ミニマリストである自分の物欲を客観的に観察して気づいたこと、あります。
それはね。物欲は伝染する、ということ。
この服に合わせるカバンが欲しいな、とか。このスカートならこの靴、とか。
お気に入りのひとつを手に入れれば、そこから理想の暮らしの夢(イメージ)が広がっていってそれは。
自然な形で自分の暮らしをアップデートしてくれる、ことに。
私は野菜が大好きで、そんな野菜を美味しく調理してくれるバーミキュラという鋳物ホーロー鍋をこよなくこよなく愛しているのですが、
この鍋のおかげで確信したことが。
それは「野菜の自然なビタミンカラーを活かす(映える)アイテムは漆黒カラーだ」ということ。
その確信を元に「今まで欲しかったけれど、高くて買えない」と思い込んでいたあの食器の購入に踏み切ることになったのです。
なぜかというと、野菜好きの我が家にとって「漆黒の食器」は暮らしを楽しくしてくれる、まちがいない!と。買ってもいい!きっと一生ものだ!と。
私の直観が背中を押してくる。(買いなはれ、ええからはよう、買いなはれ、と囁く。)
1年以上悩みましたが、ようやく。決断できる日がやってきました。
一生ものを購入する感覚って。いつも言いますがまるで。お嫁をもらうくらいの気持ちがあります。
もうむやみにものを捨てたくないしね、食器、高いからね。(真剣なんだよ)
創業180年の漆専門店で購入
大好きな古都京都で、漆の専門店である「伊助」さんにて。
応量椀なるものを購入しました。
美しいでしょう。
元々曹洞宗の禅僧が修行の際に持ち歩いたとされる「応量器」と言われる器を参考に作られた、この応量椀。
マトリョーシカ方式で収納できる優れものであり、好きなサイズを選べる自由さが気に入ったので。
まずは一組だけ購入。これを家族3人で使ってみる、という実験の・・開始。
器になる、だけでなく
蓋にもなる、
重ねて収納できる、
磨けば光る
そんな食器。
▼来て読んでくださり嬉しいです。
お気持ちのクリック、ありがとう▲
器が美しすぎて、撮ろうとするたび私の姿が反射して写ってしまう、という大誤算がありつつも。
見惚れる、食器。必要ならまた1セット買ってみることも考慮しつつ「必要最小限持つ」ことを目指して、ミニマリストの新たな実験、スタートしました。