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2021.09.02
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カテゴリ:ラジオ



電子工作ランキング

こんばんは。

9月に入った途端に秋になってしまった北関東です。
夏の疲れが出てくる時期だと思います。皆さんご自愛ください。

さて、前回、前々回と取り上げた米国製高級6球ラジオのその3です。電源回路の改造を行ってみました。

ATWATER KENT データシートにある回路図は以下の通りです。下矢印


ヒーター用のA電源(6V)、真空管動作用のB電源(90V,67.5V,22.5V)、電力増幅段のグリッドバイアス用のC電源(-4.5V?)の5種類の電源が必要になります。

購入時にはトランスレスの自作の電源装置が付属していました。

こちらが自作電源の回路図です。(B電源のみ)下矢印


手書きの回路図をスキャンしたので少し見づらくてすいません。
整流直後の無負荷時の電圧が135.5Vでそれを基にして計算した電流と各部の電圧を赤で書いてあります。

この回路を基に、100V:100Vのトランスを入れ、B1+90V、B2+67.5V、B3+45V、B4+22.5Vが得られるように回路設計してみます。
定電圧回路を使わず、抵抗による分割なので、当然使用電力によって電圧が変動しますが、電圧の正確性はそれほど厳密なものを求められていませんので、問題ないと思います。

それで、手持ちの部品と相談して作成した回路がこちらです。下矢印


今回は、A電源とC電源の回路図も含めました。

B電源回路の赤字の電圧・電流が設計時の予想の電圧・電流。()内の電圧が無負荷時の電圧です。
見づらいですね。
設計値      整流後  135.5V B1 83V B2 62V B3 41V B4 20V
計測値 無負荷時 
整流後  135.5V B1 112V B2 100V B3 67V B4 34V
計測値 動作時1  
整流後  120V B1 72V B2 48V B3 32V B4 15.5V
計測値 動作時2  整流後  114V B1 80V B2 52V B3 34V B4 18V
(アナログテスターで計測したので、目視による誤差が結構ありますウィンク

動作時2は、動作時1でB1以下の電圧が低すぎるので、整流後の抵抗 3.3KΩに5kΩの抵抗を並列に入れて、合成抵抗値約2KΩにした場合の電圧です。
いやー、整流後の電圧が、動作時にこれほど下がるとは考えていませんでした。
このデータを基に、もう少し調整したいと思います。

実装した回路はこんな感じです。下矢印

ギチギチです。下側にもう1個これと同じ電解コンデンサーを実装しています。



何とか部品を納めることができました。

今回はここまで。

​次回は、改良自作電源回路の回路図とラジオの動作状況を報告をしたいと思います。
​​
以上、「アンティークラジオのレストア番外編⑥ 米国製高級?6球ラジオ その3」 でした。


続編をお楽しみにウィンク






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Last updated  2021.09.07 23:30:05


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