たまたま見掛けたニュースで

サウナに入って、水風呂に入る

というのを見ました


カラダを、

せっかく温めたのに、

水風呂に入ってしまうと

カラダは、

冷えてしまいます


[掻いた汗を拭かない]という行為 事態が

【汗の内攻】を起こします


【汗の内攻】というのは、

再度 せっかく掻いた汗を体内に戻って

体の不具合を起こす原因になるからです

(体の中の要らないモノ、老廃物や細菌が含まれます)


カラダというは、

温めることはあっても

冷やすように出来ていないのです


もちろん

火傷や強い打撲で腫れがあった場合などは

冷やすという行為は ありますが…

これは例外です


それ以外は 冷やしてはダメですよ!


どういう理論なのかは分かりませんが

巷では ウケているようですね


長湯もできれば避けてほしいですね!


というのは、

(ぬる)めのお湯に長時間浸かると

カラダが弛みすぎて[たるんで]しまいます


疲れてこわばったカラダが[弛む]のは

良いことですが、“たるむ” のは頂けません


[弛む]から

[引き締め(ま)る]ことはできます


“たるむ”のは、

完全に力が抜けてしまい

引き締め(ま)ることが出来なくなるからです

いわゆる、張りがなくなるということ


ですが、

長湯によるカラダが[たるむ]ことで

カラダに活力が失われます


特に

血管は弾力がなくなり

[たるんで]しまうと

脳溢血や脳梗塞を引き起こしやすい

カラダをつくってしまいます


けれど

脳溢血の後遺症で麻痺がある方などは、

湯治のような長湯は治療になりますけれど、

脳溢血の予防にはなり得ません


☆☆☆

整体でいう入浴というのは、

[カラダを洗う]というより

お湯に浸かって【温まる】ことが大切なのです


【温まる】というのは、

その

[お湯の温度の変化をカラダの刺激として使う]

こと、

お風呂に入る行為そのものが

健康に活かされるというものです


入浴の適温というのは

人それぞれで

季節によって適温は変わりますが、

整体では[42度]を基準としています


この[42度]というお湯の温度は、

大人にとって[熱い]と[ぬるい]の境目

であり、

この[42度]を超えると

大体 [熱い]と感じます


ですが、

体の弱い人、体が過敏な人、子どもたちは、

40度でも熱く感じます


子供の平均の適温は、

おおよそ38度〜39度くらい


赤ちゃんの産湯は、

母親の胎内が37度〜37.5度程なので、

それくらいのお湯の熱さから始めて、

39度ぐらいまでの間で終えるといいのです


赤ちゃんがお風呂に入って泣くのは、

お湯の温度が高すぎて泣く場合が多いため

親御さんが配慮するのが注意点ですね


赤ちゃんの場合

お湯の温度が39度であれば

体脂も落ちますが

元々 赤ちゃんについた脂肪(体脂)は

体を守る役割を果たしているので

いきなり全部落としてしまわず

一週間くらいかけてゆっくり奇麗にする方が

肌への刺激が少なくなります

☆☆☆


昔から【冷えは万病の元】と

何度も書いていますが

侮ってはいけませんよ


体が冷えることで

様々な病気を引き寄せてしまいますから…