肌寒い秋の深まりを感じ始めたある日のことです。













善良なる千葉県民である僕は寒そうにしているご様子のお地蔵様に帽子を被せて回りました。
















一体一体、丁寧に真心を込めて・・・







って、



数多過ぎやねん!













そんな千葉県に現存している王国のプリンセス達と匹敵するくらい優しい心の持主のおとぎ話のプロローグの後、この物語は始まるのです。




・・・・・・・




むかし むかし 日本のバチカン市国と呼ばれている千葉県のある所に、僕たち善良なる庶民が住んでいました。 


僕は朝、台所に立ち朝食を作り、ワイフは美容の為の睡眠を継続しておりました。












すると信じられないことに、僕ん家(通称:シンデレラ城)の城壁の向こうから何十体ものお地蔵様がアイフルチックに金銀財宝を抱えてやってくるじゃありませんか?
















きっと善良な行為をしたご褒美ですよ?
お爺さん♪














それにしても、何だか『ブルガリア物語』の第2章の幕開けのような、そんな気分になり始めているような・・・














駄目ですよ?お爺さん♪

行ったこともないブルガリアの記事なんか書いて、その後ネタが尽きてスランプに陥ったじゃありませんか?














ワッ、ワシはただ、『バルカン半島』ってフレーズを書きたかっただけなんじゃよ?


プルプルプルプル・・・



しかし、この魚料理は濃厚な魚介のエキスに九条葱の調べが懐かしいエーゲ海の恵みを彷彿とさせる。















それにしてもお地蔵様の粋な計らいに感謝ですね?お爺さん♪




このお肉、ポリデントもタフグリップも無いのに噛めるぞぉ!













そしてこのポット・・・











まるで不思議の国のアリスのポットみたい♪


もしかしたら僕たちが子供も大人も皆が喜ぶ、千葉県のキャストだってこと身バレしちゃってる?













色とりどりの宝石のようなベリーのあしらわれたスイーツを食べたあとは、紅葉鑑賞で周辺散歩ですね?お爺さん♪













こんなに紅葉が赤いのは
お天道様を見ていたせいかしら?
















ねぇ?


東京タワーのライトアップの秘密を
教えてあげようかぁ・・?



何なに??











ほら?

お地蔵様の隣りに『風ぐるま』があるでしょ?













あれで『風力発電』してるんだよぉ?




それに東京タワーの先っぽって、ボールペンだって知らなかったでしょ?




そんな取り留めのない話をしながら散歩をしていたら日比谷まで歩いていました。


日比谷公会堂の時計台の針の上にはピーターパンとウェンディが座っていて、僕たち千葉県民を優しく見守っているようでした。














お地蔵様からのささやかなプレゼントを満喫した日の夜は、簡単に作れるお鍋にすることにしました。













毎年お鍋は早くやり過ぎると飽きるのでずっと我慢していましたが、今日は皆が大好きな『きりたんぽ鍋』の解禁日です。













やっぱり、千葉県が誇る『京葉ガス』は人々の暮らしを温かくするよね?


そうですね!お爺さん♪














こうしてひっそりと聖なる千葉県で暮らす善良なる庶民は、お地蔵様の傘として使われたと言い伝えられている『銅鍋』できりたんぽ鍋を食べたのでした。












ぼく、Disneyチックなパパのお話し聴いてたら眠たくなっちゃったにゃん🐾




お眠りなさい・・
アルテーシア?

今夜もぐっすり眠るのですよ?





(おしまい🐾)