この本、図書館で借りました。
運転者 著者:喜多川 泰
これも、何かの本で紹介されていて借りました。
割と、スラスラとページが進みまして・・・。
この本は、手元に置いておきたくなりました。
人として、大切なことが物語のなかに記されていて、共感したのが大きかったのです。
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図書館の本が途切れたところで、一気に読み上げました。
現実に嘆く主人公に、謎多きタクシーの運転者が、大切なことを伝えていくお話。
そのなかで、出てくるエピソードが素晴らしいです。
まず、いつも不機嫌ではなく上機嫌でいること。
これは、身につまされましたね。
感情が表に出るタイプです。
不機嫌でいると、すべてに現れますよね。
一事が万事。
感情のコントロールは難しいですが、努力はできるもの。
そんな気がします。
また、自分の存在は、脈々と繋がっている命ということ。
つい忘れてしまうんですけどね。
先祖が命を繋いでくれたから、自分がここにいるわけで。
感謝をしなくてはいけませんね。
最初は最悪だと思っても意味が変わることが記されていて、強く心に残りました。
出来事には、2つ以上の意味があると考えています。
それを、どう捉えるのかで幸せなのか不幸なのか、決めつけているだけな気がします。
そのとき、分からなくても意味があったと思うことが多くなり、そういうモノなんだと納得していたので、共感できました。
年齢を重ねたのもあるのかもしれませんね。
新ためて気づかせてくれた、この本は、大きな意味を持ちました。
また、数年後に、読み直してみようと思います。