田中大ブログ

とある学校の教員の日々の雑感です。なお、このブログに記載されている内容のすべては一個人の意見であり、学校とは無関係です。

新記録

2024年04月25日 | ジョギング

新記録!といっても全く大したことのない記録ですが、今日のランニングで1マイルの自己ベストが出たようです。

ランニングウォッチをして走っていますので、自己ベストが出ると走り終わった後に「自己ベスト」とか出るのですが、出るのはなぜか1マイルという中途半端な距離の記録ばかりで、しかもどこに保存されているのかよく分からないためあとで確認もできません。
ただ、確かに今日は体が軽いというか普段よりも速く走れていたので、調子が良かったのは間違いない感じです。

ただ、新記録といっても非常に遅い記録で、現役時代も決して速いランナーではなかった自分の当時の記録よりも相当遅いのですが、この年になると1キロ5分で走るのが精いっぱいで、ごくまれにそれよりも速く走れる日があり、そんな日に好記録(?)が出るようです。

ちなみに現在の自己ベスト(40代以降)は
1キロ4分20秒
5キロ23分10秒
10キロ48分30秒
ハーフ1時間43分53秒
となっているようです。

学生時代だったら楽勝で走れるタイムですが、今の自分からするとどうやって走ったんだろう、と不思議になるようなスピードです。
さて、今後この記録を超える日が来るのかどうか。
怪我をせずに走り続けて、めっちゃ調子のいい日に走れれば、もしかすると更新の日が来るかもですが。

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英単語

2024年04月25日 | 学校外

英単語の参考書を買って勉強したのは高専の4年の時でした。
編入試験の受験用に買ったのですが、1ページ目から知らない単語ばかりで「・・・」となったのを覚えています。なんでも、高校生ならほとんど知っているはずの英単語らしく、そんな基本的な単語もこれまで知らなかったのかと愕然としました。
ただ、基本的な英単語を覚えると長文読解もかなりスムーズに進みましたので、英単語を覚えるのも楽しかったですね。

それから30年以上、TOEFL試験のために「キクタン」という英単語の参考書を今は学習中です。
キクタンというだけにCDもついていまして、行き帰りの車の中でずっと聞いています。知っている単語もあるのですが、半分くらいはこれまでの工学系では使わなかった単語で、初めて聞く単語も多く、最初はかなり戸惑いましたが何度も聞いていると自然と覚えるものですね。

例えば、predetor(捕食者)という単語は知っていましたが、その対となるprey(被食者)という単語はこれまで見たことがなく、こんな単語使うんかいなと思っていましたが、TOEFLの例文によく出てくるのでしっかり覚えました。
あと、草食動物、肉食動物、雑食動物などの単語も初めて聞きましたが、こんな言い方あるんだな~、という感じで面白いですね。

論文で英語を書いたりはしますが、使う単語は科学系の単語に限定されるので、私の英語のボキャブラリーもそこに限定されていましたが、今回の学習によってその範囲がかなり広がり、まだまだ不十分ではあるもののボキャブラリーの幅も広がっているのを実感できます。

年を取ると勉強する機会がなかなかありませんが、こうやって勉強し直すというのも楽しいものです。

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GWが近づく

2024年04月22日 | 学校風景

今週が終わると、3連休+3平日+4連休という、ちょっとまとまりはありませんが大型連休がやってきます。
間に3日間の平日を挟むため、あまり大型という感じもしませんが、とにもかくにもゴールデンウィークですね。

1年生にとっては、入学してきてあまりなれない90分授業を受けてちょっと疲れている頃かもしれませんが、今週末に1年生合宿研修(夜須研)があり、それを楽しみにしている学生も多いかもしれません。

夜須研というと、私も学生主事補の頃に参加し、学生主事になって夜須に行く予定でしたが、結局は4年間の任期の間、新型コロナのせいで1回しか夜須に行けませんでした。
学生主事の任期も終わってしまったので、今後はおそらく夜須に行く用事もほとんどないと思いますが、1年生がクラスメートと仲良くなっていくのを目の当たりにする夜須研は楽しい行事でしたね。
ゴールデンウィークの最初の休日がつぶれてしまうというデメリットもあるのはありますが。

ゴールデンウィークは土日がぴったりはまるとそれこそ〇日連続の大型連休!ということになる年もありますが、近年は平日を挟むことの方が多いですね。
ま、せっかくの連休なので、楽しみたいところです。

では、連休を楽しみに、今週も頑張って働きましょう。

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2024年04月18日 | 

今年は、これまでと違うものも植えてみようかと思い、トウモロコシと落花生の種をまいてみました。

トウモロコシは畑を始めてすぐの頃に一度蒔いたことがあるのですが、大きくなるにはなったけど実がならず、うちの畑には合わないのかな、とそれからは挑戦したことはありませんでした。
また、落花生も一度蒔いたことはありますが、こちらはほとんど育たず、やはり1回であきらめたものです。

畑によってよく育つものと育たないものがあり、また、どんな畑でも育つ頑強な作物と、かなり繊細で手をかけなければうまくいかないものがあり、適当に畑をやっているのでどうしても楽に育つものを植えがちになってしまいます。

オクラ、ジャガイモ、にんにく、ネギなどはかなり頑強な作物で、適当に植えておくだけで結構収穫でき、また、紫蘇は雑草のように自生してくれるので、一度植えてその種をばらまいておけば何年たっても勝手に生えてくれるので重宝しています。
夏野菜のトマト、ピーマン、ナス、キュウリもそれほど難しくなく、水やりと雑草の手入れをすればそこそこ成ってくれるので、こちらは毎年夏の定番野菜となっています。

畑をやっていてよかったのは、散歩していて他の畑を見ると、一目でその作物が何かが分かり、楽しみが増えたことでしょうか。
畑をやるまでは、それこそ大根が頭を出していたり、トマトが成っていたりするのを見てようやく作物の種類が分かるくらいでしたが、今ではたいていの種類が分かるようになりました。

まだまだ素人の域を出ない畑ですが、ぼちぼちと楽しみながらしたいですね。

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地震にビビる

2024年04月18日 | 学校外

昨日、寝ていたら小さな揺れを感じ、これは地震だということで飛び起きて玄関から外に出ようとしましたが、町のスピーカーから大音量で「大きな揺れが来ます!!(寝ぼけていたので正確な文言は忘れました)」というアナウンス。
さらに、妻からも「地震が来るよ~!!」という大声。

さすがにビビりました。
揺れは小さかったので、とりあえず財布と鍵を取りに家の中に走りこんで再び外に出ましたが、ふと、「ここででかい揺れが来たら死ぬかも」と思いました。
幸い、再び揺れることはありませんでしたが、やっぱり地震は怖いものですね。

最近、日本のあちこちで大きな地震が起きていて、福岡にも活断層があるので全く他人事ではないので、いつ地震が来るか分かりません。
ちょうど、昨日は寮の避難訓練があって、地震の際には落ち着いて避難しましょうという話を主事補の先生からしてもらった直後でしたが、いざ地震になるとなかなか冷静な判断というのは難しいですね。
備えあれば患いなしとは言うものの、ずっと備えていられるかというとそれがなかなか難しく、いつ来るか分からない地震に備えていられるかというのがいざという時のためになると分かっていても、それを日常にする難しさがありますね。

幸い、久留米はまだ地震の被害にはあっていませんが、大きな地震に備えて、日ごろから気を付けていきたいですね。

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コピー論文(その3)

2024年04月16日 | 研究

コピー論文に関する続報です。

新しい論文を書くのに先行論文調査をしていると、何やら見慣れた装置の写真と模式図と結果のグラフが。「俺の書いた論文がこんなところで引用されているのか?!」と思って読んでみると、引用ではなく、別の著者が実験をしてその報告をしたように書かれていました。
文章は新しく書き直されていて、実験装置の概略図も描き直されているものの、実験装置の写真、さらに実験結果のグラフが全く同じで、私自身、最初にその論文を読んだ際には地球のどこかで全く同じ実験が行われたのかと勘違いしたほどでした。

で、この論文が掲載されているジャーナルに連絡し、しばらく連絡もなかったので再度催促の連絡をしたところ、「編集者も明らかな剽窃と認めていて、論文は撤回される予定です」との連絡がありました。
これで、論文のコピー問題も一件落着になりそうです。

私の論文をコピーしたというのも驚きで、こんなことが世の中にあるのかと思っていましたが、こういうことに詳しい先生によれば、論文のコピーというのは結構あるらしく、ひどいものになると論文をそのままコピーして著者名のみを変えて投稿するというツワモノもいるそうです。
もちろん、研究論文の不正というのは研究者にとっては絶対に手を染めてはいけない行為で、研究者生命を絶たれてしまうほどのものですので、よっぽどの事情があったのかもしれませんが、よくやるな~、というのが正直な感想です。

新しく書いた論文については、近日中に投稿予定になっています。
アクセプトされるかどうか、全く分かりませんが、いい結果になりますように。

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久しぶりの論文執筆

2024年04月12日 | 研究

止まっていた時間が動き出したかのように、昨年度から色々なことが再始動していますが、論文についても久しぶりに全く新しいものを執筆しています。

といっても、以前書きかけて途中で投げ出していたものを再構成した論文になりまして、基本的な装置の構造や計算自体はほぼ終わっていたのですが、例のiThenticateとの徒労に思えた格闘ですっかり論文を書くのが嫌になり、半ばあきらめていたものになります。

このiThenticate、過去の論文との文章の類似性をチェックするもので、他人の論文や自分の論文の文章をそのままコピーするとそのコピー個所を指摘するという優れものですが、自分の書いた文章というのはどうしても前の論文の文章と似てしまい、全く違う形に書き換えたと思っていても類似していると出てきて、論文を書くのがほとほと嫌になっていました。何でこんなことで悩まないといけないのだろう、という感じですね。

ただ、再始動したおかげで、研究論文についてもやはり継続して発表していかないとと思い、重い腰を持ち上げて投げ出していた論文を再度、最後まで書き進めました。久しぶりの英語執筆だったので書けるかな、とちょっと不安でしたが、まあ、何とかなりました。
で、iThenticateにかけたのですが、類似度チェックに引っかかる文章がほとんどなく、なぜこんなに少なくなったのか自分でも全く分からない結果になりました。以前と同じような文章を書いているはずが、何が違うのか自分でも全く分かりません。

ただ、類似度チェックに引っかからないということは、ジャーナルに投稿したらとりあえず通常の査読プロセスには乗るということなので、近々投稿の予定です。
久しぶりの投稿になるので、どうなることやら。
多分、いくつかのジャーナルにはリジェクトされると思いますが、ま、どこかのジャーナルには引っかかるでしょう。

ということで、ちょっと楽しみな論文の行方です。

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新学期

2024年04月09日 | 学校風景

新学期が始まって1週間になります。

学生がいる構内も最初は賑やかなのが久しぶりでしたが、今では学生の皆さんもすっかり日常に溶け込んで普通の景色になっています。
春が来て新緑も目に鮮やかで、新年度が始まったな~、という気がしてきますね。

私も久留米高専で新年度を迎えるのは23回目(!)になります。
久留米高専に赴任してきた当初はまだ20代後半で、今よりも相当若かったのですが、それが今ではすっかりと年を取ってしまって、年齢的にもキャリア的にもベテランの域に達してしまいました。
年が経つのはゆっくりしているようで、振り返ってみるとあっという間に時間がたったようにも思いますね。

今年度もまたあっという間に過ぎてしまうと思いますが、充実した1年になりますように。

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花見

2024年04月08日 | 学校外

花見というほどではないですが、週末に桜並木のある所で散歩をしてきました。
すでに葉桜になっていましたが、風が吹いていて桜の花びらがはらはらと散る中での散歩、道にも桜の花びらが敷き詰められていて、久しぶりの花見という感じでした。

花見の名所ともなると出店が出ていたり、花見をする人のシートが広がっていたりするものだと思いますが、すでに盛りを過ぎた後の花見だったため、かなりゆっくり静かに花見を楽しむことができました。
桜は1年に1回しか咲かず、咲いたと思ったすぐに散ってしまうはかない花ですが、それだけに人生に重ねてしまったりもしますね。
あと何回、この桜の花を見ることができるのか、ということも考える年になってしまいました。

来年の桜はどんな風に咲いて、どんな気分で見ることになるのでしょうか。

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始業式

2024年04月04日 | 学校風景

昨日が入学式でしたが、あいにくの雨でした。式の途中もかなり強く降りまして、映画だったら何か起きるような雨だな~、とか思いましたが、式典も無事に済んで良かったです。

そして、今日が始業式。久留米高専にも久しぶりに元気な学生の姿が帰ってきました。
1か月ほどの春休みの間に十分に楽しんだであろう学生の皆さんは元気な姿で第一体育館に集まっていましたが、久留米高専の主役が久しぶりに帰ってきて、久留米高専も一気ににぎやかになった感じです。

明日からは授業開始ですが、私の授業自体は来週からなので、まだまだ余裕もありつつ、ほかの仕事をする時間が実は春休みよりも多いかも、という感じもしてきました。
そんなことを思っていたら、次々に予定が入ってきて結局はそれほどの余裕はないということになるのですが。

今年度も久留米高専にとっていい1年になりますように。

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新学期

2024年04月01日 | 学校風景

ついに令和6年度(2024年度)が始まりました。

いつもと同じ1日ですが、今日は新年度の最初の日で、新任の教職員も今日から出勤されていて、フレッシュな顔がキャンパスのあちらこちらで見られます。
そういえば、卒業生の半数近くは今日が入社式なのでしょうか。真新しい慣れないスーツを身にまとい、これから始まる社会人生活の第一歩を踏み出す日になりますね。
そう考えると、いつもと同じ1日ですが、心に残る1日になる皆さんも多いのでは。

働くようになって本当に実感しますが、学生の間は自分のことだけを一生懸命していればよくて、また、一生懸命にならなくても何となく時間が経っていって卒業を迎えたりするのですが、働くようになったり結婚して子供ができたりすると、自分のことだけをしていればいいというのはなかなかなく、むしろ自分のための時間というのはなかなか取れなかったりします。
また、一生懸命にやっているつもりが、他人から見ると何もやっていなかったり、自分勝手にやっているように見えたりと、なかなか理解してもらえなかったりします。
ま、それが大人になるということなのかもしれませんし、大人と学生の違いなのかもしれません。

ただ、大人になると学生の時には分からなかったことも分かるようになりますし、学生の頃には想像もつかなかった楽しみ方も覚えてきます。
落ち着いた楽しみ方というか、成熟した楽しみ方というか。
(私自身はまだまだ落ち着いたり成熟したりという実感はありませんが、学生の頃と比較するとやはりある程度は落ち着いて成熟しているのでしょう)。

いつもと同じような1日。
今日は今年度の始まりです。今年度は私自身、ステップアップの年度にしたいので、そんないい年度の始まりのいい1日でありますように。

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令和5年度最終営業日

2024年03月29日 | 学校風景

気が付いたら、今年度の最終営業日になってしまいました。

春休みに色々しようと思っていたのに、結局思っていたことの1割もできなかったです。これも実力のなさか・・・。
ま、出張が入ったことが大きかったのですが、それは言い訳というもので、せっかくの貴重な春休みに研究を進められなかったのは少し残念です。

ただ、今年度は終盤になっていろいろと動き出したというか、これまで、久留米高専で20年以上働いてきてちょっと閉塞感というかマンネリ化というか、時間が止まったような感覚があったのですが、それが一気に動き出したような感があります。
研究にしても、その他にしても、何かと新しいことにチャレンジしようという機運が高まった令和5年度でした。
そういう意味では、コロナも終わって、いい年度だったようにも思います。

来年度は来週から始まり、開寮、入学式、始業式、授業開始と怒涛のように日々が過ぎていくと思いますが、その中でも自分の時間を見つけてできることをやっていかないといけないですね。

そういえば、このブログも今年度になって再開しましたが、長期間休眠していたのでしばらくは誰も見ることはないだろうな~、と思っていたところ、何かと反響もあってこちらが驚いています。
ぼちぼち更新したいですね。

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3月も最終週

2024年03月26日 | 学校風景

3月には色んなことができる時間があるぞ~、と思っていましたが、海外出張1週間、国内出張2泊3日が入り、すでに最終週になってしまいました。
出張のためにいろんな業務がストップしてしまって、結局思っていたことの1割もできずじまいで、さらに今週は新年度の準備で忙殺されてしまいそうなので、このまま、やりたいことがやれずに新年度に突入してしまいそうです。
ま、長期休暇中は思った仕事ができそうな気がして、結局はいつも以上に別の仕事が入ってきて自由な時間がないというのもよくあることなので、仕方ないですが。

今年度も残すところあとわずかになりまして、来年度に向けて準備中ですが、来年度はかなりあわただしくなる予定です。
このブログで公表してよいものかまだ分からないのですが、とあるプロジェクトに応募している関係で、今は英語の猛勉強をしているところです。近日中にTOEFLでまあまあの点数を取らなければならないため、行き帰りの車の中で英単語のCDを聞き、また、英単語の勉強と長文読解や長文講読をしたりしています。
英語をまじめに勉強するのは、編入試験の勉強をしていた20歳頃から数えると30年振りですが、年を取ってからの勉強というのは結構楽しいもので、この年になるまで聞いたことも使ったこともないような英単語に出くわしたり、リスニングをしてみて意外と聞き取れる時があったり、全く聞き取れない時があったりと、一喜一憂しています。
が、せっかくの機会なので、思いっきり勉強して、英語力をこの機会に伸ばせれば、と思います。

こういう勉強をしていて改めて思いますが、学生時代に勉強していてよかったな、と思います。
私の英語力の基礎は高専4年から5年にかけての1年間の勉強だけですが、その当時に覚えた英単語は今でもあまり忘れておらず、文法にしても専門用語にしても、やはり若い頃に覚えたものはしっかりと身についていますし、何よりも英語の学習への心理的なハードルが低くなっているように思います。

高専の学生の皆さんは、英語なんて使わないよ、という気もするかもしれませんが、使う機会が少なくても、いつかは使うことになるかもしれませんし、英語ができることでチャンスも増えるかもしれません。
学生の間に、少しでも勉強しておくことをお勧めします。
(勉強というと嫌な感じがするかもしれませんので、英語に親しむ時間を少しでも増やすということでいいかもしれませんが。)

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5年越しの論文

2024年03月18日 | 研究

5年前に書いた論文がようやく掲載されそうです。

ここまで論文執筆から掲載まで時間がかかった論文は初めてなのですが、ようやく日の目を見ることができそうです。
4つのジャーナルからリジェクトされ、5つ目のジャーナルからMajar Revisionの結果が出たのが4年前になります。このジャーナルがなかなか曲者で、査読結果が出てから次の査読結果が出るまでに1年ほどかかったり、アクセプトされてからも散々待たされた挙句、らちが明かないので出版元にメールを出したりしてようやく、Proofの修正を今日提出できました。
おそらく、来年度の初めには掲載されると思いますが、いや~、長かったです。

ただ、もうあきらめてしまおうかと思った時もありましたが、あきらめずにしつこく作業をしたおかげでようやく掲載にこぎつけることができそうです。
もしもあきらめてしまったら、自分の書いた論文が1本、世の中の誰にも知られることなく、その存在がなかったことになってしまいますので、とにもかくにも世の中に出せてよかったです。

今も新しい論文の投稿準備中ですが、こちらの論文もそう簡単にはアクセプトされそうにもないだろうな、と思っています。
ただ、今回のようにあきらめずにいろんなジャーナルに投稿し続ければいつかはアクセプトされて掲載される日が来ると思いますので、気長にやっていきたいと思います。

以前のように年間数本という論文掲載は難しくなってきましたが、これからもぼちぼちと論文の投稿をしていきたいですね。

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卒業式

2024年03月18日 | 学校風景

先週金曜日が卒業式でした。

今年度はコロナも終わったということで、保護者の皆さんにも同じ会場に入っていただいて、式典を見て頂くことができました。5年間という長い間、学生生活を支えてこられたので、立派になった我が子の姿をご覧になって感無量だったのではと思います。
また、各学科に分かれての卒業証書授与式についても久しぶりに保護者にも参加いただき、ようやく通常通りの卒業式となりました。
卒業までの5年間、我々教員には分からないいろんな感動や苦労があった学生達だと思いますが、これでひとまず人生の節目を終えたことになります。

これまでは学生対教員という立場での付き合いでしたが、卒業すれば社会人同士ということになり、卒業生によっては共同研究をしたり、学生の就職について相談をしたりすることになると思います。
それぞれの持ち場で精一杯、元気に過ごしてくれることを願っています。
また、卒業した後に元気に活躍している卒業生を見ることが教員にとってのうれしい瞬間ですので、時間があればまた久留米高専に顔を出してくれると嬉しいです。

久留米高専で過ごした5年間を宝物にして、これからの人生を過ごしていってください。

卒業生の皆さん、卒業、本当におめでとう。今後の皆さんの活躍を期待しています。

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