「相手とどんな想像を共有するか」 

 

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めちゃくちゃ今更なんですが、

『サピエンス全史』を読み終えました。

 

 

 

 

 

話題になったのは少し前なので

既にお読みになった方も

それなりにいらっしゃるじゃないでしょうか。

 

私は買ったまま放置してて……^^;

 

面白いのですが、なんというか

この手の話、気力体力の状況により

読み進められないタイミングがありまして

読了にえらく時間がかかってしまいました。

 

で、読み始めた時に気づいたんですけど、

この本、アンダーソンの『想像の共同体』の

流れをくむ話なんですね。

 

 

 

 

『想像の共同体』は、

ちょっと今手元に本がないので

記憶だけで書くんですけど

 

インドネシア語の作成、普及をきっかけに

多くの民族が、島々に分かれて居住している

(=本来、生活世界が別になっている)

インドネシアが、

 

どのようにして

「インドネシアという1つの国家」

という概念を共有するようになったのか

 

という話だったと思います。

 

一方で『サピエンス全史』は、

 

文明の発展は、人類が

どんな概念を共有できたから

成しえたのか

 

という話になっていて

発想としてはそんなに

目新しくはないんですけど

 

「どんな想像を共有していたか」

「共有している想像がどのように変わったか」

 

という点で

歴史上のパラダイム転換のポイントを

押さえて記述されているところが

とても面白かったです。

 

個人的には、神話のところなんかが

結構面白くて、

 

昔、神話学者の方が、対談or鼎談で

「神話の発生が人類の発生ということだと思う」

とお話されていたのが

 

当時はあまりピンときて

いなかったんですけど

 

今回『サピエンス全史』を読んで
なるほどこのことを言っていたのかもな

と新しい発見がありました。 

 

コーチングも、マネジメントも、

 

「相手とどんな想像を共有するか」

「その想像とどう関わっていくか」

 

ということからできています。


そういう意味では

 

他の人が、どのような想像や概念の中で

生きているのか

 

の切り口は、たくさん持っておくことが

コーチ・リーダーとして必要ですから

 

その点から考えても、有益な読書でした^^

 

長いですが、文章自体は

さほど難しくないと思いますので

 

自らの視点の数を増やすためにも

まだ読んでいらっしゃらない方は

読んでみてもいいかもしれません。

 

最後、

「幸福論」に持っていくところは

すごく現代的だなと思います。笑

 

ご参考になりましたら幸いです!

 

ではまた^^

今週残り2日!

お互い頑張りましょう~!!

 

 

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