こんにちは、

企業人事&TCS認定シニアコーチの

くろいわです。

 

いつも同じが安心。

そう感じる人は、少なくないと思います。

 

そうした選択は

リスクを低く保つうえで必要な

人間の特性でもありますから

決して悪いものではないと私も思います。

 

とはいえ、こと、人間関係に限って言うと

「いつも同じ」というのは

 

リスクを低く保っているようで

リスクを高くしてしまっている

 

ということも多いです。

 

特に、

 

常に同じ自分でいよう

常に同じ面を相手に見せよう

 

とするタイプの方。

 

これって、デメリットも多いんですよ。

 

今日は、この

「ずっと同じ自分」でいることの3つのデメリット

をお伝えしますね。

デメリット1 疲れる

これは、当たり前と言えば、

当たり前なんですが、

とにかく疲れます。

 

「いい人を演じるのが疲れる」

というのは、

多くの人が言うところですが、

 

実は、これって、

「いい人を演じるから疲れる」

のではなくて

 

「単一の自分でいるから疲れる」

んですよね。

 

人間って、感情のある生き物なので

積極的な時もあれば消極的なこともあり

優しく接する時もあれば、厳しくするときもあり

丁寧なこともあれば、失礼なこともあり…

 

ブレがあるのが、生き物として当然なわけです。

そこを、単一の面だけに固定しようとすると

 

精神的に余裕がなくなって

疲れてしまうんですよね……

デメリット2 つまらない人に見える

いつも同じ性格

いつも同じ対応

いつも笑顔

 

って、一見、安定した、

ウケのよさそうな人に

思えるかもしれません。

 

ですが、実際には

ウケはいいかもしれませんが

記憶にも残らない

 

つまらない人に見えます。

 

なぜかというと、

人が人に興味を持つのって

その人のいろんな面を見るからなんですよ。

 

「この人って、他にどんな顔があるんだろう?」

 

と思うから、

もっと知りたい、もっと関わりたい

と思うわけなんです。

 

なので、いつも同じ人格、だと

興味を持ってもらえないんですよね。

 

そのため、おのずと

狭い範囲でしか

人間関係が築けない、

 

という弊害が出てきてしまいます。

デメリット3 薄っぺらなコミュニケーションになる

常に同じ自分を見せ続ける、

ということは、

 

コミュニケーションにおいても

常に同じ(あるいは似た)反応を返す

 

ということが多くなってきます。

「Aと言えばB」みたいな。

 

ここから、さらに深い話とか

気持ちを伝えあったりとか

 

そういうことに発展させるのって

とても難しいのです。

 

相手と親しくなったり

深く理解できるような

関係を築きたいなら

 

相手に寄り添ったり

自分の意見を主張したり

 

いろんな方向から

コミュニケーションを取る必要があります。

 

「常に同じ自分」でいると

そういったことをしづらいので

 

どうしても、コミュニケーションが

薄っぺらになりがちになってしまうんですよね。

相手・場面によってコミュニケーションが変わるのは自然なこと

というわけで、

「ずっと同じ自分」で居続けることの3つのデメリット

いかがでしたか?

 

今回は大きなデメリットを3つ挙げましたが、

 

大事なのは

 

相手・場面によって

コミュニケーションが変わるのは自然なこと

 

だと、多くの人が

無意識ではわかっているいうことです。

 

そのため、無理に

「常に同じ自分でいよう」とすると

それは相手に伝わります。

 

その結果

 

「ん……? なんだかこの人変だな?」

「ちょっと信頼できないかも……距離を置こう」

 

という結果になるかも。

 

目の前の相手に、常に同じ自分を

見せ続けるということは

その人を突き放している、とも伝わる

 

ということを

知っておいていただければと思います。

 

相手にどう接するか、というのは

その相手とどういう関係性を築きたいか、をもとに

考える必要がある

 

その前提で、

 

「相手に、常に同じ自分を見せ続けることでいいのか?」

 

自分自身に、確認してみてくださいね。

 

 

相手にあわせて、

スムーズにコミュニケーションを変える方法は

お伝えしています。

 

 

元の記事:「ずっと同じ自分」で居続けることの3つのデメリット

 

 

 

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