こんにちは。宮本です。

小田原の本町にある毘沙門さんに来てみましたよ。
せっかく小田原に来たのに再開した大西に行かないで毘沙門に行っちゃうんです。
開店から結構時間経ちましたけどお初だったんです。

ちょっと前までは開店だって聞けば開店の１時間前とかに行って先頭に並んでたものですけど、もう年ですからね（笑）

「ゑびすIEK」とか「行先は〇」とかあったところです。
間口が狭くて奥に長いお店ですね。
柏又とか正庵とかなんとかスポーツだかの近くですね。
柏又はうなぎのイメージがありますけど、私の知り合いはそこでうなぎは食べないでトマトサラダばっかだそうです。
相当ヤバいトマトサラダなんでしょうね。

このお店の場所って昔から、どうも本格的な、意識高めのラーメン屋さんが入るようなイメージがありますね。

で、かぼす塩らーめんってのにしてみました。



レンゲを外してもう一枚。



かぼすの酸味が爽やかですね。
海苔好きの私にはデフォで海苔が２種類なのはポイント高いです。
しかも味玉付き。



まあ食っといてなんですけど、かぼすとか柚子とかの酸味を加えると、スープのコクを消してしまう効果があるような気がしますね。
いや、ちゃんとした舌を持ってる人には関係ないのかも知れませんけど、私のように上っ面しか感じられない人にとっては、酸味はコクの逆ベクトルな気がするんですよね。

最初なんだからかぼすじゃないのをいけばよかったなと思いましたね。
普通に美味いんですけど、酸味がなかったとしたらもっと私の味覚に合ってたような。

こないだも心瀧に行ってごろうめんってのを食いましたけど、あれって赤いだけで辛くない唐辛子が結構入ってるんですよ。
あの唐辛子って、まあ多く入ってるからかも知れませんけど、ちょっと酸味があるんです。
刻んだ生ニンニクも入ってるから、それも酸味はあると思うんですけど、ニンニクの酸味とは違う、青臭めな酸味って言うんでしょうか。
新鮮な酸味なのか、そういうのはちょっと合わないような、そんな気がしたんですよね。
それに近かったですね。

塩だったからなおさらって感じで。
味噌みたいなこってりしたようなのなら酸味はアクセントになると思うし、塩でももっとガツンと塩だったらいいのかも知れませんけど、ここの塩はわりと淡麗で深いところの旨みを味わうスープだと思うので、そこに行きつく前にかぼすで消されてるような。

もっとまともな舌が欲しいんですけど、もう濃い味に慣れちゃってますからね。
カップ麺もお湯少なめじゃないと食えないですもんね。

場所が場所だからアレですけど、このお店がおしゃれ横丁とかにあったらもっと人気あると思いますね。
こういう綺麗なラーメン、流行りの先端じゃないですか。
若者よりもオトナが求めてるような味だと思うんです。
多分、知ってる人が少ないんだと思いますよ。
行先は〇が閉店してしばらくした後、改装してるような動きがあったんですけど、そのときSNSとかでも見かけなくて、コアな人しか開店日を知らなかったんですよね。

もっとガンガンSNSやるとか、ホームページなんかすぐ作れるんだからやってみるとか、まあ何の商売にしても、検索してもすぐには出てこないってのが良くないので、そこだけ頑張ってもらいたいなと思います。
上から目線過ぎて、マスターが見たら怒るかも知れませんね（笑）

ま、何にせよ、小田原が盛り上がってくれればなんでもいいもんで、上が始めたあんなわけわからないお祭りばっかやるんじゃなくて、なんにもやってなくても来たくなるような街になればいいなと思うんです。
こういう個人店が草の根で頑張ってくれて初めて、魅力ある街になっていくんだと思うもんで、応援したくなっちゃうんですよね。

入れ替わりが激しいお店なので、永く続けてほしいなと思います。

入れ替わりが激しいって言えば、井細田駅の近くの味のプラザビルの１階とか、下大井のあたりのつるべえのところなんかもそうですね。
そう言えばからやまもなくなっちゃって、次も飲食店が入るんでしょうけど、あの規模じゃ個人店が入るのは難しいから、どっか大手のチェーン店が入るんでしょうね。

あそこには、山田うどんかぎょうてん屋が入ってほしいなと思います（笑）


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