WICの中から

機構設計者が株式投資や育児に奮闘するblog

ちょっとずつAIを使っている

DeepSeekショックがNVIDIAを直撃し、強欲な半導体投資家を焼き尽くした今日この頃。面倒な社内手続きと利用料分の成果を出す悪魔の契約を交わすことでAI empoweredな立場になりました。使っているのは主にCopilot。

そんなわけで最近ちょっとずつAIを使っています。メモがてら、使い道と所感を残しておきます。ありきたりな使い道しかしてないと思うので、AIの大先生がいればよい使い方をご教授願いたい。

上手くいった事例

翻訳

一番使っているのが英訳です。前はDeepLを使ってましたが、常に立ち上げているTeamsから雑に英訳を投げられるのは便利。資料作成が捗ります。

逆に英語会議の要約を和訳してもらうのも良いですね。

資料探索

これも良く使う。最近は資料がメールだったりSharepointだったりTeamsチャットだったりと多種多様な所に置かれるので、たまに見たくなる程度の資料を探すのが以外に大変です。これは社内のITリテラシーの問題かもしれませんが。

Copilotだと「こんな感じのファイルで、〇〇さんから送られてきたやつ」みたいな聞き方をすれば、割と良い精度で探してきてくれます。アクセス権限がどうなってるか良く分からないんですが、OutlookとかSharepointとかも見てきてくれるんですよね。不思議。

ツール(マクロ)作成

強度計算とか公差計算とか、設計で使うExcelマクロを作ってもらってます。

最初は直接計算式を教え込んで計算してもらっていたのですが、前提となる数値が変だったり計算の過程が見えないことが微妙だったりしたので、ツールを作る方で使うようになりました。「入力セルに記載したらVlookupで欲しい数値拾ってきて、入れ込まれた計算式を元に欲しい解が出てくるシート」、を作るマクロのコードをお願いする感じです。これならVlookupで拾う数値を自分で確認、変更できますし計算式のチェックも見える化していてブレません。

ToDo管理

最近試し始めました。Teamsに雑に投げられるのが今のところ気に入っています。あと試してないですが、会議のA.I.(アクションアイテム)をそのままToDoに飛ばして貰ったりとかも出来るんじゃないかと思っています。ToDoに関連する情報とかファイルを提示してもらったり、応用の幅が他のToDo管理方法より広いのでは。

使えなかった事例

Office系(Excel, Outlook)

Excelはセル処理とか試してみたのですがイマイチ。ピボットテーブルにしないとまともに機能しない雰囲気を感じました。

Outlookは、テンプレ分を作るのに使っている人がいましたが自分には刺さらず。元々テンプレメールは下書きに用途別で保存してあるし、頻繁に出てくる単語や人名は短縮よみで辞書登録してあるので、プロンプト打つ打鍵数でメールが何通も送れるんですよね。

投資活用向けPDF処理

これはCopilotではなく個人利用のChatGPT。

決算短信を数年分読み込ませてリスト化してもらおうとしたのですが、PDF内の表の読み込みがイマイチ上手くできませんでした。会社によって微妙にフォーマットが違ったりして、普通にIR Bankさんを見に行く方が良いよねって結果に。

まとめ

AIの利用はまだまだ発展途上ですが、便利さと可能性を日々実感しています。これからも試行錯誤を重ねながら、自分なりの使い方を模索していきたいと思います。AIを使いこなすことで、仕事の効率化や新しい発見につながることを期待しています!