こんにちは^^
ご自愛心理カウンセラーの久保しおりです。
クライアントさんから、
こんなご相談がありました。
=====
常に孤独感があって耐えられません。
誰からも必要とされてないのかなと思うと
何日も寝ずに仕事をしたり、
食事を摂らなかったり、
手の甲をかきむしったりと、
身体に負担をかけたり
自分を傷つけるようなことをしたくなります。
「何かあったの?」と心配してほしくて
やってしまうのだと思いますが、
夫にも気付いてもらえず
やっぱり私はどうでもいい存在なんだと悲しくなって
また同じことを繰り返してしまいます。
こんなのダメだとわかっていても止められず、
でも普通にしようと思っても出来ないんです。
このままだともっとエスカレートしてしまいそうで、
どうなってしまうのか怖くてたまりません。
=====
このお話をしてくださるのに
どれだけの勇気が必要だったことでしょう。
自分で自分が怖くなるくらいですから、
その辛さは相当なものだと思います。
これを見て、心がズシっと重くなって
こんな話聞きたくないなと思った方も
いらっしゃるかもしれません。
でもこのケースは
決して稀に見るめずらしいことではなく、
誰にでも起こり得ることなのです。
クライアントさんと
同じケースまでとはいかなくても、
悲しみを訴えても取り合ってもらえなかったり、
「助けて!」とヘルプを出しても
気付いてもらえなかったりすると、
「こんなに辛いのに、誰も助けてくれないんだ」
と、地の底に突き落とされた
気持ちになりませんか?><
ガシャガシャと大きな音を立ててお皿を洗ったり、
今しなくてもいいのにという時間に
急に見せつけるように掃除をしたくなるのも、
家事の大変さを理解してくれない
夫への当てつけでやってしまうことだったりします。
(私もいっぱいいっぱいだった時は
やっちゃってました…^^;)
痛みをわざと増すという意味では、
これも「察してほしい」「気付いてほしい」
という同じ気持ちから出る行動なのですよね。
そんな風に考えると、
クライアントさんのお話も
他人事ではなく自分事として
捉えていただけるのではないかなと思います。
今回は、
『辛さを分かってもらえず
自分を傷つけてしまう時の心のケア方法』
についてお伝えしていきますね。
クライアントさんは、
自分を傷つけてしまうことを
「こんなのダメだ」と
止めようとしているけれど
止められない、という状態でした。
気付いてもらえないから→傷つける
傷付けるけど→気付いてもらえない
このループから抜け出すためには、
とにかく身体に傷をつけるのをやめることができれば
一歩前進すると思うかもしれません。
ですが、
「こうしなくちゃ」「こうならなくちゃ」
と強く思うことで、
心の奥底にある感情が置いてけぼりになり
一時的によくなったとしても
また同じことを繰り返してしまうことになります。
ですから、
行動を抑制しようとするよりも先に、
【自分がどうしたいのか】
【何に心を痛めているのか】
という根本的な部分を
探っていくことが大切なのですね。
ノートを開いて、
このワークをやってみましょう。
== ステップ1 ==
気付いてもらえなかった時に
どう思ったのかを書く
===========
たとえば、こんな感じです↓
=====
はぁ。また気付いてもらえなかった。
こんなに頑張ってるのに、
こんなに辛そうにしてるのに、
やっぱり無駄だった。
いつも私は頑張って当たり前ってことだよね。
労りの言葉もかけてくれないし
心配なんて誰にもされてない。
どうせ私なんてどうでもいい存在なんだよね。
それなのに気付いてほしいと思って
こんなことしてるの、バカみたいだなぁ。
=====
悲しみ、怒り、悔しさ、呆れ、諦め…
浮かんできた気持ちは何を書いても構いません。
素直に、ありのままに書いてくださいね^^
心の中に渦巻いている気持ちを吐き出したら、
次のステップに進みます。
次はある質問を自分に投げかけて、
暗闇の中にあるズッシリ重い心の蓋を
開ける作業をしていきますよ。
続きのステップ2は、
8月13日(日)20時に配信する
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