私達は、

長年にわたり多くの間違いを

刷り込まれていると考えます


それは野口晴哉先生の整体を知る前は

当たり前だと思っていた事が

実は当たり前ではなく

体の作用を無視したことにより

その体が壊れていく現状を

日々 感じているからです


世の中には

多くの難病・奇病・流行り病が溢れています


意味不明な病名も沢山あります


沢山ある病名と比例するような薬も

多く開発され年月と共にそれらは

薬名を変え、

効用という肩書きを変えながら

私達の身の回りに今も存在しています


私達はその薬の効用に対する

実験体(治験体)ではありません


手を変え品を変え

政府から新薬開発のため

壊れてゆく体を差し出すつもりは

毛頭ありません


人は本能的に、

痛みや異常を感じたときに

無意識にその場所へ手を当てます


それはその個所(かしょ)

氣を集める(注意を集める)ことで

自然の回復力を強く働かせます


動物ならば、傷を舐め

植物ならば、樹液を出して覆います


それと同じことを

人間も本能で知っています


[氣の集中(注)密度]を一点に高め

【輸(愉)(ゆき)】することで

身体の悪い場所が

元の健康な状態に戻るのです


揉んだり、グリグリ力に任せて押すのではなく

[ここ]という個所に

[ここ]という角度を密に取ることで

一点集中(注)して[ここ]へ氣を集め

身体の本来の生命力・体力・回復力へ

働きかけ

その作用を引き出していきます


体は、収縮したり弛んだりしてます


息を吸って吐くことも

手をギュッと握って開くことも

そうです


季節の変わり目そうですよ


[緊張と弛緩]が繰り返されています


体の波も同じような働きにより

私達はそのサイクルの中で生活しています


体の異常を敏感に感じることができる体

その異常を感じられない鈍感な体

では、

大きな差が生まれます


また、

その異常を病気として捉え薬で

症状のみを抑えてしまうことで

本当の原因が有耶無耶になってしまっては

本末転倒です


病気は、

病院の先生が治してくれるわけでも

薬で治るのではなく、

その人が持っている本人の生命力と体力に

掛かっています


体力は、大事ですよ!!


例えば

癌を患って抗がん剤治療を行った場合

「体力が回復したら手術をしましょう」

という医師が言い

あなたの寿命は、○ヶ月です

と言ったとしましょう


抗がん剤で生きる力を奪っているのに

その人の体力に対する寿命が

その○ヶ月に当たるのです


そこまで、

生き延びれないでしょうと言いながら

残酷な宣言をする


体力を維持するのであれば

抗がん剤での治療の選択肢を

なくすべきなのでは?


…と思うのですが、

患者からしてみれば

生きるための最終手段として

[これしかない]と言われれば大抵の方は

それを選ばなければ

死ぬ以外ないと考える方々が多いのでしょう


薬物依存、薬物乱用を禁止する法律は

ありますが、

西洋医学の薬事に対しての規制は?


麻薬や違法薬物に対する規制はあるのに

こちらはないのは、おかしいと思います


薬は、100%副作用があります


何十個の副作用があり、

薬の種類が増えるに

従って[倍、倍]で増えていきます


そして

その副作用がどこに出るのかという

明確な場所も分からない


一人一人違う体であり、

毎日 違う体の状態で有るから…です


副作用という反応が出てしまったなら

後は、受け入れるしかないみたいな

未知の末路を担っているというリスク


ちょっと無責任だと思います

が、

…そのリスクは薬を服用する時点で

暗黙の了解済みになっています


薬のすべてが悪いとは言いませんが、

そのリスクはかなり高確率で溢れています


しかし何かにつけて

「薬を飲めばいいのに…」という言葉を聞く度に

「本当にそれで、大丈夫?」と

逆に心配になってしまう


刷り込みというマインドコントロールを

覆すのは難しいでしょう


けれど

誰かが何処かで

「それは違うよ。他の方法があるんじゃない?」

と気づくことが出来る世の中になってほしい

と思います


自分の体は、自分で管理するのだ

自分の疲れは自分で処理し、

自身の体の病気は自分で経過していくもの

だが、

何かあったら医者に相談せよ、

専門家に相談せよという封建時代の

「寄らしむべし、知らしむべからず」という

考え方から今の衛生教育は、

素人には分からない、

手遅れになるといけないというように

自分の力で治ることを都合のいい形で、

去勢したことにより

専門家(医者)を煩わせ鳴ければ、

丈夫に保てないということを繰り返し

吹き込むことで洗脳していったのです


それが謂わば、

薬を使ったり、予防接種を打たなければ

取り返しがつかないことになるよという

強迫観念めいた圧力で不安に煽られた方が

多く存在いたしました…医術の一つ


人間は、どんなに条件が変わろうとも

それに適応する術を体が持っています



今 [ととのう]という言葉が

巷で流行っています


では、

[ととのう]とは?どういう状態に

なっていることでしょうか?


整体でいう[整った体]は、

健康で元気溌剌な体であり

命の輝きを放っている体です


鳩尾が緩んで、「虚」になっている

鳩尾と臍の間は、虚でも無く実でもない「冲」

丹田と呼ばれる臍下(指幅3本分の所)が「実」で

弾力がしっかりあれば、

上虚下実の状態となっていれば、

健康体と言えます


色々な健康検査をしたとしても

結局 数値だけ診て

ここはいい、あそこは悪いという

単体の良し悪しだけで如何にも

健康、不健康で右往左往するよりかは

遥かに

体の健康状態の交通整理ができるのでは

ないでしょうか


ですから、

流行り言葉の[ととのう]という言葉に対する

意味を深く掘り下げてみるのも

良いかもしれませんね


それで健康寿命が延びるのであれば

良いことだと思います