岡本太郎は

自分で孤独を背負って闘ってきた人だと

この本を読んで知りました。



本書では

いかに自分らしさを貫けるか

常識の殻を破れるか

挑戦できるか

未開の地に飛び込めるか



といった問いかけとともに



小さくまとまるな

自分に甘くなるな

無難に生きるな

他人にどう見られるかを気にするな



と檄を飛ばしています。



生きるとは

自分自身と向き合い

自分が心から求めるものに

死にものぐるいで近づこうとすること、

情熱をほとばしらせて今に集中することで、



努力が実らなかったとしても

自分を貫いたことで気持ちが爽やかになるし

さらに情熱がもり上がり

人生がひらかれていく。



最大の敵は自分自身なのだから

他人の目を気にせず

自分の情熱を爆発させなさい!



ということを

言い回しを変えて何度も語っていて、

自分に向き合い続けた

岡本太郎の情熱のアツさと孤独を

ひしひしと感じました。



岡本太郎は

常識、世間の目、枠組みを嫌い

ひたすらそれに反抗して

自分なりの表現を模索します。



むしろ自分の作品を

「嫌な感じ!」と

思う人を嬉しく思って

自分から孤独であろうとするのです。



それは

あえて常識から外れることで

自分のなかにある

既成観念をぶち壊して

自分なりの新たな表現方法を見出す

試みだったのだろうかと

読みながら思いました。



その試みは

「自分が絶対にしなければならない」と思って

生きているような、

そんな使命感を背負っている感じもしました。



岡本太郎の反発しまくる生き方は

とても真似できませんが



何かに情熱をたぎらせることや

「自分がしなければならない」

使命を持って生きることが

人生の充実度にいかにかかわってくるかを

痛感させられました。



本書にはタイトルの

「自分の中に毒を持て」ということに

明確な言及がなかったのですが

「毒」という言葉は

「孤独」を指しているのではないかと

思いました。



自分を貫くことは

孤独に自分と闘い続けることでもあって。



自分から逃げずに

向き合うことの大事さを

言っているのではないかと思いました。



最近のわたしは

自分自身との対話がおろそかになっているのを

自覚しているので

この本を読みながら

自分の時間を作らなきゃと

強く思いました。



我が子の成長を

一時も見逃したくないという思いが

日に日に強くなってきていて。



でも読書もしたいし

勉強したいしブログも書きたいし

という思いももちろんあって、

たくさんの「したい」がせめぎ合っています。



すべての「したい」を果たすには

自分と闘うしかない。

諦めてはいけない。



そうこの本で

喝を入れられたように感じました。



この本に込められている強い気持ちが

眠りかけてたわたしの情熱を

揺さぶってくれました。



育児中だからと諦めずに

自分の情熱、野心に従って

生きていきたいです。


 

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