ストレスを受けて加齢臭、体臭はなぜ強くなるのか? | 体臭 、ミドル脂臭、加齢臭、ストレス臭、口臭、足臭と20年間悩み続けた男からのアドバイス

体臭 、ミドル脂臭、加齢臭、ストレス臭、口臭、足臭と20年間悩み続けた男からのアドバイス

体臭、加齢臭、ミドル臭、ストレス臭に悩んでいたアラフォー独身男。
社会に出て20年間悩み続けました。体臭が原因で
コミュ障になって、何度も仕事を辞めました。転職しました。



加齢臭の王道対策を
前回の記事でお伝えしましたが、

この王道と同じくらい、
もしかしたら、
人によっては王道以上に
対策をしないといけないことがあります。

それは、
「ストレス」です。

加齢臭などの体臭対策としては、
ストレスは、
もっとも避けなければならない
要因の一つです。

体臭を気にしている人は、
そのこと自体が
対人関係の中で
ストレスになることも多いからです。

なぜ、ストレスを受けると加齢臭、体臭は強くなるのか?



加齢臭、ミドル脂臭といった
脂臭いニオイは、
皮脂腺から臭うものです。
皮脂腺からの臭いは、
活性酸素が増えて、
過酸化脂質が増加することで
発生しやすくなります。


もう少し詳しくみていきましょう。

内臓器官に
「副腎」という
ホルモンを分泌する器官があります。
心臓の下、腎臓の上に位置します。
大きさは親指ほどですが、
とっても働き者なのです。

ストレスを感じると、
ストレスを解消し、
生命を維持するために
この副腎から、
「副腎皮質ホルモン」が分泌されます。

一緒に男性ホルモン、
アドレナリンなども分泌されます。

このホルモンらは、
皮脂腺の皮脂の分泌を
さかんにします。

また、
皮脂の新陳代謝も活発になって、
角質が分厚くなって、
皮脂腺をふさいでしまいます。

ふさがれると、
皮脂腺の分泌が
より盛んになる。
でもふさがれるているので、
皮脂腺に溜まってしまって、
活性酸素を
さらに大量発生させてしまいます。

活性酸素とは?



「活性化した酸素」のことです。
もう一ついいかえると、
「酸化」ということです。

活性酸素は
身体には必要なもので、
体にある細菌を
やっつけてくれるヒーローなのです。

だけど、
あまりにも力が強すぎて、
相手(細菌類)をやっつけるときに、
建物や人(細胞)を傷つけてしまうのです。

金属などが「酸化」して
サビるのと同じように、
身体もサビていきます。
サビる=老化です。

活性酸素は、
脂肪酸と
血液の中のコレステロールとが
結びついて、
酸化してできた脂質である
「過酸化脂質」
というものをつくります。

別名、
悪玉コレステロールといいます。

動脈硬化などの原因となるのは、
よく言われていることですよね。

この過酸化脂質も
さらに活性酸素をつくって、
過酸化脂質が
またまた増加する
という悪循環になります。

これを
「自動酸化」といいます。

自動酸化は、
臭いの原因である
脂肪酸などが
もっとも増加する原因なのです。

簡単にまとめると、

ストレスは、
活性酸素を増加させます。
その活性酸素が、
皮脂を酸化させます。
酸化させるのは、
加齢臭と同じです。

ノネナールが
酸化するだけでなくて、
それ以外の
臭い成分(脂肪酸)も酸化します。

ストレス臭ですね。

若い人で
加齢臭みたいな臭いを
発生させている人は、
ストレス臭です。

私も、
今では改善されましたが、
ストレス臭があったと思います。

ストレスを溜め込むと、
体臭、加齢臭となって
放出されます。

ストレスを溜め込む許容量が
いっぱいになって、
放出されているのです。

ストレスを溜め込むな!というサイン。

ストレスは、
受け入れるのではなくて、
どんどん発散していきましょう。