コミュニケーションの問題というか、その人の考え方の問題というか、一般的にも疑問に思う時があるのですが、復縁相談などを聞いていると特に疑問に感じる事が多いので例え話も提示しながら一つ書いてみたいと思います。
自分に問題があって、もしくは自分に落ち度があって、謝罪の意思や反省の意思を見せている時の会話の最後が自分の願望もしくは自分の都合で終わる、という形になる人に疑問を感じるのです。
例えば買取店などでスマホ、PC、タブレットなどデータのリセットが必要な買取があります。この場合買取に関する書類とデータ消去に同意する書類の両方を買取希望のお客様に書いて頂く必要があります。
もしここで買取店がお客様に対してデータ消去に同意する書類への記入を忘れてしまった場合どうなるでしょうか?
書類は必要なのでお客様に連絡をして書類に記入抜けがあった事を謝罪してお客様の都合を聞いて記入のお願いをするという形になると思います。
この場合の連絡は「大変申し訳ございません。弊社でご記入頂かなければ書類に署名頂くのを忘れてしまいましてお手数をおかけしてしまうのですが、ご記入ご都合のよろしい日時や方法などはございますか?」という形になると思います。
最終的には店側としては基本的に再来店して記入していただきたいという話になる訳ですが、記入が抜けているので再来店してください、とは言いづらい訳です。
これを「大変申し訳ございません。弊社でご記入頂かなければ書類に署名頂くのを忘れてしまいましてお手数をおかけしてしまうのですが、もう一度ご来店ください」と言ってしまうって謝罪の気持ちを感じなくなります。
同じ事で復縁したい人がよく言うのが「自分の悪い部分が分かったから変わる。変わるから見ていてね。」というようなセリフです。
反省するのも変わるのも自由ですが、何故見る事を押し付けるのでしょうか?
この場合「自分の悪い部分が分かったから変わる。だからって復縁を押し付ける訳じゃないけどその自分(私)の本気の意思だけは分かってくれると嬉しい。」という形になるはずなのです。
反省や謝罪って結局態度と言葉です。
そう考えた時にセリフに態度も出てしまう事に気付くべきです。
どれだけ言葉を並べたとしても最終的な部分で自己都合を押し付けてくるって態度が伴っていないのです。
そうなると反省や謝罪の言葉も信用に値しないとなります。
特に復縁の場合にこういった形にしてしまうと復縁の為に反省している、謝罪しているとなり、悪い事をしたから反省している、謝罪している、とならなくなってしまいます。
誰かに反省や謝罪の意思を伝えようとする場合にその文言の最終的な終わり方に気を付けていない人が多いので反省や謝罪が相手に伝わっていない人が多いと感じます。
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