極暑これ序の口と言ふ初伏かな
「初伏」とは夏至の後の3回目の庚の日と聞く。
今年は7月16日にあたる。
夏至の後の3、4回目と立秋の後の最初の庚の日がそれぞれ「初伏」、「中伏」、「末伏」で、併せて「三伏」と言い、この頃は暑さがもっとも厳しいことからホトトギス歳時記では極暑の副題となっている。
昨日、今日の奈良市は34度越超。
梅雨も明けぬ前からこの暑さである。家人に言われなくても2リットル入りペットボトル一本を軽く空けてしまうほど。ほとんどが汗に消えたようである。体のためにはもっと飲まなければならない。
この分では梅雨明け後どんなふうになるのか。空恐ろしいような気がする。
初めて聞く言葉「初伏」勉強になります。
なるほどね、暑い夏の始まりとはよく言ったもの。
明日は土用の丑、スタミナつけなくちゃね。
今シーズン初めてエアコンがフル稼働。気持ちよくうたた寝してしまいました。
家人の帰宅で慌てて食事の支度、冷えたお茶が目覚まし。
歳時記は言葉の宝庫。ふるく廃れた日本の昔も詰まっています。これを現代に詠み変えてみるのも楽しいものです。
極暑これ序の口と言ふ初伏かな
三伏なんて久しぶりに聞きました。中国(?北京だけかな)では、ごく普通に使い、新聞でも「今年の入伏は何月何日」と盛夏予想の時によく目にします。英語では”DOG DAYS”と訳されますが、犬がベロをだしハーハー言うほど暑いからかと思っていたら、語源は星座だった・・・、なんて事を ずるずる思い出しました。関東は、先週一日だけ、カンカン照りでしたが、まだまだです。
中国では今でも生きた言葉なんですね。日本では初伏と言うとまだ梅雨最中ですから暑いという感じはないのですが、そういう意味で三伏をもって暑い時期としているわけと知りました。
ここ三日ほど庭先に蝉がやってきて朝6時半頃から鳴き始めます。その五月蠅さときたら。今朝は室内早くも29度越え。暑くなりそうです。