今日のLAは晴れ。
歳を重ねると年々月日の流れを早く感じますね。
気が付けば今年も残り355日!
あらためて次回動画にもするつもりですが・・・
日本は大丈夫なんでしょうか?
世界に対する競争力が年々落ちてきている気がするんですが・・・
過去にも自分の動画やこのブログでも説明していますが、まず日本のブランド力が著しく落ちている。
昭和時代に築き上げたアジアナンバー1の座も無くなっていることに気が付いているんだろうか?
まあそれは次回あらためて。。。
さて今年も豊洲初競りでしたね。
ここでもやはり日本は大丈夫かと心配にさせられる出来事が・・・
ここ10年ほど異常な高値を付けてきた初セリの1番マグロが、キロ8万円と驚きの安さでおわりましたね。
2番マグロで2万円。
今までが異常だという意見が大多数をしめるのでしょうが、これね・・・やっぱり企業力が弱まってきている証ととらえるのが正解だと思います。
日本はバブル崩壊後、リーマンショックなど様々な要因で企業の弱体化、国際競争力の低下がおきてるんですが、これがパンデミックでもものの見事にやられてしまった感があります。
本来物価は右肩上がりが正常であり、物価が変わらない、または下がるというのは異常な状況なんですよ。
これがまたたちが悪いのは、中にいる人は気が付かないというね・・・
物価が上がらないから給料が上がらない、けど普通に生活できちゃう。
これが長いこと日本は続いているからマヒしちゃってるんだと思います。
物価は上がるもの、それに合わせて給料も上がるもの。
だって昔の給料とか初任給10万円以下とか普通だったわけですよね。
その分、物価も安くラーメンが350円とかで食べれたとか。もっと昔はもっと安かったわけで。
けどこれが日本はこの20年ぐらいほとんど変わってないんですよ。
逆に他の国、例えば自分の住んでいるアメリカのロサンゼルスでは、90年頃に比べると・・・
例えば最低賃金は倍以上!
確か$6.50とか$5.50ぐらいだったと思うんだけど、いまは$15ですよ!
その代わりラーメンは現在$10以下で食べれるところはまずないと思います。
ラーメン+餃子+ビール+チップでおそらく$20以上は払うことになりますよ。
朝マックだって$10はかかりますからね。
これがどうことかというと、日本の良い物や良い人材は日本からどんどんなくなるということです。
そして外資が日本を簡単に植民地化できるということです。
だって海外の方がお金持ってるんだもん。
今日本へ旅行で来ている外国の方のほとんどが、日本や安くて素晴らし国と言うと思いますよ。
高級寿司店でも2万~3万払えば十分ですが、LAやNYで同じレベルのものを食べようとしたら
$500で収まらないでしょ。
だから富裕層は、日本へ食事しに行けちゃうんです。
昔の日本が、お隣の中国や韓国へ買い物ツアーをしていた感覚ですかね。
いまはそれが立場が逆転しているわけです。
今回このマグロのセリの価格を通常に戻ったと思ってしまった人は、世界から取り残され始めていると気が付く時ですよ。
まあ取り残されたとしても、ほかの国に行かなければ自分が貧乏だったと気が付くことはないので問題はないですが。
海外へ行ったら何もかもが高くてビックリすることになるでしょうね。
こちらは今年の豊洲初競りの動画になります↓