ボランティア演奏日記 「あきらとマドンナ」

　快晴の秋晴れ・・・演奏に出かけました。
今日も施設の皆様に歓迎して頂き嬉しく思いました。

御利用者のお一人が・・
「あなたたち・・この間”生協”で買い物をしてたよね？」
「えっ・・見てたんですか！」

最近は、各所で時々このような会話が交わされることがあります。

スーパーで、どのキャベツが大きいか？とか、
ピーマンの選別・・みかんの品定め・・特価品の奪い合い！！
はては、野菜詰め放題で無我夢中になって、目を吊り上げての欲丸出し・・

最近は、皆様の目が気になって控えめにしています。
カミさんにも・・
「押さえて・・おさえて・・遠くから見ていいのを選べ！！」
おかしなことは出来ないなと行動に気を遣っています。（笑）

今日は、秋の童謡や歌謡曲で１時間・・・
アンコールは「旅愁」で締めました。

演奏の合間に、先日亡くなった「瀬戸内寂聴さん」のお話をしました。

私が若かりし頃、京都の寂庵でお会いしたことがあります。
その時、先生の著書にサインをお願いしたのですが・・・


先生・・イヤイヤながら露骨に眉をひそめながらも
書いて頂いた思い出があります。


先生は、ショーケンのような２枚目が御好みですので
典型的な３枚目で無名の小生にはご不満だったのかも・・・（笑）
しかし、良い思い出となりました。

そのあと訪ねた「あだし野念仏寺」で、又説教を食らいました。

「あんたねぇ・・御朱印帳はスタンプ帳じゃないんだよ！
あちこち歩いて沢山集めればいいっつーもんじゃアリマセンよ！」

なんでご機嫌が悪かったのか・・・



御朱印帳のまえのページに書いてもらった「寂庵」のお札・・・
当時、人気の寂庵が気に入らなかったのか・・
念仏寺の坊主の意図の詳細は不明ですが、旅の印象に残して頂いたのは感謝です！
人生いろいろ・・・生きているうちに楽しみましょう！
瀬戸内寂聴さんのご冥福をお祈りします。合唱