今日のLAは晴れ。
東京のオリンピックが終わって早くも8ヶ月以上たちますが、日本ではその後の評価と言うか検証はしてるんでしょうか?
経済効果はどの程度だったのかとか、その後の施設の活用実態はどうなっているのかとか。
オリンピックが終わったとたん、日本では意図的なのか全く触れていない感じがしてるんですが。
無観客という異例の対応をしたことで、実際どの程度の損失がでたのかとか。
税金だって投入されているでしょうから、そのあたりをしっかり知る権利が国民にはあると思うんですが、メディアでその話題を見聞きすることが無いですね。
確か東京五輪では、6つの施設が新規建設されたと思うんですが、その後の利用状況はどうなってるんでしょうね?
いろいろ気になるところですが、2028年に開催が決まっているロサンゼルスでは、すでにメイン会場と共に施設は準備が完了しています。
というのも、28年のオリンピックで使用する施設はすべて既存の施設という事で、新規建設はおこなわないという発表が誘致のプレゼンの時から公にされていました。
そんな無駄な遺産になるようなことが無いようにということのようですが、私はそれは非常に正しい決定だなと思っておりました。
84年のLA五輪では、1932年の最初のオリンピックで建設されたコロシアムを使用しており、オリンピック史上唯一の2度同じ会場を使ったスタジアムとして名をのこしていたのですが、今回もその会場をメイン会場として使用するので、3度目のオリンピックメイン会場となったわけです。
もちろん老朽化が目立つので改修工事はおこなわれましたが、新設するよりははるかに安い費用で工事を終わらせているし、工期も短くすでに稼働しています。
誘致の時にロサンゼルス市が一番気を付けていた部分ですよね。
無駄な箱モノを作らない!
オリンピック後に不必要となるようなインフラ整備をおこなわない!
昨今のオリンピックをみていると、その後放置されてしまう会場や施設があまりにも多いので、そんな無駄なお金を使わないよう計画していたように思います。
結果、新設の施設建設がないことで、会場に関してはあと6年後であるにも関わらず、準備完了となっているわけです。
ちなみに東京都の報告では、恒久施設の6つの施設のうち5つは五輪前から赤字運営の見通しと発表しており、その赤字を補填するために10億円近くを税金から充てるとメディアが報じていましたね。
とりあえず幸いなことに、現時点でLAオリンピックの会場は既存の施設であり、普通に利用されているスタジアムなので負の遺産になる可能性はほぼゼロ%
3回目のメインスタジアムとなるLAメモリアル・コロシアムも、USC(南カリフォルニア大学)のアメフトチームの本拠地として使用されており、他のスタジアムもプロサッカーチームや、アメフトチームが使っている施設や競技場なので、その後の赤字運営がという心配もなさそう。
前置きがメッチャ長くなってしまいましたが、そんなメインスタジアムでもあるLAメモリアル・コロシアムでは、カウントダウンが始まり聖火も点灯したという事を知り、見に行ってきました~~
ついでに空撮もしてきましたので、こちらの動画をご覧ください↓
改修後、座席数は1万席ほど減り収容人数は92,516人となっていますが、それでも東京オリンピックで使用した新しい競技場より3万人ぐらい多いかな。
改修前に僕は、K-1の試合を見に行ったのと(チケットをタダでもらったので)ドジャースの移転50周年記念イベントで開催されたレッドソックス戦を見にいきましたね。
座席の1列が長くて、真ん中あたりに席を取ると大変だったイメージがあります。
まあK-1はそんなに人が入ってなかったので、困ることはありませんでしたが。
もうすでにスポーツイベントなど、コロナ前と大して変わらないような感じになっているので
28年は普通に開催できるんじゃないでしょうか。
これからどんどんLAはオリンピックで盛り上がっていくんでしょうね。
楽しみです。