新鋭女性監督ジュリア・デュクルノーが描く、異色の青春カニバルホラー。
純粋な少女が様々な影響を受け、精神的にも肉体的にも成長していくというシンプルな青春ドラマに見せかけたド変態映画ですね。


生々しいエロさとでグロさ。
少女の葛藤や姉妹愛を「肉欲」を通して描くさまはかなりひねくれた内容ですが、女性監督らしい繊細な心理描写と美しいビジュアル世界で最後まで見入ってしまった・・・


主人公演じるガランス・マリリエールの狂気じみた演技、姉を演じるエラ・ルンプフのどこか憎めないキャラクター。
二人の演技力の高さもこの作品の質をグッと高めている要因なのは間違いないのでないでしょうか。
切り落とした姉の指舐めシーンなんてそれほどグロいシーンでもないはずなのに迫真の演技力で心からゾッとしてしまいましたね(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ
獣のように互いの体に噛みつきあう姉妹喧嘩も

























たまらん！なんだそれ！



























どこかコミカルでありながらもラストはしっかりとホラー映画。
一言でカニバル映画とは片付けられないほど様々な要素が入り乱れている作品でした。
この映画の世界観にハマれば抜群に面白いがひたすら疲れます。



★★★★★



濡れ衣の犬・・・




1番の被害者はお前だ！





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