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~今年変更になった「医療費の自己負担」について~



1.「マイナ保険証」と「従来の保険証」の医療費自己負担額について

「マイナ保険証」とは、手続きをしてマイナンバーカードを健康保険証として利用することです

令和4年4月1日(新設)

「マイナ保険証」を使って医療機関を受診した場合、診療報酬を加算する仕組みが導入されました。 ( )内は3割負担の額


  初診時加算 70円(21円)
  再診時加算 40円(12円)


しかし国が普及促進している「マイナ保険証」を使用すると自己負担額が増加するということで批判が殺到し、以下の通り変更になりました。


➁令和4年10月1日(変更)


  初診時加算 20円(6円)
  再診時加算 無し


併せて「マイナ保険証」対応の医療機関で「従来の保険証」を使用する場合の初診時の報酬が変更になりました。


  変更前 30円(9円)→変更後 40円(12円)

2.「特定機能病院」で支払う「特別の料金」の変更


令和4年10月1日から、「特定機能病院」で支払う「特別の料金」が変更になりました。

「特定機能病院」とは、一般病棟400床以上の高度な医療の提供を行う厚生労働大臣から個別に承認された病院です。

「特別の料金」とは、以下の患者が支払う料金です。

他の医療機関からの紹介状なしで「特定機能病院」を受診する初診の患者
他の医療機関への紹介状を交付されたのに別の「特定機能病院」を受診する再診の患者


<特別の料金>


初診:医科 5000円以上(変更前)→7000円以上(変更後)
   歯科 3000円以上(変更前)→5000円以上(変更後)


再診:医科 2500円以上(変更前)→3000円以上(変更後)
   歯科 1500円以上(変更前)→1900円以上(変更後)

3.後期高齢者医療保険制度の変更


2022年10月1日から後期高齢者医療保険制度が変更になりました。

医療費の自己負担は年収により1割負担か3割負担でしたが、2割負担が新設されました。


変更前:現役並み所得の方  3割負担
    その他の方     1割負担


変更後:現役並み所得の方  3割負担
    一定の所得のある方 2割負担
    その他の方     1割負担


一定の所得とは、年金収入と事業収入がある方は経費を差し引き単身世帯で年収200万円以上、2人以上世帯で合計年収320万円以上です。
実際に2割負担になった方は後期高齢者の約20%で約310万人です。

10月からの負担割合については、9月頃役所から発送された通知で確認できます。
2割負担になった方が急激に負担が増えないように、当初3年間は外来医療の1か月の負担増額が3000円以内に収まるような措置がとられます。
ただし、この軽減措置を受けるには、役所に払戻金の振込口座の登録が必要です。登録がされていない方には役所から申請書が郵送されますので、忘れずに登録をしておきましょう。


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