いですが、近くに無いならAmazonでも扱ってますし、タメゴローも最初のスポンジボードはAmazon先生で購入しました。

本当の初心者のファーストボードから、中級以上の方の小波遊び用ボードとしてなら8ftがよいかと。


サーフボード ソフトボード 8’2” BLUE/D-5Bファンボード ダイアモンドヘッドブルー 営業所止め

1年ほど乗ったことがあるのであれば、個人的には7ft以下の方が楽しいと思います。去年から出たオシャレカラーが人気すぎるソフテックですね。(タメゴローもコレほしいです)


Softech SOFTBOARDS ソフテック ROLLER ローラー 7’0″ ソフトボード ファンボード ミッドレングス サーフボード 2021年モデル 日本正規品 7’0″ SMOKEGRN(スモークグリーン)

普段は軽めのロングやミッドをメインに乗っていて「短めのスポンジがほしいけど、ショートまではちょっと」、という方には6’6”あたりがオススメです。

ポジションは短くなった分変わりますが、これでも7~8ftぐらいの浮力がありますよ。

Softech SOFTBOARDS ソフテック ROLLER ローラー 6’6″ ソフトボード ショートボード ファンボード サーフボード 2021年モデル 日本正規品 6’6″ BLUE(ブルー)


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