ワインの銘醸地「ボルドー」の伝統的な焼き菓子、カヌレ。

カヌレは本来、ワインの醸造過程(澱の除去)で用いられる「卵白」を取り除いて残った「卵黄」部分の有効活用として生まれました。

 
そんな魅惑のお菓子「カヌレ」の専門店が、7月10日に札幌市・厚別でオープンします。
 
 
 
 

北のカヌリエ カヌレ専門店
札幌市厚別区厚別西4条2丁目12-23
 
これまで、札幌市内のオープンスペースなどを利用して不定期に販売していましたが、この度厚別に店舗を構えて本格的な販売を開始する事になったそうです。カヌレ専門のお店というのは、あまり見聞きした事がありません。オーナーの水野祐一さんは、フランス料理を10年以上修行しており、その最中に現地フランスで食した本場のカヌレに感銘を受けた事が専門店を始めようとしたキッカケだそうです。
 
水野さんとは、個人的にも長くお付き合いさせて頂いていて、以前は札幌駅北口にあったワインバー「Beemiel」のシェフも勤めていらっしゃいました。フレンチを中心としながらイタリアンにも和食にも、様々な方向へアンテナを向ける向学心のある方で、自分が開催したワイン会の料理を考えてくれたり、お世話になりっぱなしの方です。
 
カヌレのお店を開く上で、自分の生まれ育った北の大地で北海道の食材を使ったものに拘りたいという事で、商品開発にも力を注ぎました。目玉となりそうなのがひと際目を引き付ける“真っ白なカヌレ”です。
 
その名も「北海道 白い牛乳カヌレ」です。
 

 

 

オープン直前ではありますが、プレオープンのタイミングで訪問してカヌレを購入してきました。

二つに割ってみると、中身も白い。美白!

 

リキュールなどは用いずに、地元北海道の牛乳をふんだんに使用し、子供も安心して食べられるカヌレに仕上がっています。食感は軟らかく、普通のカヌレとは大違い。これは普通に焼いてないな・・・。カスタードの様な濃厚な舌触りと、上品な甘みが余韻として残ります。これは美味しいなぁー。

 

他にも、北海道産の季節の野菜を使ったカヌレなんかもあります。今回購入したのはアスパラガスの甘みを活かしたカヌレで、アスパラの風味が楽しめます。太いアスパラガスの根本って、ちょっと固くて噛み切れないけど、サトウキビを齧ってるみたいに甘みを楽しめますよね?(俺だけか?)季節によってメニューも様々ありますので、気になった方は是非行ってみて下さい。
 

 

 

 

 

 

 

 

閑話休題。

 

 

お世話になっている「さっぽろワイン」の圃場。

ブドウ畑の方は開花が進んでいました。ここの所、好天が続いていたのですが久しぶりに雨も降ったので、ブドウ的にはバッチリのタイミングだったかもしれません。誘引と除草に追われる日々です。目立った病気も無く順調です。

 

ただ、個人的に思うのですが、ここの圃場はちょっと収量重視なのかな?と。

1stリリースのワインは少し酸が目立ち気味(もちろんブドウ樹自体の若さも有るのかも)なので、もう少し減産したいな・・・と思っています。

 

自分としては長期的にお世話になるか、何れ独立して自分のワイナリーを作るかの方向性は、正直決めかねています。


けれども、今はこの場所で良いワインを作っていけたら良いなという考えを持って日々勉強しています。

 

 

 

ちなみに自分は、金曜&土曜は基本的に石狩市の圃場近くにある直売所に居ます。
(国道231号線沿、石狩市厚田区聚富(しっぷ)171-2)
ワインショップというよりも、同農場の朝採れ野菜や山菜の加工品が中心のお店で、地元の人が多く来店されます(汗)道の駅の下位互換という感じです(汗)
 

 

 

日曜日は札幌市手稲区新発寒にあるワイナリーの直売所で勤務する事になっています。
(追分通、セブンイレブン新発寒5条店裏手、札幌市手稲区新発寒5条1丁目)
こちらは醸造所の中が少しだけ見る事が出来ます。アイテム数はまだ少ないです・・・
 
 
 
 
 
 

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