今日のLAは晴れ。
この話題に触れるのには躊躇もしましたが、やはり日本の報道やネットのコメントを見ていると問題点がずれているなという印象しかないので、海外在住者から見えている視点をシェアさせていただこうと思います。
なにかと統一教会への批判が多いようですが、皆さんは政治家が彼らと手を切ったと言えば満足なのでしょうか?
もしそれで満足だと思われているなら、平和な日本というお花畑でのほほんとしておいてください。
アメリカでは経済的に大成功を収めている企業であり、実はお花畑で暮らしていても無関係ではなくなっているんです。
まず日本の批判的なコメントや記事を見ると、政教分離という言葉を使って話されている人がいますよね。
これね、政教分離の意味が分かって使用しているのかな?
と、疑問に思うんですが・・・
政教分離って、宗教の自由を保障するための物であって、議員が政治団体と関わってはいけないという話ではないんですよ。
もし国が特定の宗教を国教化したりしてしまっては、他の宗教への弾圧がはじまってしまうでしょ。
だから特定の宗教を特別扱いして権力や特権を与えないようにしましょうねっ
ってことなんですよ。
なので人がどんな宗教を信じようが信仰しようが、その自由を保障するためのものなんです。
そして議員は、寄付してくれる大口の団体が求めれば、祝辞やスピーチなど送るのは当たり前なんですよ。
だって数十万票、数百万票を期待できるんだから。
彼らだって当たり前ですが、選挙権ありますからね。
構造としては政治家にとって、経団連や日教組、医師会や農協、漁協と変わらないんですよ。
しかも今回のように安倍元総理を殺害した犯人が逆恨みしていたことで注目されましたが、それまで誰も問題視してなかったでしょ。
そもそも宗教の自由が保障されている世の中で、だれがどんな宗教を選択したって、それは自由なんですよ。
寄付金が多額だとか、壺がどうのだとか、そんなの大きな御世話なんじゃないでしょうか?
話しがそれてしまったので戻しますが、そもそも議員の方が統一教会と手を切ると言ったところで、皆さんの生活に入り込まれていますよって話なんですよ。
はじめにアメリカで成功している企業と書きましたが、彼らは1970年代から水産ビジネスを立ち上げ、今では信者の寄付よりも、壺の売り上げよりもはるかに高い売り上げをあげているトゥルーワールドという会社があり、その会社の販売する魚は世界規模で寿司ネタになる魚を販売しているんですよ。
そしてそれは海外だけでなく、日本にもマグロやサーモンをガンガン輸出しているわけで
皆さんがお寿司を食べれば、その資金が統一教会に流れているというシステムがすでに出来上がっているんですよ!
にも拘わらず、政教分離がどうのとか言っているのって
ピント外れもいいところではないでしょうか。
詳しくは説明動画を作りましたので、是非ご覧ください↓
この動画を見ていただければわかると思いますが、皆さんも無関係ではないという現実を理解して、もう一度冷静になって考えてみませんか?
そうすれば政教分離がどうのという攻撃が、いかに無意味かわかっていただけると思います。