この指が1本ごと動くたびに木製の村人が動く。
両手合わせて10人を操作する。
きみを追い詰めて、今度こそ仕留めなければならない。
ゲームの結果。
この指は8本、無事だった。
そこで、きみにトドメを刺すため、
この喉を差し出した。
「逃げて。」
(あとがき)
機械に繋がれながらゲームをさせられていた。指示通り「きみ」を追い詰めなくてはならない。繋がれた指と連動してた10人の村人が
きみを襲う。指を2本失ったところで我に返りゲームを放棄。
「逃げて。」その直後。声を出した喉は矢に貫かれた。
という、夢を見た。
僕の詩は、僕の見た悪夢を参考に書いています。
毎日怖かったり、痛い夢ばかり見ます。
しかし、リアルな体験には違いなくて、
表現をリアルに作品に出来ないかと考えながら、
ポジティブに置き換えて、
作品として吐き出して記録しています。