✨神様のブログ🌙
📗タロット研究室📗
🌍マジョリティの考察③🌏
🎄小アルカナの数値と問題の段階🌿
秘数術という占いの分野がありますが、これは、ピタゴラスが創始し、プラトンに引き継がれ、ユダヤ教のカバラの書物により補強され、タロットと結びついた命術です。
通常は、姓名や生年月日から、その人の運命を占いますが、ここでは、出たカードのマジョリティで、大まかな運勢の傾向を見ていきます。
🟡コートカードが多い場合
質問に関わる他の人々が多く、他者の影響を受けやすい状況にあり、自分自身が振り回されている場合が多いでしょう。
特に大アルカナが無い場合は、今の悩みや困難、逆に希望や願い、幸福感は、自分の運命からのものでなく、取り巻く他者の影響に起因するものである場合が多いでしょう。
この場合、そのコートカードに該当する相手と上手く折り合いをつけたり、逆に距離を置くことで、あなた自身の運気や気分が大きく変わり、問題解決の手がかりになります。
特に逆位置のコートカードが示す相手は厄介です。
ワンドであれば自分勝手で独善的。
カップであれば感情的で嫉妬深い。
ソードであれば自虐的であったり、狡猾で、あなたを貶めようとしています。
ペンタクルスであれば、強欲で頑固。あなたの言うことなど聞く耳を持ちません。
🟡エース、2が多い場合…「起」
問題の初期段階、始まったばかりの段階です。
恋愛なら出会ったばかりの段階で、これからどう動いていくかは未知数です。
仕事であれば、始めたばかりのプロジェクトや職場、新たな問題の顕現などといった状況にあります。
🟡3、4が多い場合…「承」
問題が発展段階で、本人の立場が確立しつつある状態です。
お恋愛なら、付き合いが始まって楽しい時期だったり、ひとつ発展的な関係になった時期でしょう。
🟡5、6、7、8が多い場合…「転」
問題が転換期を迎えています。新たな場面に遭遇して、最終的な方向性を見出そうとしています。
恋愛も仕事も良い事ばかりではありません。喧嘩をしたり、失敗したり、そういった問題を解決して安定したり、そうかと思うと気持ちが仕事や恋人から離れて行ったり、心の底から満足したり、いろいろな場面を経験しながら、問題は収束に向かいます。
🟡9、10が多い場合…「結」
問題が結末を迎えようとしています。今抱えている問題や、希望は最終的な段階にあり、帰着点が見えてきています。
スートによって終着点は異なります。
情熱で始まったワンドは、最後は負担に耐えるだけのストレスを抱えて終わります。
愛で始まるカップは、受け入れ、育てることで大きな幸福感、満足感に到達します。
ソードの知性と試練は、最後は自滅、破壊で終わります。
ペンタクルスの物質的、感覚的な安定した幸福感に昇華します。
数札を、前半後半2つに分けてマジョリティを考察することもできます。
その場合
6は中間の折り返し地点と見ます。
🔵1〜5が多い場合は問題の前半
🔵6は中間地点
🔵7〜10が多い場合は問題の後半