贅沢ミニマリスト

「彩透(さいとう)いろ」の小さな暮らし

物欲に火が着いた。京都の老舗で買った漆の応量椀。

ミニマリストである自分の物欲を客観的に観察して気づいたこと、あります。

それはね。物欲は伝染する、ということ。

この服に合わせるカバンが欲しいな、とか。このスカートならこの靴、とか。

お気に入りのひとつを手に入れれば、そこから理想の暮らしの夢(イメージ)が広がっていってそれは。

自然な形で自分の暮らしをアップデートしてくれる、ことに。

f:id:saito-iro:20190919140015p:plain私は野菜が大好きで、そんな野菜を美味しく調理してくれるバーミキュラという鋳物ホーロー鍋をこよなくこよなく愛しているのですが、

この鍋のおかげで確信したことが。

それは「野菜の自然なビタミンカラーを活かす(映える)アイテムは漆黒カラーだ」ということ。

その確信を元に「今まで欲しかったけれど、高くて買えない」と思い込んでいたあの食器の購入に踏み切ることになったのです。

なぜかというと、野菜好きの我が家にとって「漆黒の食器」は暮らしを楽しくしてくれる、まちがいない!と。買ってもいい!きっと一生ものだ!と。

私の直観が背中を押してくる。(買いなはれ、ええからはよう、買いなはれ、と囁く。)

1年以上悩みましたが、ようやく。決断できる日がやってきました。

一生ものを購入する感覚って。いつも言いますがまるで。お嫁をもらうくらいの気持ちがあります。

もうむやみにものを捨てたくないしね、食器、高いからね。(真剣なんだよ)
 

創業180年の漆専門店で購入

f:id:saito-iro:20190921120136p:plain大好きな古都京都で、漆の専門店である「伊助」さんにて。

応量椀なるものを購入しました。

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美しいでしょう。

元々曹洞宗の禅僧が修行の際に持ち歩いたとされる「応量器」と言われる器を参考に作られた、この応量椀。

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マトリョーシカ方式で収納できる優れものであり、好きなサイズを選べる自由さが気に入ったので。

まずは一組だけ購入。これを家族3人で使ってみる、という実験の・・開始。

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器になる、だけでなく

蓋にもなる、

重ねて収納できる、

磨けば光る

そんな食器。

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器が美しすぎて、撮ろうとするたび私の姿が反射して写ってしまう、という大誤算がありつつも。

見惚れる、食器。必要ならまた1セット買ってみることも考慮しつつ「必要最小限持つ」ことを目指して、ミニマリストの新たな実験、スタートしました。