二胡との時間

二胡のレッスンや練習の記録を綴ります♪

レッスン(19)

2016-09-28 18:29:55 | 日記
 この間、少し涼しく、秋の気配を感じたような気がしていたのに、まだまだ残暑が厳しくて、何だか疲れが取れないこの頃です(*_*;
 最近、2週間があっという間に過ぎてしまう・・・。

 さて、今回のレッスンは、前半は、前回の復習でした。
 譜面は、D調の読み方で、先生が口頭で読み上げていく音の綴りを弾いていく、というもの。
 聞き取りだけでは、次、どの音を弾くんだったっけ? となってしまい、ややこしい。
 うろ覚えで、モタモタとしていたら、
 「(前回、先生が書いてくれた楽譜のメモを)見てもらっても、良いですよ」と言ってもらえたので、助かった~。

 何とか、音を出すことが出来たけれど、換弦(4つの音を換弦しながらスラーで弾く)があるところが、むずかしい。
 内弦と外弦を行ったり来たりすると、音と音の間で、少し間があいたり、とってつけたようになってしまったり。
 音のつながりがぎこちなくて、聞き苦しい。
 その部分の練習を、何度も繰り返しました。
 きれいに弾くコツは、右手、弓の持ち方がポイントになるらしい。
 親指で挟み、人差し指は使わないこと。
 手のひらをすくうように持ってしまっているけれど、これはダメ。
 中指とくすり指の腹を弓に当て、弓と平行に。
 内弦のときに力を入れ、外弦のときは、力を抜く。
 なるべく、先生のアドバイス通りになるように、右手を意識して、気を配りながら弾いていると、少しマシになってきたような?
 先生にも、
 「うん、だいぶ音が良くなったわ」
 と言ってもらえたので、嬉しかった(^^♪

 後半は、曲の練習です。
 この間は、技術力アップのための基礎的な訓練ばかりで、何か曲が弾きたいよ~、という感じだったので、嬉しいな。
 今回は、「もののけ姫」。
 この曲は、ポジション移動もないけれど、二胡にとても合う美しい曲、ということで、さっそく2小節ぐらいずつ、弾いていきます。
 さっきまでD調だったのに、今度は、F調。
 ややこしい~(*_*;
 まずは、6(1オクターブ下の印あり、ラ、内弦の開放弦、D)→6(ラ、外弦の中指、D)→2(レ、内弦の中指、G)→1(ド、内弦の人差し指、F)と弦を押さえて、F調の指の位置を確認。
 そのあと、ざっと曲を弾いていって、ややこしいところを部分練習。
 外弦の三(くすり指)、四(小指)を弾くところは、一の指(人差し指)を押さえたままだと、届きにくいので、一の指を離して、三と四の指を同時に押さえること。

 今は、F調の譜面が、一番、読みやすいかも。
 D調の指使いは、かろうじて覚えている、という感じだし、G調は、しばらく弾いていないから、・・・今、もし、G調の曲をします、となったら、ぜんぜん弾けないような気がする・・・(*_*;
 最近の自宅練習は、ほんとに、かいつまんで、ちょこっと弾くだけって感じだし(-_-;)

 ところで、この曲を耳にするのは、久しぶりでした。
 懐かしい旋律が自分の手から紡ぎ出されて嬉しいのだけれど、リズムのややこしいところがある(*_*;
 シンコペーションというらしく、何カ所か出てきて、先生に拍数を数えてもらいながら練習したけれど、なかなかコツがつかめなかった。

 「もののけ姫」は、「カウンターテナー」と呼ばれる、男性が女声パートの音域を歌う、という曲なので、弾き始めは優しく、前半は、ふわ~っと透明感のあるような雰囲気を心がけること。
 後半になると、少し盛り上げるけれど、最後は、急に、ブツッと切れてしまったら、曲の世界観が壊れてしまうので、優しく弾き終えること。
 明るい曲(例えば、D調の「摘椒」)のような、キビキビとした弓の使い方は、しないように。

 レッスンの最後は、先生といっしょに通して弾きました。
 曲を味わえる、一番、好きな時間です♪
 F調「1」(1オクターブ上の印あり、F、外弦の小指)の音が気に入っていて、この音を含む旋律を弾くときが、とても心地良い。
 ミスをしやすいところがあって(F調「4:ファ、内弦の小指、B♭」が覚えにくくて苦手)、それまでの練習と同じところで弾き間違ってしまったのが、残念だったけれど、やっぱり曲を弾くのは、楽しいな♪
 この曲の神秘的な雰囲気や、二胡の音色に癒されながら、心地良いひとときを過ごしました(^^♪

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