大河ドラマ
どうする家康
第12回「氏真」
2023.3.26放送
NHK総合 BSプレミアム
今週の「どうする家康」
今日は時間がないので
駆け足になりますが
さっそく書いていきたいと思います。
オープンロールのところで
野村萬斎さま演の今川義元クレジットに、“回想”のカッコがなかったので。
駿府時代の想いに引きずられた行動を、家康(松本潤さん)が取るのかな～？と思っていたら。
ホントにそうゆう展開になっていました
後から調べたら
今川氏真(溝端淳平さん)の
掛川開城には
奥方(このドラマでは糸、志田未来さん)の実家・北条の動向がスゴく関係しているようなのに。
北条の当主・氏康、
まさかのノークレジット
けど娘の糸(通称・早川殿)はご活躍でした
足が悪かった、という伝承でもあるのか。
大勢の家臣たちが居並ぶ中での嫁入りシーン。
びっこ引いて登場
掛川城へ退去する際に、ついていけなくなって置いていかれていましたが
北条出の妻の存在は、この時の氏真にとっては生命線のはず。
乗り物が用意できなかったのは事実のようですが。
あんなね～冷たい扱いではなかったよね？
対して攻める家康は。
酒井忠次(大森南朋さん)を初めとする、今川に恩義など感じていない派と、
鳥居元忠(音尾琢真さん)&平岩新吉(岡部大さん)らの
主君・家康の今川へ愛
をわかっている派との間で
揺れ動いている
脅されて結んだとはいえ
信玄(阿部寛さん)との密約もあるから。
遠江へ攻め込ではみたけれど、内心は、兄とも慕った氏真の身を心配している。
そして今川親子もやさしい
あの
狼・信長(岡田准一さん)の後にやさしくしてくれたから～家康は今川フリークになったのかな？
なかなか掛川城が落ちず、
しびれを切らした信玄は
遠江の手薄なところへ攻め込んで脅しをかける。
早く氏真の首を取るよう、信玄は催促するのだけど。
家康はあの信玄を無視して
最終的には
氏真を助けて
彼を北条へを渡してしまう
プラス
今川を裏切ったことを泣いて謝っていた
最後の最後で
強い武者ぶりを見せた氏真。
なんて
そこはメロドラマでしたが
“回想”ではない
今川義元の生前の言葉を
しっかり伝えてくれた妻へ
誠実な愛情を示していました。
松潤・家康への最後のセリフ
溝端淳平さん、
お疲れさまでした。
カッコよかったですよ
また晩年あたりで登場して、松潤と語ってほしいものです。
にてしも
掛川城の攻防戦シーンだったというのに、まさか
城主・朝比奈泰朝もノークレジットだとは。
それらしい人も出てこなかったし
この朝比奈氏は、遠江朝比奈氏と駿河朝比奈氏に別れていて、
武田について氏真を裏切ったのは、駿河朝比奈らしい
姓が同じでも同族でも、まったく違う動向をしているから、ややこしいわ
ちなみに朝比奈氏は、
あの和田義盛の息子・朝比奈義秀(母は巴御前たという伝承あり)の流れだとも、
駿河国司として在任していた堤公国(藤原氏)の子孫だとも、いうそうです。
ちなみに
いちどは氏真を切腹させようとしていた岡部元信(田中美央さん)は、この堤公国を同じく祖としているらしい。
または工藤氏の流れだとも。
戦国時代ともなると
鎌倉時代からの氏族の流れは
はっきりしなくなってしまっていて
いくつも説があってはっきりしないらしい。
系図好きとしては残念なことです。
ともかく。
メロドラマのすえ
氏真を北条へ渡してしまった家康は、信玄の怒りを買った
北条を含めた思惑や、戦いの末なのだと思いますが)
このまま三方ヶ原になるのかと思いきや、来週は信長に呼ばれたのか、都へ行くらしい
ちょっとまた、細かい歴史上の動きがよくわからなくなっていますが
松潤・家康を、今後も見守っていきたいと思います。
[紀行]
掛川城大手門
掛川手織葛布
～蹴鞠の袴
掛川城天守閣
～4/1リニューアルオープン
天王山砦(龍尾神社)
～家康の本陣跡
掛川古城の堀切・三日月堀
お読みいただき
ありがとうございました。