Amazon ミュージックの音質（ビットレート）のお話です。
Amazon ミュージックの傾向として、最高音質の24bit/192kHzは、有名なアーティストの古いアルバムに多くて、ほとんどがULTRA HDの場合でも44.1kHzか96kHzになっているんですよね！
Amazonミュージックでは、ロスレスがCD音質のHDで、それ以上のハイレゾをUlTRA HDと表現しています。
音質が大きく分けて3段階
SD / HD / ULTRA HD
SDは、CD音質以下ということでしょうから、あまり見かけません。
ミスターチルドレンさんは、いまだに全曲SDになっていますね！
小田和正さんも以前は全曲SDだったのですが、最近HDに変わっていました。
HD（最大850kbps）
16bit/44.1kHz
Ultra HD（最大3730kbps）
24bit/44.1kHz
24bit/96kHz
24bit/192kHz
ULTRA HDだけが、3段階のレベルがあります。
ちなみに、ULTRA HDの割合は、私の感触では全体の5%くらいという感じがします。
アーティストによっては、全曲HDという方も多いですからね。
ULTRA HDが全体の5%くらいとして、その中で、最高音質の24bit/192kHzは、またまた少ないので、24bit/192kHzの曲に出逢えるって、ホント珍しいんですよね！
上で書いたように、有名アーティストの昔のアルバムにたまにあるくらいですね。
松任谷由実さんが凄くて、全曲ULTRA HDの24bit/96kHzになっていますね。
ネットの記事で読んだのですが、ユーミンの曲は、サブスク配信に向けて、松任谷正隆さんが全アルバムをリマスターし直したらしいです。こだわりが凄いですよね！
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Forplay Forplay (30th anniversary EAdition)
で、今回の話題ですが（笑）、フォープレイのファーストアルバム「Forplay」の30周年記念アルバムがリリースされまして、リマスターした上に、ビットレートが何と全曲24bit/192kHzになっているんです。
昔の音源のままハイレゾになっても、情報量だけが増えてあまり変わり映えしないわけですが、リマスターした上でのハイレゾの最高音質なので、それはいい音です。
フォープレイは、どのアルバムもそこそこ音はいいのですが、今回は1991年の一番古いアルバムということもあってか？、わざわざリマスターしての24bit/192kHz。
新譜で24bit/192kHzってほとんど見ないので、かなり力を入れたということなのだと思います。
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音的なお話をしますと、個人的には、低音がショボいアルバムってあまり好きではないのですが、フォープレイは、ネイザン・イーストさんの太くてボリュームがあってウォームなベースが私は大好きなんです。
あまりスムースジャズは聴かない私ですが、フォープレイだけは、ゴージャスで上品なサウンドとネイザン・イーストさんのベースの音が好きでよく聴きます。
・・・で、このアルバムですが、そのネイザン・イーストさんのベースが、それに加えてビシッと締まっているので、何ともたまらないサウンドなんです！(^^)
興味のある方、是非聴いてみて下さい！
Amazonミュージックのアルバム「Forplay」ページはこちら
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Forplay Forplay (30th anniversary EAdition)
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Forplay Silver
話は変わって、ひとつ疑問なのが、このビットレート、アマゾンミュージックにUPするときに、どうやって決めるのでしょうね？
ユーミンのアルバムが全曲ULTRA HDの24bit/96kHzということは、アーティストサイドがこだわっているということだと思うし、ミスチルが全曲SDというのも、アーティストサイドの意向だと思うんですよね。
ということは、今回はフォープレイサイドが力を入れたということなのでしょうか？
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個人的な疑問ですが、すべてのAmazonミュージックの音源を24bit/192kHzにすることって出来ないのでしょうかね？
正直、24bit/44.1kHzと24bit/96kHzはあまり変化を感じませんが、24bit/192kHzはさすがに違いますね！グッといい音になりますからね！とても滑らかで、音の密度もグッとあがりますからね！
それからね、不満なんですが、アルバムには「ULTRA HD」と表示されているのに、アルバムの中を見てみたら、1曲だけが「ULTRA HD」で残りの曲は全部普通の「HD」っていうのもどうか？って思いますよね！（笑）
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最近の新しいアルバムは、さすがに録音が良くて、いい音のものが多くて、ダイナミックレンジも広いので、それも是非24bit/192kHzにして頂きたいと切に願うところです。
私が思うに、Amazonサイドで、どうも手加減しているような感じさえしてしまうんですよね！
有名アーティストの古いアルバムは、「これ有名なアルバムだけど、音がイマイチだから192kHzにしとこうよ！」って。
で、新しい最近のアルバムについては、「元々音が悪くないから、そこまでビットレートを上げなくていいんじゃない？」って。
何か、そんな感じがしてなりません。(^^;
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