ジョン・ルイスさんの話題は、実は何回もしていまして、10年以上前にこのブログでも書いたことがあったのですが、当時は、「こんな音楽ですよ!」ってご紹介することも出来なかったのですが、Youtubeの普及で、私が大好きなアルバムがYoutuobeにUPされていましたので、今回改めてご紹介させて頂きます。

ご存知のとおり、MJQ(モダン・ジャズ・カルテット)のピアニストで、英才教育でピアノを習得して、JAZZとクラシックの融合を目指していたという記事を読んだことがあります。

MJQの中でも、その考えがミルト・ジャクソンとの摩擦を産んでしまったというお話も聞いたことがあります。


MJQ(モダン・ジャズ・カルテット)

今回ご紹介するのは、私が大好きなジョン・ルイスさんのアルバム『J.S.Bach Preludes AND Fugues』というシリーズです。全4作あります。

ジョン・ルイスさんが他のメンバーと数人でバッハのプレリュードやフーガを演奏するのですが、これがJAZZなのか?クラシックなのか?判別が難しい音楽で、というか、まさに彼が目指していた音楽なのではないでしょうか?

ごっちゃになってしまいがちなのが、よくJAZZミュージシャンが、クラシックのメロディーをJAZZに取り入れて演奏していますが、あれは主題のメロディーがクラシックなだけで、JAZZとして演奏しているんですね。ジョン・ルイスさんの場合は、JAZZとして演奏しているのではなく、クラシックとJAZZの真ん中で演奏している感じなんです。なので不思議な感じがするんです。

この音楽は、JAZZなの?それともクラシックなの?って!

クラシックは楽譜どおりに演奏するもので、JAZZは基本即興演奏。つまり全く方向が違う音楽をどうやって融合させるんだ?って思うわけですね!それをやってのけたのが、ジョン・ルイスさんということですね!

ということで、Youtubeにアルバム4作がすべてUPされていましたので、ご紹介させて頂きます。σ(^^)

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バッハのプレリュードやフーガの演奏ですが、バロック音楽はどちらかというクールなイメージがありますが、彼の演奏するバッハは、とても暖かいんです。そこがオリジナルのクラシックの演奏とは決定的に違うのかな?って思います。

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当時、レコード店で2作目と3作目は目に付いて販売されていたので、私も購入しましたが、1作目と4作目は、今回私も初めて聴くことができました。

まずは、私が一番大好きな3作目をどうぞ!


このアルバムの1・2曲目が好きで、特に2曲目が大好きです。



こちらは2作目です。





1作目です。





4作目です。


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この『J.S.Bach Preludes AND Fugues』というシリーズ、現在は販売されていないみたいで、Amazonでもほとんどが「中古品」。またAmazonミュージックにもありませんでしたので、この動画は貴重なものだと思います。気に入って下さった方は、是非「お気に入り」に入れて聴いてみて下さい。

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ジョン・ルイス evolution Ⅱ
 

最後に、Amazonミュージックに入っていらっしゃる方にお土産を差し上げたいと思います。Amazonミュージックで聴けるジョン・ルイスさんのアルバムの中で私が一番好きな、そしてお勧めのアルバムです。

お時間のある方は、是非聴いてみて下さい。

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音楽の話題、また何かございましたら、ご紹介させて頂きますね!σ(^^)

最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。

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