自分がやりやすいブログの書き方を模索しているので文体等バラバラになりますがご了承ください。



・凸凹な成績、凸凹な興味

中学校2年生で一番変わったのは成績でしょう。1学年40人ちょいの中の私の順位は25位前後。数学はいつも平均点以下。中の下くらいの成績でした。

そんな私に変化が起きたのは、確か2学期後半か3学期。某通信教材の暗記用の冊子を試験勉強に使っていました。私は自分なりの工夫として間違った問題の番号に印をつけ、2回目で正解したら印を消すというようなことを思いつきました。何気なく思いついた工夫だったのですが私にはぴったりの勉強方法だったようで、その後の定期試験で学年順位が16位に上がり、その次の試験では10位にまで上がることができました。また、1年生の時の英語の先生が専門は技術なのに英語を兼任。更にその年に入ってきた新米教師だったので、恐らく初歩の初歩で学ぶであろう”主語+動詞+その他”の規則をしっかり学べないまま私は2年生になりました。私の中の英語の文法は、規則性がはっきりと分からないまま文章を作っていたので基本的にフィーリングでした。その規則性を2年生の時に気付いてからは、一気に英語は苦手科目から得意科目となりました。平均点を取れるか取れないかくらいの点数をうろうろしていたのが80点を取れるまでになったのです。

発達障害者の中には、私のように国語は90点台を取れるのに数学は30点40点というように成績の凸凹が激しい人もいます。また、自分に合う勉強法を見つけたり興味のある分野の時は格段に成績が伸びるという人もいます。私の場合、得意な因数分解のテストだけは90点台を取るなんてこともありました。しかも、学年順位上位3位の常連の友達より上の点数だったのを覚えています。私の成績が急激に変化したのも、得意分野や自分に合う勉強法を見つけた影響だと思っています。



・そんなつもりじゃないのに

2年生の冬、事件は起こりました。私が入部していた吹奏楽部に男子は一人。その男子が突然辞めると言い出したのです。しかも、その男子が担当しているチューバに1年生はいません。その男子が辞めてしまったらチューバを担当する人は誰もいなくなるのです。辞めると言い出した理由は、確か3年生の引退がきっかけだったと思います。私は3年生引退後、吹奏楽部の部長になりました。部長になった後に起きた大事件です。私もみんなも必死で引きとめました。

「○○が辞めたらチューバ誰もいなくなるよ!」

「チューバ教えられる人誰もいなくなるんだよ!」

私も引きとめようと必死で説得します。

「見損なった!」

「自分勝手すぎるよ!」

「最低だよ!」

今振り返ってもキツイ言葉をかけてしまったなと思います。思ったことをすぐ言ってしまう傾向があった私は、引きとめたいが為にキツイ言葉を次々にその男子にかけてしまいました。

アスペルガーの特徴に思ったことをすぐ口に出すというものがあります。相手がどう思うかなどを想像するのが苦手なアスペルガーは、言って良いことも悪いこともそのまま口にしてしまいます。私はその男子が嫌いだからとかムカつくからだとかでキツイ言葉をかけたつもりは全くありません。本当に、まじめに、その男子に辞めて欲しくなくて自分の思ったことをぶつけてしまったのです。最終的にその男子は吹奏楽部を続けました。しかし、高校入学後にメールで連絡を取った時に、部活を辞めると言って揉めたことを非常に気にしていて謝ってきました。もしかしたら、私がキツイ言い方をしてしまったせいでその男子の中学校の思い出に少しでも影を作ってしまったのなら、本当に申し訳ないと思います。意図していなくてもトラブルを招く発言をしてしまう自分に、この時は本当に嫌気がさしていました。





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