コロナウイルスの影響で、テレワークや、車を使っての通勤をしているのですが、
緊急事態宣言が出される直前にJR西日本の定期券を買ってしまっていました。

しかも、その定期券を使ったのが1日分だけ。。。。
これは払い戻さねば。


と昨日(2020年5月12日) JR西日本の「緊急事態宣言に伴う定期券の払い戻し」に行ってきました。

たぶんちょっと、ややこしいパターンの払い戻しをしてきましたので参考になればと書きます。

なお、定期券の払い戻しには払い戻したい定期券 現物運転免許証などの本人確認書類が必要です。

状況

(1) クレジットカード決済で定期券を買っている。
※購入時に利用したクレジットカードがあると手続きがスムーズです。

(2) 2区間分割購入のICOCA定期券。

  ※分割購入については → https://www.jr-odekake.net/icoca/purchase/icoca_teiki.html
「定期券を2枚併用してご利用の場合」を参照。

(3) 2区間の内訳は 法隆寺~志紀・志紀~JR難波
   定期代としては両区間とも 18,800円で合計 37,600円

(4) 2020年4月6日~2020年7月5日 3ヶ月定期

(5) 2020年4月6日に利用したのが最終利用。

(6) ICOCA自体はそのまま持っておきたいので払い戻ししない。

このような状態の定期券となっています。

定期券サンプル


緊急事態宣言に伴う定期券の払い戻し


今回の「緊急事態宣言に伴う定期券の払い戻し」の特別なルールですが、

特例によりその払いもどしのお申し出日に関わらず、
4月7日以降の最終使用日をお申し出日とみなして、
弊社の規定により計算した額(3ページ目の「定期券の計算方法」参照)を
払いもどしいたします(220円の手数料がかかります)。

(1)緊急事態宣言に伴う外出自粛を事由とする払いもどし
(2)緊急事態措置期間(解除された日も含む)を有効期間に含む定期券

なお、この取扱いは緊急事態措置の終了日の翌日から1年以内であれば
お受けいただくことが可能です。
次に定期乗車券を購入される予定があるお客様はその際に駅窓口にお申し出ください。

となっています。これに加えて以下のルールも適用されます。

有効開始日から7日以内の取り扱い

有効開始日から7日以内に限り、
発売額からすでに経過した日数分の往復普通運賃と手数料220円を差し引いた残額を払いもどしいたします。

計算例:2020年2月25日から1カ月有効の大阪⇔高槻(JR京都線経由)
通学定期券[高校生]の場合⇒2/28に払いもどし申し出があった場合、
発売額から既に使用した4日間分の往復普通運賃と手数料220円を差し引いた額を
払いもどし⇒5,450円(発売額)-(520円(往復普通運賃)×4日)-220円(手数料)=3,150円払いもどし

※詳しくは https://www.jr-odekake.net/pdf/corona_teiki.pdf を見てください。


で、いくら払い戻されるかの計算です。


払い戻し計算 方法


(1) 手数料

通常は 220円となっていますが、2区間分割購入の ICOCA定期券では
2枚の定期券と同じ扱いとなっているので、220円×2 = 440円かかります。

(2) お申し出日

通常は、申し出日(2020年5月12日)で起算して計算し、
1か月未満の日数は1か月使用したものとして計算されますので、

※詳しくは https://www.jr-odekake.net/railroad/ticket/guide/payback/payback_after.html

2020/4/6~2020/5/12 使用 → 2020/4/6~2020/6/5 まで使用済み。
払い戻し対象は 2020/6/6~2020/7/5 の1か月のみ。

となるのですが、

特例によりその払いもどしのお申し出日に関わらず、
4月7日以降の最終使用日をお申し出日とみなして、

とか書かれています。

最終使用日は2020年4月6日ですので、2020年4月7日以降には使用していません。
この場合は、どうなるのでしょうか?

この場合は、2020年4月7日が最終使用日となるようです。

ですので、申し出日は 2020年4月7日となります。


(3) 有効開始日から7日以内の取り扱い

申し出日が2020年4月7日になったので、以下の条件が当てはまります。

有効開始日から7日以内に限り、
発売額からすでに経過した日数分の往復普通運賃と手数料220円を差し引いた残額を払いもどしいたします。

そして、「すでに経過した日数」は 4月6日と4月7日の「2日」となります。
2日間分の往復普通運賃が引かれます。

2日間分の往復普通運賃もまた、分割が適用されます。

法隆寺⇔志紀 440円(往復普通運賃)×2日 = 880円
志紀⇔JR難波 440円(往復普通運賃)×2日 = 880円

払い戻し金額は?


 で、最終的な払い戻し金額は以下の通りです。

 37,600円(定期代) - 440円(手数料) - 880円(経過日数分運賃) - 880円(経過日数分運賃) = 35,400円


 払い戻し手数料の扱い

 払い戻し手数料は、今回の払い戻しに関する手数料としてJR西日本に支払うものなので、
 支払いとしてクレジットカード決済します。

 ですので、実際に払い戻しされる金額は 35,400円 + 440円 = 35,840円 となります。

払戻計算書

クレジットカードご利用票


以上です。




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