ナチュラルライフ

関東エリア旅行後、沖縄へ飛びました。
幸い、滞在期間中は天候に恵まれとてもラッキー。

ところが、レンタカーでの旅程を立てていたのに、ネットでレンタカーが見つからない。
あっても2泊3日で10万円以上など、謎な金額が一台見つかる程度、
しかも目的地では無い。

どうやらニュースになるほど、沖縄はレンタカー不足に陥っていたようです。
コロナ渦でレンタカー業者が保有車台数を減らしたことと、
最近の旅行者増加が原因のようです。

私もそんな旅行者の一人。
ずっと行きたかった沖縄旅行を企てたのは、沖縄返還50周年という区切りもあります。
パスポートが必要なくなったことに関連するニュースを度々見た記憶があります。

是非とも行っておきたかったけれども、
長い間、戦争というものが分からず、物見遊山で行って良いのか決心が付かず、
行く機会を失っていた場所です。
ようやく決心し、予定を立てたものの、
着いたところでレンタカーが無い。

とうとうレンタカー探しに疲れ果て、ツアー予約と公共の乗り物で行けるところまで行こうという、
行き当たりばったり旅行へ変更。

まずは、座間味島でシュノーケリング。

座間味島行きのフェリーだけは2週間ほど前から電話予約していたのですが、
運行状況をチェックするためにネットを見ると既に満席状態。
予約しておいて良かった。

フェリーが島に近付くにつれ、あちこちに美しいビーチが見えます。
しかも、そこにリゾート地のような店や建物が無い！！！
いきなりテンションが上がる美しさ。

沖縄に住んだこともある友人に相談し、阿真ビーチへ行こうと思っていたのですが、
男性陣が港で見つけた情報から古座間味ビーチを選んだので、
そこまで歩くことに。

こういう行き当たりばったり感、好きです。

時が止まったような世界を、強い日差しと暑さの中を約20分、ゆっくり30分？歩いて行きます。

登り進んだ先から見下ろして、海を眺められる場所でちょっと休憩。
友人のアドバイス、水を持って行け、を守っていて助かりました。

バスがあると知ったのは、後程。。。
情報収集不足で家族を歩かせて悪かったな。

私的には、暑さの中の風景や音、ベタベタと腕を組んでくる息子に
「あっついから、やめなさいって！！！」
と怒りつつ、道端の家にシーサーが飾ってあったり、


サトイモ科の観葉植物のようなクワズイモに感動したり、
あたり前に咲いているブーゲンビリアやハイビスカスに、情緒を感じたり。
そんな散歩ができて、嬉しかったのでした。

ビーチに到着した時の感動は、忘れられません。


ビーチでパラソルとビーチベッドを借りて、
早速海へ！
透き通る海の色に魚が良く見えます。
シュノーケルでぷかぷか浮いていたら、ロープギリギリのところで、
エイがヒラヒラと泳ぎ、また去って行きました。
えーーーーーーーーー！？
それっきりでしたけれど、ついて行けば竜宮城があるんだろうなぁ、
と思いながら、引き続きぷかぷか。
そのうち息子とぷかぷか。

気が向いたら夫もぷかぷか。
ちょっとだけでしたけど。

パラソルの日陰だから大丈夫と思ったのか、
私の忠告を聞かず、日焼け止めを軽視した男性陣はその後、
皮がツルッと剥ける火傷のような日焼けをしたのでした。


次の日は、
沖縄ワールドと国内最大級の鍾乳洞、玉泉洞

斎場御嶽



国際通り、那覇市伝統工芸館で琉球グラス作製、
アメリカ軍基地横のガイド説明を聞きながら、古宇利ワルミ大橋
万座毛
名護パイナップルパーク
古宇利島ワルミ大橋下のビーチ
沖縄美ら海水族館
御菓子御殿
古宇利島(トケイ浜でシュノーケリング )
ネオワールド

その後、那覇から鹿児島まで飛び魚を眺めながらフェリー25時間の船旅。
途中の奄美大島で見た満月が美しい。

お盆は地元で過ごし、亡き父との挨拶を済ませ、
東京ーカナダへ。

ざっとそんな感じ。
各地でそれぞれ濃い思い出話がありますが、
息子の記憶に残れば良いな。

伯父からは、
「二十歳の娘が計画するような旅」
と笑われながら、沖縄返還50周年目に、沖縄を体験したのでした。
座間味の海は透明感が素晴らしい。

斎場御嶽では、訳あって、6箇所の霊域のうち3箇所しか見れなかったので、
また訪れる機会があるのかもしれないなどと思ったのでした。

暑かったけれども、充実した日本滞在でした。

ニュースで騒がれていたように、ネットではレンタカーの手配ができず、
急遽、ツアーを組み込んだのでしたが。
普通、ツアーは苦手なのですが、参加したツアーのガイドさんの説明と声が素晴らしく、むしろツアーで良かったと感じました。大変勉強にもなりました。

沖縄旅行はもちろんですが、沖縄でのバスツアー、おススメです。