こんにちは、篠原です。

 

僕はこれまで、50万以上ものお金を
速読法の研究に費やしてきました。

 

ときに高額な商材を買ったり、
ときに速読の塾に首を突っ込んでみたり、
ときにあらゆる速読の本を買ってみたり・・・

 

 

その結果、結論としては
「魔法のような速読法は存在しない」
ということがわかりました。

 

ここでいう魔法というのは、
本をパラパラーとめくっただけで
内容をすべて暗記してしまうような能力のことです。

 

もちろん、それをできる人間は存在しますが、
あくまでサヴァン症候群などの才能の世界です。

 

訓練で到達できる範囲には限界があります。

 

でも、訓練で到達できる範囲で
十分に速読は役に立つということもわかりました。

 

 

一瞬で本を読むことはできないけれど、
限りなく速く(10分〜30分)本を読むことはできます。

 

それで十分に目的は達成できますし、
本を読む絶対量は大きく増えます。

 

あとは読書を継続して続けていれば、
パラパラとめくっているように周りから見えるけど
すべての情報をキャッチすることができるでしょう。

 

 

なぜ、速く読んでるように見えるのか?

 

 

じゃあ、よく見かけるような本をパラパラとめくるだけで
内容をスラスラと話せるパフォーマンスは
一体どうやっているのか?という話をします。

 

 

あれは、あらかじめ本の内容を
ある程度知っているのです。

 

 

・・・・と、いうと拍子抜けするのですが、
本のテーマに関する知識を網羅していれば
すでに知っている場所は読み飛ばすことができます。

 

例えば、「コピーライティングが大事です」という見出しが出たときに、
コピーライティングという単語を知っている人は
その箇所を読み飛ばすことができます。

 

コピーライティングとは商品を売るための文章術であり、
広告代理店が書くものだと知っているからです。

 

 

すると、本来はじっくり時間がかかるところを
見た瞬間にゼロにすることができます。

 

同じ要領で、別の見出しが出てきたときにも
一瞬で読み飛ばし(ながら理解)て、
サクサクと本を読み進めていくことができます。

 

 

だから、知り合いの近くで文字を読むと
読むスピードが速いと驚かれますが、
それはすごいスピードで読み飛ばしているからなのです。

 

たとえ速読を学んでいたとしても、
いきなり医学書を渡されて
「はい、速読して」
と言われてもできません。

 

 

なにも知らない分野を一瞬で読めるのは、
才能を通り越してもはや特異体質でしょう。

 

 

もし仮にその能力が得られたとしても、
すべてを記憶してしまうのは苦痛そのものだと思います。

 

それよりも、自分が欲しい情報だけを
取捨選択できるほうがよほど正常だと思うのです。

 

あとはその文字を追うスピードを限界まで速くしたり
より効率よく学ぶ流れを組み立てることが
「速読」
なのです。

 

 

速読教室は必要ない

 

 

あと、直接指導型の速読教室で
あまり良い教室を見たことがありません。

 

いや、もしかしたら存在するのかもしれませんが、
速読は直接教わらなくても習得できます。

 

 

僕自身、直接人から教わったので
否定をすることはできないのですが、
速読の技術はそう難しいものではないのです。

 

 

例えばさっき言ったように
「言葉の意味を知り、読み飛ばす」
というのも速読の技術のひとつです。

 

 

こういった小さなテクニックの積み重ねで
本を異次元に速く読んでるように見えるのです。

 

だから、目をグリグリ高速で動かしたりとか
変なソフトを使ってチカチカ光を追いかけたりとか
そういった訓練はする必要がありません。

 

あくまでああいった訓練は
目の動きを鍛えるだけであって、
理解力に直接繋がることではないのです。

 

 

僕らの目的は、本を読み、内容を理解することです。

 

そして、本からひとつでも知識を得て、
教養を身に付けることなのです。

 

 

少しきついことを言うと、
一瞬で本を読んで楽をしようという発想そのものが
読書の本質からズレている気がしてやみません。

 

 

だから、高額(20万〜30万単位)の速読教室が
世の中にはたくさん横行しているのですが、
そういった教室は必要ないと思います。

 

 

あくまで、速読の内容がある程度書かれてある情報を
キャッチするだけでも十分です。

 

 

もちろん、無料で学ぶことには限界があって
無料の情報ほど怖いものはないのですが、
せいぜい速読のために投資するのは10万もあれば十分です。

 

 

 

僕自身、50万以上も投資をしてきましたが
いま思うと10万で十分でした。

 

そして、残りの40万は
自分の好きな本を買う費用に充てたり、
読書に集中できる環境作りに
使ったほうがはるかに生産的だったのかなと。

 

 

今回の話をまとめると

 

・魔法のような速読術は存在しない(魔法のように見えるだけ)

・速読教室、直接指導は必要ない

・読書の本質に立ち返って読書そのものを好きになろう

 

という話でした。

 

 

あくまで僕の考え方ですので、
参考にしていただければと思います。

 

P.R.5000人以上が学んだ速読術


僕は小さい頃から本を読んできませんでした。


 

そのせいでコンプレックスを抱えたり、
仕事ができなかったり、
コミュニケーションに難ががあったのです。


 

そんな僕が、速読法に出会って
読書をするようになってから、
あっさりと成功することができました。


 

いまは経営者として活動したり、
セミナーにゲストに呼ばれて講演をしたり、
教養人と一緒に仕事をしたりしています


 

その経験から、才能に恵まれなかったとしても
本を読んで知的好奇心のままに過ごせば
誰でも自分を変えられると信じています。


   

そして、読書家が少しでも増えれば、
一人一人の知識の総量は増え、
世界はもっと良くなると本気で思ってます。


 

その理念から、僕がどのように速読に取り組み、
ゼロからスキルを磨いていったのか、
その成功体験を一つの書籍にまとめてみました。


 

電子書籍は、これまで5000人以上が読んできました
この書籍に出会って成功した人も大勢います。


 

難しい言葉は極力使わずに、
20分程度でサクッと読める内容に仕上げています。
もし興味があれば読んでみてください。


 

「成功を掴む読書法」を読んでみる


 

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