アメリカの港湾荷役の平均年収は2500万円! 日本は322万円! | もっくん&まっくんのLAライフ

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食べる事、飲む事が大好きな
LA在住の利き酒師

今日のLAは晴れ。

 

自分がアメリカに来た1991年当時は、日本よりもタバコが安かったり、ガソリンが安かったり、家賃も生活費もとっても安かったものです。

2LDKで共有のプールがついていても1000ドルしませんでしたからね。

 

なので日本へ帰るときにはそれなりにお金をもって帰らないと何も楽しめない、というのが当たり前でした。

しかし!

10年ぐらい前からだったかな?

出張で日本に頻繁に行くようになって、あれ?って感じるようになったんですよ。

お会計、これでいいんですか?って、安いな~~って感じることが多くなったんです。

 

アメリカは年々最低賃金が上がり、それに伴い物価が上がり・・・なので日本がどんどん安い国に感じるようになったんです。

 

これって30年ぐらい前のバブル景気に沸いていた日本人が、韓国や香港、マカオ、その他アジア圏の国など海外で爆買いしていたのですが、今ではその構図が真逆になってしまっているという事実にどれほどの人が気が付いているのでしょうか。

要するに安い国として、海外の人から認識され始めてるんですよ。

 

アメリカで物流の混乱がおきて、コンテナ不足や物価の高騰のニュースがパンデミック以降何度も話題になったのでご存じの方も多いとは思いますが、今回その原因の一つになったロサンゼルス港の混乱が改善されたのかという動画を作成中に、改めて日本はアメリカとの格差がかなり予想以上に広がってしまった事実を知ってしまい愕然としました。

 

 

 

それがタイトルにも書きましたが、平均年収の差です。

 

港で働く現場作業員の平均年収

アメリカ 2500万円

日本   322万円

 

 

 

日本はどんどん安い国になってしまってませんか?

これじゃ海外旅行もできないじゃないですか。

 

本当にこれで良いのでしょうか?

 

バブル期にNYの高層ビル群を買い、マンハッタンの中心部の土地を買い、MLBの球団オーナーになり、映画会社を買い、飛ぶ鳥を落とす勢いで世界に日本の名をとどろかせていた時代。

海外にいた日本人にしてみれば、誇らしかったものです。

 

ところが今、日本は全く逆の立場におかれ、海外の投資家たちに日本が買われていくという事態に陥っているんですが、どうも日本に住んでいる人にはピンときてないようですね。

それは物が安く買えるから、気が付かないんでしょうね。

 

物が安いという事は、どこかで血を流している人がいるということを理解してほしいですね。

自分は海外からの労働者を低賃金で働かすことは、搾取だと感じています。

ちゃんとした賃金を払って、値上げしてでもちゃんと従業員に利益を出せるような価格で販売できるような仕組みに戻してほしいと切に願っております。

 

アメリカの物流の状況を踏まえて、そのあたりも踏み込んで動画にしてありますので

是非ご覧ください↓