電通が長時間労働のブラック企業ということはよく知れ渡っていますが、その分の給与が多いので許容されていますが、今回のように新卒東大生の方が入社１年目にして社員寮で自殺をされたことを考えると、いたたまれないですね。
東京大学卒業後新卒として電通入社
http://media.sairilab.com/?p=2899より引用
高橋まつりさん（当時２４）
今回、長時間の過剰労働が原因として労災は認めましたが、なくなった命は戻ってはきません。残業時間は月間１０５時間だったとのことですが、ツイッターなどを見る限り拘束時間はそれ以上のようですし、パワハラもあったような形跡もみられます。
Twitterのアカウントはすでに見れません。
いくら給与が高いと言っても、働くために生きているわけではありません。
電通の平均給与
電通の平均年収は１１００万程度です。ネットビジネスをしているものからすれば、１年もやれば達成できるレベル。結局、一流企業と言われるところに勤めたとしても、そのレベルなわけです。自分の大切な時間や命と引き換えにもらう給与では本当の幸せはつかめないですよね。
多少、給与が低くても時間を奪われない仕事を行うべきだと管理人は考えています。
人生＝仕事 という図式はすでに古いものといえます。
１９９１年にもあった電通過労死 大嶋一郎さん（当時２４歳）
電通は過去にも新卒入社１年目の大嶋一郎さん（当時２４歳）を過労死自殺へと追い込んでいます。記載されている残業時間だけでも月１４７時間以上。民事訴訟で最高裁までいき、原告側が全面勝訴をし、電通側は１億６８００万円を支払う判決となっています。
結局のところ、２度目の過労死を出してしまっている電通ですが、企業側の倫理・モラルはどうなっているのでしょうか？全く改善されていない、もしくは表面上だけの改善のように感じざるをえません。
マスコミは電通関連は報道しない
TVやマスコミは大口のスポンサーとなるので、そこまでの報道をすることはありません。こうした隠蔽体質がブラック企業を助長し、不幸な結果を招いているともいます。
ご冥福をお祈りします。
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