大分県玖珠町にある「豊後森(ぶんごもり)機関庫」を訪ねました。
1934(昭和9)年の久大本線全通とともに「豊後森駅」に設置され、1971(昭和46)年に廃止された扇形機関庫です。
昨年の8月以来で、1年以上経過していました。
昨年は「豊後森」駅を「キハ72系・ゆふいんの森Ⅲ世」が通過していきましたが・・・。
今年は7月の豪雨の影響で、久大本線の豊後森~庄内間が未だに不通となっています。
なので、久留米方面からやってくる列車はこの豊後森駅で折り返すこととなり、駅舎から東方向の線路は通行することがありません。
そのためでしょう、赤錆が浮いていました。
東方向の線路は、雑草に埋もれつつあります。
この機関庫には、「9600形」が保存されています。
今回訪れた目的は、ここでNゲージ模型の「9600形」の写真を撮ることでした。
模型のキューロクが、本物のキューロクに会いにきましたよ!
扇形機関庫を背景に撮影開始です!
(^_^)
機関庫から出庫したばかりのような雰囲気で。
角度を変えて。
このモデルは、マイクロエースの「北海道重装備(品番 A9706)」です。
なかなかいい雰囲気ではないでしょうか。
(^_^)
実車と比べて。
Nゲージは、縮尺1/150 の小さな模型です。
せっかくの機関庫ですから、KATOの「8620形・東北仕様(写真左)」も並べてみました。
実車は、どちらも大正生まれの機関車です。
自然光の下で撮ると、模型も本物「らしく」見えてきますね。
「らしく」見えても、あくまで模型の写真というのがポイント。
楽しい撮影行でした。
(^_^)
コメント
コメント一覧 (2)
なんとも物悲しい眺めです。しかしこんな区間があちこちに点在してます。全車被災した上に人吉市の町ごと線路もあちこちで破壊された、くま川鉄道はどうなることやら……。
8月16日早朝に始発列車で只見線全線を小出へ抜けましたが、代行バスのまま9年過ぎた区間は復旧工事が進む区間と、無事だったからか工事が後回しとされ草むらに覆われる区間が混じってました。本名ダムの前を斜めに横切っていた鉄橋は同ダム決壊を回避するため緊急放水で落橋。ここはは再建の真っ最中で左岸に鉄塔が立ち、右岸側には鉄骨による足場が組まれ、両岸を結ぶ吊り橋状の幅広い構造物が架けられてました。
実車や保存設備と模型のコラボ写真。なかなか良い眺めですね。プラレールでも良さげな感じです。本家と西武や京都鉄博のコラボで実車の前に青いプレート敷き、実車をプラレールに見立ててましたし。Nだと実車の150の三乗、1/3,375,000の大きさとなります。プラレールだと実車比はどうなんでしょう……デフォルメされてますし。まあHOっぽい大きさなので80の三乗、1/512,000くらいにして長さは更に半分、となりそうですが野暮な計算でしょう。
京都鉄博に行った時、鼻っ面だけ置いてあるEF66型10号機。そのナンバープレートの上にtomix製旧仕様を載せて撮ろうかと妄想してます。よく見たら同じナンバーだったので……。
コメントありがとうございます。
今回の企画(笑)は、突然思いついて出掛けたものでしたが、概ね思っていたような写真が撮れました。
只見線が豪雨被害を受けたのは 2011年ですから、もう9年も経つのですか。
それでも復旧できない区間があるとは・・・。
黒字営業のJR東日本でもそうなのですから、経営基盤が異なるJR九州が日田彦山線を復旧できなかったのも、むべなるかな…ですね。