炊飯器の国内生産終了の賛否!パナソニック独自の狙いと問題点など [経済・投資]

スポンサードリンク




パナソニックが2023年6月に炊飯器の国内生産を終了すると公表した。

国内向けは加東工場(兵庫県加東市)で主に生産していたが、中国工場に生産を移管するそうです。

市場規模の縮小を想定されているのを理由にしているが、賛否の声が飛び交っています。

 今後、中国に生産移管するとしても潤沢な利益を継続して見込めるでしょうか?

中国の経済成長は著しく、今後、人件費の高騰や、素材調達にかかるコスト上昇してくる可能性はあります。

国内を考えたら開発は国内、製造はコストの安い海外という選択は理解できる部分はあります。

ただし、国内での開発が海外メーカーに対し技術優位を維持するのは困難です。

既に海外勢に勝てなくなっている分野がたくさんあります。

パナソニックは独自の技術は炊飯器に応用できるのか分かりませんが、さまざまな製品ラインナップにできるならば国内生産による利益を上げる事もできるのはずです。

利益追求するのは悪くないが、利益追求だけしか考えていない企業は、経済合理性という指針だけに振り回されて不安になり迷走しがちです。

社会の中で居場所を見つけるのが困難になってしまいます。

海外で安く生産して合理的なコストカットにつながるかもしれないが、それは為替を利用しているだけです。

製造を外国に依存すれば、当然として遅かれ早かれ製造技術が盗まれたり流出するでしょう。


スポンサードリンク



nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:マネー

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

Facebook コメント