冬〜春にかけてナマコをダイダイ酢で食べるのは最高においしい。…ですが、今年はナマコ少ないみたいですね。
以前の記事で紹介した時はまだ口に入る機会も多かったのですが、今年は島の漁師さんも少ないと言っています。
そんな貴重なナマコを余すことなく楽しみたいと思います。
余談ですが、昨年末に施行された改正漁業法ではナマコやアワビの密漁に対する罰則が大幅に強化されたのをご存知ですか?
前々から問題視されていましたが、やっと厳しくなりました。が、時すでに遅し?
年々、水産資源が減ってるのを感じます。
さて、ナマコです。
好きな人は「その場でコノワタをすする」と聞いたことがありました。要はナマコの腸を生で食すということです。(瓶詰めのコノワタは塩漬け加工してあります)
なんか勇気がでなくて、やったことなかったんですが余すことなく!の精神でやってみました。
こちらは、定番のナマコ酢
砂糖、ダイダイの果汁、醤油で味をつけます。柑橘の香りが爽やかでおいしいです。
そして、ワタ。腸の中の泥を端っこから押し出してキレイに洗います。そして、そのままお口にイン!というのが玄人のやり方なのでしょうが、落ち着くために小鉢に入れてみました。
いざ!
ツルツルっと食べてみると、…あれ?
あれ?あれ?
うん…、おいしい。いける。
ほどよい塩味と海のパワーを感じます。
じっくり噛んでいくと甘みとクリーミーさが広がってきます。
これは日本酒に合うやつや。
今日の日本酒はこちら。
赤パックと青パックがあるんですが、馬島の人は好んで赤の方を飲む人が多いです。青が上撰で赤が精撰です。赤の方が少し安いです。
広島のお酒です。
千福一杯いかがです~♪