長崎県諫早おくむらクリニック（整形外科・形成外科・美容皮膚科）のブログ

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25Mar
- 落ちこぼれ女医がなぜ講演までする美容診療医になったのか　その１０
  私は今６０歳です。同年代の方は昔お風呂はどうされていましたか。沸かしていましたか。それとも蛇口からお湯が出ていましたか。私が小学校に入る前に父は本明川近くの仮医院より現在の場所に奥村整形外科を開業しました。その際、医院の敷地にはボイラー室という場所がありここでお湯を沸かしていました。ボイラー室の電源は母が管理しており、毎朝患者さんの食事を準備する午前６時前には点けて患者さんが消灯する午後９時ごろには切っていました。ということは、夜９時を過ぎるとお湯が出なくなります。そのころ、私は夜お風呂に入りたくてもぬるいし、職員さんと一緒のお風呂でしたから入るタイミングを逸すると入れないこともありました。また、朝からはお湯が出ましたので朝からの入浴（シャワー浴）は可能でした。小学生の頃ホームステイしたアメリカでは、浴槽につかる入浴をする習慣がなく、いつもシャワー浴でしたので、それでもいいんだと思うようになりました。中学校の頃には、ニキビがかなりひどくなりました。父も母も帰ってきたら必ず顔を洗うようにと私に言ってきましたし、私も家に帰ったら顔を洗うものだと思っていましたので自然に洗面所に向かうようになりました。また、今もですがかなりのくせ毛でしたので夜お風呂に入っても朝からもう一度髪を水とドライヤーでセットする必要がありましたから、朝から入浴するのが普通になりました。小さい頃に着いた習慣は一人暮らしを始めた大人になっても変わらず、もちろん結婚して家族ができても変わりません。自宅に帰るとすぐ洗顔をする。おふろに入るのは朝から。ただし、汗をかいたときは入浴しますので、夏は１日３回お風呂に入ることもあります。もともと汗かきでしたので、朝から洋服を着る際に洗っている体に着たいと思っていますので、夜入浴しても朝からシャワー浴は必ず行います。仕事柄患者さんに接するとき、体臭も嫌ですので、朝からシャワー浴をするのは歯磨きをするのと同じです。ということで、かなりの方と日常生活に差がありました。でもこれがひいては健康的な肌を作るもとになったと感謝しています。入浴は汚れを落とすものでもありますが、自分の皮脂を落とす場所でもあります。次はどうしてそう思ったのかをお伝えしたいと思います。
  2024-03-25 01:34:23
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16Mar
- 落ちこぼれ女医がなぜ講演までする美容診療医になったのか　その９
  皆さん、コールドクリームってご存じですか。若いお嬢さんは知らないかも。私にとって母というより、祖母のイメージですが。メイク落としにはコールドクリームというものを使用していました。平成の時代になってウオッシャブルコールドクリームというものが出てきたのでそちらをご存じの方もいらっやると思います。コールドクリーム｜製品情報｜POND'S（ポンズ）POND'S(ポンズ)の公式ウェブサイト。POND'S(ポンズ)の商品をクリームクレンジング、クリーミークレンジング、オイルクレンジング、洗顔フォーム、スキンケアの剤型からお選びいただけます。www.ponds.jpこのコールドクリームはもともとふき取るものでしたが、洗えるメイク落としができたのです。その後はふき取るメイク落とし、お風呂で落とせるメイク落としが出てきました。また最近ではメイク落としと洗顔が一緒になっていますというものも出てきています。たまに、肌が敏感だから、メイク落としと洗顔が一緒になったものを使用していますという方いらっしゃいます。またお風呂で洗った方が汚れがよく落ちると思って、入浴中に使用していますという方もいらっしゃいます。皆さんのお肌はデリケートです。例えば、上等のカシミアのセーターをご自宅で洗う時、漂白剤と洗浄剤が一緒になった汚れ落ちがいいものを使用しますか。お風呂で洗った方が汚れが落ちるから、お風呂で何度も洗いますか。例えがセーターということではわかりにくいかもしれません。でもなぜセーターをお風呂で洗わないのか。それはウールの中にある油分を流してしまいますよね。また絡みやすくなります。そして縮みます。ウール洗いの温度はなぜ30℃？ウール洗いは、洗いから濯ぎまで30℃の水温を保つのが上手に仕上げるコツです。何故、冷水でや熱いお湯ではない「30℃のぬるま湯」なのでしょうか。何故、最初から最www.live-science.com次の『その１０』ではなぜ入浴中のクレンジングと洗顔が良くないのかをお話していこうかと思います。先日訪れたホテルのフロントにて
  2024-03-16 05:07:33
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- 落ちこぼれ女医がなぜ講演までする美容診療医になったのか　その８
  前回よりかなり時間がたってしまいました。その７では、私は手術が好きで、縫合が好きというお話をしました。ありがたいことに当院で手術を受けられた患者さんからは『先生に手術してもらって傷も残っていません』とよく言われますが、傷跡は必ず残りますとお伝えしています。その傷跡がほとんど目立たなくなっているだけです。手術を好きであればあるほど、傷跡をいかに目立たなくするかということを考えるようになりました。あるとき二人の女性に対して、同日、同年齢、ほぼ同じ場所、同じような手術を行ったことがあります。手術の際には、いつも同じではなく、各々の症例に応じて縫合の方法を変えていますので、同日に同じというのは珍しいです。実はこのお二人には大きな差がありました。それは日ごろのスキンケアです。外科医が同じ手術を行っても、手術の結果が違う場合の要因は手術を受ける側にあります。例えばおなかの手術をする場合などは、感染していない方が感染している人より傷跡がきれいになるというのは皆さんお判りなのですが、皮膚特に顔の皮膚に関しては皆さん同じと思われている方が多いのです。たまに私は年を取っているから治りが悪いといわれる方いらっしゃいます。骨の場合は、そういうこともありますが皮膚に関してはあまり年齢の差はありません。逆に高齢の方の方が傷跡が目立たず、思春期の子供さんの方が傷跡が目立つこともあります。つまりは年齢などより皮膚のコンディションが問題です。ではこのお二人の女性はどういう違いがあったか。お一人目は当院に2年以上受診していただき、私がお伝えするスキンケアを守っていただいているので、肌の状態が良い方です。この方は抜糸後受診の際には傷跡がどこ？というぐらい目立ちませんでした。もう一人は当院に受診されたのは手術希望で、本来ならば術前にスキンケアのお話をして改善したころに手術をするのですが、たまたまキャンセル待ちではやめに手術をされました。お二人目は抜糸後再診時、傷が赤く周囲の皮膚も赤くなっていました。私がスキンケアを強く皆さんにお伝えし始めた理由は実はここでした。術後の傷跡がキレイになってほしい。ひいては美容診療もきれいに終わってほしいと思うようになりました。続きはその９で。
  2024-03-16 04:24:06
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  医療
09Jan
- 落ちこぼれ女医がなぜ講演までする美容診療医になったのか　その７
  ２０２４年を迎えました。今年は年始早々、石川県の地震や羽田の事故など悲しいことがおこり、どうしてもおめでとうございますと言えない気持ちでした。このシリーズもちゃんと書こうと思いながら年を越してしまいました。ではその７でお話していきます。ありがたいことに年末、年始はずっと手術を行っています。私は手術をしたくて形成外科医になりましたので、素晴らしい年越しです。私は顔の骨切の手術ができるわけでもありませんし、マイクロサージャリーができるわけでもありません。でも目指したのは誰でもできることを誰にも負けないくらい努力して、きれいな傷に仕上げるということです。これは家事と同じで、趙有名料理店のシェフや板前さんにはなれなくても、家族を喜ばせる母、妻として料理を作る。それが誰にも負けないくらい努力をすればいいと思っています。それが患者さんに伝わるまではそれほど時間がかからなかったように思います。当院では、現在手術の待ち時間は約半年です。以前は１年近くお待たせしておりましたので、だいぶ短縮できてはいます。これは毎日手術を行う手術日を多く作ったことで短縮したと思います。医師になりたての人でもできることですが、医師になって３５年間ひたすら縫合しています。それでもどうすればもっときれいになるのかを考えています。新婚の奥様と、孫がいてもおかしくないお母さんとの差と考えていただければいいかなと思います。数年前に手術した方が、再度申し込んでいただくと嬉しいです。そして、手術をするにあたり実は患者さんの皮膚を変えることこそ、傷跡をきれいにすると気づいたのです。続きはその８で。クリニックの庭から　玄関が明るくなりました。
  2024-01-09 09:22:50
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19Dec
- 嬉しい
  目から鱗でした。やっとここに来れました。本当はもっと早く来たかったんだけど待てずに近くの病院に行ってしまいました。この日を待ってました。なんて言ってもらって医師冥利です。この言葉が聞きたいから､YouTubeもInstagramライブもしません。だって一対一を大事にしたいから。その一言が聞けなくなるから。その人々でライフスタイルも違う。昨日来られた方は2年間Instagramフォローしていたけど近くのクリニックに行って美容診療して。『私､してはいけないこと、やってたんですね。』『あなたが悪いのではなく､今まで教えてもらえなかっただけです。』とお伝えしました。新患さん、ワクワクする。どんな話聞けるんだろう。今後キャンセルなどで空き枠が出たらLINE､アプリ､出来ればInstagramなどで細かくお知らせしたいと思っております。よろしくお願いいたします。
  2023-12-19 15:05:54
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  日々の出来事
29Nov
- 落ちこぼれ女医がなぜ講演までする美容診療医になったのか　その6
  美容外科への勤務経験が無く自分で勉強して治療を行うのはそれなりに大変だったかもしれません。でも無我夢中でした。いい加減な治療で患者さんからお支払いいただくのはもちろんできません。そのためには優秀な指導してくださる先生を探さなければならないのです。今のようにオンラインで講演を聴けるわけではありません。もちろん長崎や福岡でも聴けません。東京の学会､大阪の学会。ちょっとの時間の出席になってもとにかく行きました。そのうち講演をしてくださる先生ともお話しできるようになりました。数年かかりました。まずは自分の仕事の未熟さが恥ずかしくてセミナーや学会に出るのがやっとでした。もちろん知人もいません。ある年の美容外科学会が関西であった時､毎日の仕事に追われて､飛行機の予約をしようとした時には満席で行かなかったことがありました。それからとにかく飛行機､宿の予約は早く取るようになりました。つまり努力して頑張らないと勉強出来ない､診療出来ないのです。この原動力は、地方でも東京や関西とおなじ治療を受けていただきたいとい私の気持ちです。実は地方だと、患者さんに内容をはっきり知らせず治療を行う医師もいます。皆様はボツリヌストキシンとボトックスの違いはご存じですか。ボトックスは商標です。ボツリヌストキシンは一般名です。つまり、ボトックスと名乗れるのは、グラクソスミスクライン社のボトックスと、アラガンのボトックスビスタです。それ以外の治療の際にはボツリヌストキシン製剤というべきです。ヒアルロン酸治療の際に、同意書がなかった、危険なことを教えてもらわなかった。そもそも製剤の名前も教えてもらっていないなど。いまだにあるんです。これじゃダメでしょう。
  2023-11-29 09:09:45
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27Nov
- リブログ記事落ちこぼれ女医がなぜ講演までする美容診療医になったのか　その5
  久しぶりの続きです。ちょっと原稿書きがあってなかなかこちらの更新ができませんでした。ごめんなさい。今までの話から気づいてくださった方いらっしゃると思いますが､私が所属していた長崎大学形成外科では美容診療は行っていませんでした。その頃はどこの国立大学も診療は保険でという決まりがありましたからしょうがなかったと思います。もし美容外科の診療をしたいのであればいったん大学医局を辞めて美容外科へ行けば勉強出来ます。私は大学卒後2年間研修医として仕事したあと4年間大学院に進み、その間結婚して長男を産みました。まあ、このまま臨床医として過ごせば幸せと思っていました。だから大学で仕事をしたり､実家である奥村整形外科で形成外科診療をやっていてもそれなりに楽しくやっていました。でも通院してくださる方から『ここではシミは取れませんか？シワが気になるんですけど』とご相談いただくことが増えました。また〇〇美容外科で治療したけど上手くいかなかった。この治療を受けに東京まで行っています。福岡まで行ってきました。今のように新幹線が走っているわけでもない時代でしたので､それは相当の費用がかかるだろうと思いました。東京と同じ治療が､福岡まで行かなくても諫早で治療が受けられないかと考えるようになりました。それが私が美容診療を始めたきっかけです。もうすぐクリスマス
  2023-11-27 13:23:00
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06Nov
- 落ちこぼれ女医がなぜ講演までする美容診療医になったのか　その4
  最近はあまり参加していませんが､大学の医局には同門会というものがあります。長崎大学形成外科で学んだ人はこの同門会の集まりに参加するのです。今、私が発表している学会は美容外科学会､美容皮膚科学会です。美容外科学会JSAPSは形成外科医として専門性を持った医師が学ぶ会として進んでいきたいと考えられています。ですので多くの形成外科教授が理事や評議員を務められています。長崎大学形成外科の先生方でも美容診療をされている先生はいらっしゃいますますが､同門会が土曜日ということもあり、その勉強会にはほとんど出られていません。先日美容外科の大先輩であるA先生から『奥村ちゃんが､美容で色々発表したり頑張っていること､同門会の人は知らんやろ。どこのおばさんって思ってるんじゃ無い？』と言われました。おっしゃる通り。同門会に行っても若い先生は『この人誰？』と思われています。まあ、みなさん美容の学会には参加されていないからしょうがないのですが😅。私は美容だけではなく､保険診療も行ってますので､その分野も勉強しなければならないので､形成外科学会にも参加しますが、後輩とわかる先生にもなかなか会わなくなりました。ちょっとアウェイ感です。先日佐賀県太良町で初めて蟹ちゃんぽんを食べました。美味しかったです。諫早からはすぐですもんね。また行きたい😊
  2023-11-06 22:55:39
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31Oct
- 落ちこぼれ女医がなぜ講演までする美容診療医になったのか　その3
  私たちの卒業の頃は、女医として卒業した場合半分は結婚して、半分は結婚しないという風に言われていました。各学年ともおおよそそんな感じでした。今は、三分の１が結婚、三分の１が未婚、三分の１が離婚だそうな。いろいろありますね。長崎大学医学部では、あからさまに女医はいりませんといわれていた診療科もありました。泌尿器科、耳鼻咽喉科、第１外科など周知の事実なので、名前は出してもいいと思います。私が卒業する際に『今年から当科も女医をとることにした。』と第２外科の講師の先生が発言され大ニュースになりました。それは『え？そんなこと言ってるの？』ではなく『なんと外科の一つが女医に門戸を開いた！』というものです。私が卒業した平成元年はそんな時代です。入局した私たちには当直バイトというものが回ってきました。その際、『女医お断り』という病院もありました。また、大学院の頃は大学からのお給料はないので無収入にも関わらず回ってくるバイトはマクドナルドの時給より少なく、これが奥さんがいる男性医師だったら、回っては来ないだろうと思いました。さすがに暮らしていないので、そのころの医局長に泣きついたのを覚えています。そのころの先輩医師からは『女医さんは男性医師と同じくらい働いても低くみられるから、もっと頑張って働いてね』といわれ、人が嫌がる仕事も率先して引き受けましたが、さすがにへとへとでした。内科で軽やかに歩いている同級生をみると、なぜ私は外科に来てしまったのだろうとちょっと思ったこともありました。でもそもそも内科医になる自信はありませんでしたし、形成外科という学問はとても好きでした。写真は友人が還暦記念にお揃いで作ってくれたスワロフスキーのアクセサリー。
  2023-10-31 09:32:43
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- 落ちこぼれ女医がなぜ講演までする美容診療医になったのか　その2
  形成外科では、新しい方法を世に発表していく人がのし上がっていく世界です。外科系はそうですが、特に形成外科ではその傾向があります。隣の指から皮膚をとって、移植する、皮膚を回転させるなどなど。指先の欠損部にほかのところから皮膚を持ってくるなど。様々な方法が今まで発表されています。もちろん昔からある方法も大事にされています。昔から教科書に載っている方法こそ一番良い方法とされています。新しい方法が教科書に載ればそれはスタンダードになる。実は私が落ちこぼれと思っているのには、きちんと真皮縫合をかける医師ではなかったということにあります。まだ医師として６年ぐらいのとき、ある手術をベテランの先生とするときがありました。瘢痕を切除して縫い直す方法です。そのころ一般的には皮膚の両端を引き寄せて盛り上げて縫うのが一番きれいになる。なおかつ、その時に真皮縫合という皮膚の裏から縫う方法をいかに強くするかというのがその先生のテクニックと考えられていました。もちろん一緒に手術をした先生はぐっと真皮縫合をかけて、皮膚から１センチ近く縫合部を盛り上げていらっしゃいました。ところが、私はそれがどうしても自分の中で、テクニック的にも少ない経験の中でもできなくて。皮膚の下の皮下組織を寄せてあまり緊張がなくなればそれでOK.そこを表を縫う糸で、緊張がかからないように縫合していました。実は今でも同じように縫います。以前教えていただいた一人の先生が、そのような縫合をする先生がいらして、きれいだなと思ったので、そのように縫合するようになりました。この方法を６年目の医者が独断でするということは『それはダメな縫合だね』もしくは『下手だね』といわれるのではないかと思います。案の定、縫合の状態を見た先生は、そこにいた看護師さんにその旨いわれていたそうです。私は後で看護師さんに聞きました。要は『奥村は下手な医師』とレッテルが張られたのです。でもどうしても、真皮縫合をしっかりかけるより、かけなくてもいい縫合部を作りたいと思っていました。最近、瘢痕（傷跡）に糸の痕がつくのは真皮縫合が原因ではないかといわれるようになりました。落ちこぼれの私はこれを聞いてちょっとホッとしました。東京駅の夜景　大好きです。
  2023-10-31 08:53:10
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30Oct
- 落ちこぼれ女医がなぜ講演までする美容診療医になったのか　その１
  今年還暦を迎え、いろいろ考えることがありました。といってもそれほど大げさではありませんが。私はそもそも長崎大学形成外科医局では、優秀ではありません。はっきり言って落ちこぼれ。2軍から3軍というメンバーです。つまりいつ戦力外になってもおかしくない立場です。大学の医局というところは①大学教員　将来教授になれるかも。②関連病院部長③研究機関に出て研究者になる。このあたりだとエリートコースでしょう。②の関連病院も、部下がたくさんいる病院は会社で考えても出世コースですね。私が医師になった1989年平成元年はまだ女性が医師になっても長続きしない。女医は産休を取るから、派遣しても相手先の病院が困るといわれていた時代です。結婚相手の状況なんて考慮していたら、医局は派遣できないから。単身赴任が当たり前でした。そんな中、私は卒後3年目には結婚したいと思っていましたから、これで遠方に派遣されたらまずは一緒には暮らせないし。どうしたもんかと悩んでおりました。そこで、大学院に行けばまず4年間は大学にいられるという甘ーい考えで、大学院進学を選びました。これについては後ほどゆっくり。本来、数が力の医師の世界ですので、わがままは許されない。医局員は兵隊です。特に外科系は完全な徒弟制度ですので、本来ならば絶対ダメなのですが、私の学年は通常3～4名のところ7名入局して将来、医師を続けるかどうかわからん女医は、研究でもしていてくれて、困った時のバイトに入ってくれれば好都合と上の先生方は考えられたのではないかと思います。
  2023-10-30 08:34:34
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14Jul
- 一般外来日につきまして　形成外科
  一般外来日は、予約はとれますが予約がなくても受診していただける日です。予約枠には限りがあります。もちろん予約優先制ですので、予約がなくても受診いただけます。この日にはレビューの撮影を行っておりませんので、お一人にかかるお時間が減り待ち時間はかなり減っております。以前は２～３時間待ちだったのが長くて１時間、ほとんど待たなくて良い方もいらっしゃいます。多くの方にメリットがありますので、当方としては、この方法をしばらく継続していく予定です。中には日程が合わずに受診ができないとおっしゃる方いらっしゃいますが、どうぞご理解いただきますよう、よろしくお願いいたします。なお、予約がとれる方でも予約枠には限りがありますので、なるべく早めのご予約をお勧めします。
  2023-07-14 02:30:51
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- 久しぶりの投稿です。　手術について形成外科
  しっかりした文章でのご案内は久しぶりになります。ここ数か月、試行錯誤している形成外科の外来システムです。この一つの原因は手術があります。実は私自身今年4月に還暦を迎え、手術予約を終了する予定にしておりましたが、変わらなく希望の方がいらっしゃること、他院ではなかなか手術をしてもらえない、もしくは形成外科医である私からすると、どうしてそんなことと思える手術を受けられている方が多くいらっしゃることから、延期しました。いつかは辞めるとは思いますが、もうしばらく続けます。ということで、手術なのですが。手術自体は３０年以上行っていますので、好きですし楽しいです。１日中手術の時は、ホームグランドにいるようでうれしいです。ところが、手術をする際には術前検査の採血、術後の処置、抜糸、抜糸後再診など毎日処置で通わないにしても手術以外に５回は受診が必要になります。おまけに今待ち時間はやっと１年から半年に短縮したところです。今手術ご予約いただきますとキャンセル待ちが出ない限りは年末か年始になります。つまり来年の予定は今たてないといけない状況です。今年になって、美容診療にかかわる方、スキンケアで通われる方の予約を多くとれるようにしました。また予約なしの方の診療が早く終わるように予約なしの週ではレビュー撮影をしないようにしました。ところが手術の方のご予約がアトランダムに入ると、ほかのご予約ができないのです。来年からは術前検査の日程、術後の処置の時間はこちらで指定させていただくことになります。現在のように手術の空き時間で診察すると十分な説明ができないからです。午前中の手術は２例から１例に減らします。今年の９月からは減らしています手術日は１日増えます。手術に関してはなるべく手術週で行うことになります。来年から形成外科は月の１週目が手術週２週目は一般週３週目は祝日等のこともありますので、調整で一般もしくは予約週（美容週）４週目は予約週（美容週）となります。よろしくお願いいたします。
  2023-07-14 00:32:29
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02May
- 頑張る人を応援したい
  最近、美容診療をしたい、ひふ活で肌がきれいになってうれしい。頑張っています。こういう方が増えました。実はトラネキサム酸の処方ができなくなって半年以上。トラネキサム酸を飲んでいたころより肌の状態が良くなった方が増えました。これは自分にしっかり向き合うようになられたからだと思います。皮膚炎を治すために出していたトラネキサム酸です。皮膚炎が起こるようなことをしている方にトラネキサム酸を処方するのはいかがなものかと最近思うようになりました。だから自分で頑張っている方に、少しでもお時間を作りたいとも思っています。美容週を今まで以上に増やしてそういう方の診察時間を増やしていきます。どうぞご利用ください。
  2023-05-02 02:50:45
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10Apr
- リブログ記事”NEWマシーン登場！！”
  今日１日で、ご予約のお電話がかなりかかっているそうです。ほんとこのマシンにしてよかった！ぜひ一度試してみてください。これは、レーザーなどを使用するわけではないので、クリニックの診察は不要です。エステだけど、エステを超えるクオリティこれがメディカルエステベルがお送りするお手入れのコンセプトです。
  2023-04-10 08:23:07
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  美容＆メディカルエステ
29Mar
- 2023年10月諫早市高校生世代福祉医療費支給事業が始まります。2023年4月1日...
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  2023-03-29 09:09:39
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27Mar
- 重要　駐車場と館内入室制限につきまして
  当院は整形外科と形成外科、美容皮膚科、美容外科を標榜しております。現在、このSNS以外には広告は出しておりません。皆様、ご友人から勧められたなどの理由で受診してくださいます。大変ありがたく思っております。また形成外科では、事故防止の観点と待ち時間等を少しでも減らす目的で、一般週、手術週、美容週と分けて、目的別の患者さんが来院していただけるようにしております。一般週の方はおおよそ１か月後には一般週となりますので、定期的な処方も問題なく行えると思います。私（副院長　形成外科専門医）は、なぜそのような症状になるのかを最初の診察でご説明しておりますので、シミにしても肌荒れにしても症状がなくなれば卒業できる方はたくさんいらっしゃいます。土曜日は多くの方が受診ご希望ですので、あえて予約を少なくして、皆様を制限をかけることなく受診していただきたいと考えておりました。ところが３月に入りまして、受診希望の患者さんが爆発的に増えており、受診のご予約となると１か月待ち。それでは困るので予約なしで受診します、土曜日に受診しますという方が増えました。３月１８日土曜日、診療前の午前９時前の時点で満車となりました。実はメディカルエステベルのご予約の方が車を停められないという事態になりました。それだけではありません。最近は受診の方が院内にあふれ、整形外科の患者さんで足が不自由な方、ご高齢の方が座れず、立っていなければならないという状況です。このように受診される方を皆様館内にご案内するのが現実無理であるという結論に達しました。整形外科、形成外科、美容外科（ご予約の方）の各々に人数の制限をかけて館内にご案内することを検討しております。コロナとは関係ありません。体に支障がある方が問題なく待てる待合室をご提供する責任があります。また付き添いにつきましては、受診される方お一人につきお一人のみです。つまり、子供さんの場合、ご兄弟を連れてきていただいても入れません。患者さんご本人以外に入れるのは保護者の方のみです。乳児（抱っこなどできる）の方は一人とはカウントしません。お連れになって結構です。お母さまが受診される際の子供さんの付き添いの場合、その子供さんを見てあげるスタッフの余裕はございませんのでご了承ください。おそらく、次年度の２０２３年４月１日には皆様に新しいご案内をできると思います。よろしくお願いいたします。3月27日　諫早公園にて
  2023-03-27 09:46:07
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  日々の出来事
25Mar
- 重要️ 駐車場につきまして当院はご存じのように大変不便なところにあります。佐世保､長...
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  2023-03-25 07:18:59
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24Mar
- メディカルエステ　ベルにセルドライブプロが入りました。長崎県では初めてです。これから...
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  2023-03-24 09:16:52
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22Mar
- 今日は月一回のカンファレンスみんなの楽しみはこのお弁当です。これは私の友人夫婦のお店『...
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  2023-03-22 09:49:10
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