もの凄い天才少年を見つけました！ジョーイ・アレキサンダー JAZZピアニスト

もの凄い天才少年を見つけました！ジョーイ・アレキサンダーというインドネシアのJAZZピアニストの少年です。

インターネットラジオのJAZZ RADIOを聴いていたら、いい演奏だったので、Amazon Musicで検索して、そのアルバムを聴いてみました。お気に入りに入れてから、そのアーティストのことをWikiで調べたら、ジョーイ・アレキサンダーという少年で、私が聴いたアルバムが、何と彼が11歳のときに作ったアルバム。

えっ！私は11歳の少年の演奏に癒されていたわけ？もう衝撃でした！(>_<)

JAZZって難しいんですよね。いろんな理論があって、私にはチンプンカンプンです。（笑）

基本、即興演奏ですから、楽譜がないし、「こう弾いたらいい」という教科書がないんですね。

コードも、自分でアレンジしてセブンスやナインスの音を入れたり、メロディーも、自分の解釈で崩していったり。。。レベル高すぎ！

有名なJAZZピアニストも、幼少期にしっかりクラシックを身に付けて、それからJAZZに移行していく人がほとんどですが、このジョーイ君は、何と独学で、6歳の頃からJAZZを身に付けたそうです。　ご両親ともJAZZが好きで、そんな中で育ったそうです。

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この衝撃はモーツアルト以来ですね！

ちょっとだけ書くと・・・
私も若い頃は、随分とんがっていて（笑）、いろんな曲を聴いても、もちろん感動するのですが、いつかは自分もこれくらいの曲は作れるようになるだろう！って思っていたわけですね。（身の程知らずです（笑））

で、あるとき、モーツアルトの幼少期の作品集（ピアノ曲）のアルバムを買って来て、聴いてみました。彼が5歳のときに作った曲を聴いて、腰が砕けるくらい衝撃を受けました。

かなり幼い曲なのですが、左手はビートルズのレディーマドンナみたいにオクターブで弾いて、右手はバロックっぽいメロディーなのですが、どこかPOPな雰囲気があるんですね。あの時代に、しかも5歳の歳に、こんな斬新な曲を作れるの？って、凄すぎます。当時はまだ誰もやったことがない演奏法だったのではないでしょうか？

私の人生で、初めて素直に心から敗北を認めることができた瞬間でしたね！（笑）　自分とはレベルが違い過ぎる人間がいるんだということを知った瞬間でしたね。とんがっていた当時の私の鼻は完全にへし折られました。(笑)

で、今回のジョーイ君も、モーツアルトに近い衝撃を受けました。

彼のファーストアルバムの収録曲を演奏している動画です。多分11歳の頃だと思います。

メロディーやコードだけではなく、リズムも崩して弾いていますよね！
どうやったら、この年齢で、こんな枯れた演奏ができるのでしょうね？
音に幼さを感じないんですよね！凄くないですか？

後ろでベースを弾いているのが、ラリー・グレナディア（アメリカ）という方で、この方も凄いベーシストの方みたいです。ジョーイ君を暖かくフォローする彼のまなざしが素晴らしいですね。

ファーストアルバム My Favorite Things

Amazon Musicの方はこちらをポチっとすると聴けます。

8歳のときに、ハービー・ハンコックの前で演奏を披露し、彼から絶賛され、その後ウィントン・マルサリスの招待で米ニューヨークのリンカーン・センターのローズ・ホールでアメリカ・デビューを果たし、その後アポロ・シアターとゴッサム・ホールにも出演。グラミー賞も史上最年少でノミネートされ、ノミネートはその後何回も！

最新アルバム Warna

このアルバムも気に入っています。

Amazon Musicの方はこちらをポチっとすると聴けます。

私と同じように感じていらっしゃる方がいましたので、Amazonのレビューですが、貼り付けておきます。（Amazonさん、書いた方、ごめんなさい。でもいいシェアなのでお許し下さい。）

聴いていて、影響を受けた音楽やピアニストがまったく思い浮かばない。新世代とか無国籍とか、そんな言葉すら陳腐に思える。どこか違う惑星からやってきたような、モーツァルトやジミヘンレベルのアーティストの誕生だ