TOKMA、オンライン・ライブ ~ラジオの深夜放送を聴いていた頃がよみがえる~ | 加納有輝彦

TOKMA、オンライン・ライブ ~ラジオの深夜放送を聴いていた頃がよみがえる~

昨夜、TOKMA、ZOOMオンライン・ライブに参加した。

 

TOKMAといえば、私にとっては「ライブ」そのもの、ライブの「権化」である。笑。

 

 

 過去の選挙あるいは政治活動で、幾度となく街宣カーの上で共に戦い、政治集会兼TOKMAライブなども開催した。岐阜県内の主要な場所は、共に隈なくまわった。

 

TOKMAとのコラボでは、二度と体験できないであろうエピソードの数々がある。


一番の傑作は、街宣ライブでTOKMAがハッスルし過ぎたのか、岐阜市では一番の定番の街宣スポットであったのにも関わらず(警察に申請、許可も頂いていた)、「やかましい」と苦情の電話が複数警察にいったようで、数台のパトカーが出動し、街宣カーが囲まれる事態となった。

 

 すると、TOKMA街宣ライブを最初から「警護」していた公安警察のA氏が、出動したパトカーに事情を説明され、すみやかにパトカーはその場を離れた。無事、街宣ライブを全うした。

 

 私から見ると、A氏が数台のパトカーを速攻追い払ったように見えた。カッコよすぎる。A氏が英雄に見えた。

まるで、何か、映画の一場面を観ているような錯覚を得、忘れ得ぬ記憶となっている。

 

ちなみに、A氏は、TOKMAが尖閣上陸した時にギター代わりに使った箒の実物を「ぜひ触りたい」と実際に手に取られ感激しておられた。TOKMAの「特攻精神」を大いに評価しておられた方である。

 それと、下校時立ち止まってTOKMAに熱狂的に手を振って応援してくれた多くの制服姿の女子学生等の姿も「絵葉書」の絵のように記憶にプリントされている。

 

 そんなTOKMAの「ライブの肉声」を聴けないオンライン・ライブ?やや想像がしにくかったが、本当は、PCで参加したかったが、当日は、ギリギリまで仕事で、やむなくスマホで参加した。

 

 スマホとイヤホンで参加したので、PCで参加し、しっかりした音量音質を確保した方との印象はおそらく大いに違うだろうことをお断りしておきたい。

 スマホのイヤホンから流れてくるTOKMAの声は認識できたが、ギターのストローク音は最初聞き取れなかった。徐々に慣れてきてギター音も認識できるようになった。

 

 そうは言っても、時々、フリーズ、イヤホンの音が途切れた。すぐに復活。総じてスムーズではあったが、時間が経つと、昔、中学生時代、深夜放送を聴いていた自分がよみがえった。

 

 チューニングを一生懸命合わせるのだが、AMラジオ特有のジャミジャミ音が混ざる、必死に聴く。リクエストはがきは一度も読まれることはなかったが、お気に入りの曲が流れると、ジャミジャミ音であるにも関わらず、音質が悪いにも関わらず、心に響く響く・・・。

 

ちょうどそんな中学生の頃「深夜放送」を一生懸命聴いていた自分が、TOKMAのオンライン・ライブを聴いていてよみがえったのである。音質は関係ない、一所懸命、魂で聴いていたあの頃に。

 ライブのラスト、TOKMAの「LOVE TRAIN」で気分は最高潮に達した。

 

この曲は、まさに街宣ライブの定番だったのだ。

 コロナ時代のあだ花? 仕事でも会議はリモート、オンラインが多くなった。フリーランスのアーティストもコロナ禍、オンラインで曲を配信し、オンライン・ライブを行う時代。

 オンライン・ライブをスマホで聴く。

私の中学時代からすると技術の進歩の結果であろう。

 

 しかし、私にとって、それはAMラジオを聴いていた約半世紀前と変わらない着地点となった。

 おそらく、深夜放送のパーソナリティーとリクエストはがきで繋がっていた構図と、ある意味似た「繋がり」をTOKMAという時代を共に歩いている「同志」との繋がりが持っていたためであろうか。

 

 いずれにせよ、TOKMAは、いつもいつも魂にサプライズを与えてくれる貴人である。

 

最後にTOKMAに、「完敗」のお話、これまた私にとって「サプライズ」となりました。
完敗に乾杯!

 

 

 

 

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