好きあってはいたのでしょう
互いに心地よく
互いに尊敬して
悩みは隠さず
愛情を育てつつ
穏やかに続く時間を信じていたのですから
あなたがいない時間が
愛しくて大切になってしまったのは
計算違いでした
ひとりでいる砂糖菓子のような多幸感は
じわじわ心を支配して
誰かと一緒にいることは
苦痛でしかなくなった
相手が変わっても同じことでしたので
それはもうギフトなのだと
この命に感謝しているのです
おかげで寂しさと孤独は別物だと
理解できる日々になりました