カヌレは本来、ワインの醸造過程(澱の除去)で用いられる「卵白」を取り除いて残った「卵黄」部分の有効活用として生まれました。
オープン直前ではありますが、プレオープンのタイミングで訪問してカヌレを購入してきました。
二つに割ってみると、中身も白い。美白!
リキュールなどは用いずに、地元北海道の牛乳をふんだんに使用し、子供も安心して食べられるカヌレに仕上がっています。食感は軟らかく、普通のカヌレとは大違い。これは普通に焼いてないな・・・。カスタードの様な濃厚な舌触りと、上品な甘みが余韻として残ります。これは美味しいなぁー。
他にも、北海道産の季節の野菜を使ったカヌレなんかもあります。今回購入したのはアスパラガスの甘みを活かしたカヌレで、アスパラの風味が楽しめます。太いアスパラガスの根本って、ちょっと固くて噛み切れないけど、サトウキビを齧ってるみたいに甘みを楽しめますよね?(俺だけか?)季節によってメニューも様々ありますので、気になった方は是非行ってみて下さい。
閑話休題。
お世話になっている「さっぽろワイン」の圃場。
ブドウ畑の方は開花が進んでいました。ここの所、好天が続いていたのですが久しぶりに雨も降ったので、ブドウ的にはバッチリのタイミングだったかもしれません。誘引と除草に追われる日々です。目立った病気も無く順調です。
ただ、個人的に思うのですが、ここの圃場はちょっと収量重視なのかな?と。
1stリリースのワインは少し酸が目立ち気味(もちろんブドウ樹自体の若さも有るのかも)なので、もう少し減産したいな・・・と思っています。
自分としては長期的にお世話になるか、何れ独立して自分のワイナリーを作るかの方向性は、正直決めかねています。
けれども、今はこの場所で良いワインを作っていけたら良いなという考えを持って日々勉強しています。
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