進学やキャリアアップを目指す方にKIOKU LABOから「記憶や思考の術」を提供・提案します。
皆さん、4月15日に、頭がいい子を“科学的”に解明した『16万人の脳画像を見てきた脳医学者が教える「賢い子」に育てる究極のコツ』が発売されたのをご存知ですか?この本では、「子育て」に脳科学の手法を取り入れた「賢い子」に育てる究極のコツを3つの視点から紹介しています。○「3つの秘密道具(図鑑・虫とり網・楽器)」を用いた子供が潜在的に持っている好奇心を最大限に伸ばす方法○同じ習い事をさせる場合でも、始める時期を脳の成長に合わせることで、子供自身も楽しみながら才能を伸ばすことができる「子供の脳の成長に合わせた才能開花法」○睡眠の仕方、朝食のとり方などを工夫することで、脳の「海馬」の大きさや記憶力、学力が大きく変わる「子供の脳の成長を加速させる生活習慣」さて、著書の中では一番最初に始めるオススメの習い事は「ピアノ」だと言われていましたが、ピアノは脳にとってどんな良い影響があるのでしょうか。ピアノというのは、楽譜を記憶し頭の中で想起し、つねに次の展開を考えながら、両手を複雑に使います。ですので、思考や創造性を担う脳の最高中枢である前頭前野が発達すると言われていますし、海馬が発達し記憶力が向上するとも言われています。また、ピアノは「体で覚える」ことになると思いますが(というより、指で覚えるといったほうがいいですかね)、この役割は小脳が担っていますので、小脳も発達します。最近は、“子育て×脳”の書籍は増えています。このような情報も参考にしながら子育てをされてはどうでしょうか。
いつも“記憶のココ調”をご愛読いただきありがとうございます!!記憶のココ調では『様々な勉強法に関するHow toとその信頼性』を調査報告しております。今回のテーマは…『勉強法×関連させて覚える』何かを覚えようとしたら、色々と関連づけて覚えましょう!!記憶は複雑に絡み合っており、より思い出し易くなります。“記憶と関連付けの関係性”一見何の関係も無さそうな二つの事柄を、関連させて記憶する。これは“記憶を引き出し易くすることで記憶効率を上げるという方法”です!!簡単に言うと記憶には入れ込む(記憶する)作業と、引き出す(思い出す)作業があります。二つ以上の物事を関連させることで、どれかの記憶が思い出された時、繋がった記憶も同時に思い出されるため、思い出し易くなるという仕組みです。この仕組みを利用した典型例が“メモリーツリー(マインドマップを簡略化したものであり、マインドマップも同様)”です。その他にも、関連性を見出せれば良いので、一見無作為に見える数字や規則であっても背景を調べることで、それぞれが繋がって記憶に残り易くなることもあるでしょう。周辺情報も一緒に覚えられるので、知識により深みも出てきます。……ここだけの話『ある条件で関連付ける』方法もあります。と、言うわけで今週の報告はここまでです。気になる信頼度は…『100%』閲覧いただきありがとうございました。※無料相談コーナー記憶の専門家に日々の生活で抱いている悩みを気軽に相談してください。翌営業日には返信致します。-------------------宛先:kiokulabo@gmail.com件名:無料相談 名前本文:下記内容の記載をお願いします名前職業(可能な範囲)相談のジャンル(生活、学校、仕事、資格取得、その他)相談の内容-------------------
今回は最近リーダーシップの題材としても取り上げられた「キングダム」をご紹介したいと思います。 キングダムは2006年よりヤングジャンプで連載されている作品です。中国の春秋戦国時代が舞台となり、大将軍を目指す「信」と後の始皇帝となる「政」を中心とした戦乱の世をテーマに描かれています。 趙国を攻める信率いる秦国が黒羊にて交戦する事になり、河を挟んで対峙する「渡河の戦い」の場面があります。その前日、信達は敵の計略に嵌められ戦線を押し込められるという失態をしてしまいます。この河を本日中に攻略し戦線を押し返さなければ隊長の信および軍師の河了貂の斬首刑が執り行われてしまう状況です。ですが、この状況下で河了貂は窮地に立たされてしまいます。 なぜならこの対岸の状況、河了貂の師である昌平君は船や橋が無いのであれば「無手」であると河了貂に教えているからです。 無手とは「手段・技術を持たない事」を意味し、ここでは既存の戦略では1日で攻略は不可能という意味になります。 そこで河了貂は地形を調べ上げ、あえて他の人が選び得ない策を講じこの状況を覆す事に成功します。 一般的な方法では解決が困難な事が人生の中ではあったります。そういった時、人は既成概念に囚われてしまいなかなか解決策を見つけられないものです。 よく言われる例えですが、子供の頃に鎖をつけられた象は逃げ出せない事を刷り込まれてしまい、大人になって鎖が小さくなったとしても逃げ出さなくなってしまいます。 これは人でも同じ事が言えます。解決策がなかなか見つからない状況が続いてしまうとモチベーションは落ち、ついには挑戦する事を辞めてしまう事も起こりうります。 そうならない為に、普段からの生活で気を付けておくべき事があります。 それは「普段からアイディアを出す訓練をし続ける事」です。 KIOKU LABOの管理者の1人は毎日1案ずつ企画書を朝ミーティングに提出しています。 そうする事で全く異なる企画と企画とが合わさりより良い案が浮かんでくるそうです。 毎日実施する事は並大抵の事ではありませんが、1週間に1回でも何か身近な問題を解決する練習をしていく事がいざと言う時の閃きに繋がると思います。 最後まで読んで頂きありがとうございました。 Normal 0 0 2 false false false EN-US JA X-NONE /* Style Definitions */ table.MsoNormalTable {mso-style-name:標準の表; mso-tstyle-rowband-size:0; mso-tstyle-colband-size:0; mso-style-noshow:yes; mso-style-priority:99; mso-style-parent:""; mso-padding-alt:0mm 5.4pt 0mm 5.4pt; mso-para-margin:0mm; mso-para-margin-bottom:.0001pt; mso-pagination:widow-orphan; font-size:10.5pt; mso-bidi-font-size:11.0pt; font-family:"Century","serif"; mso-ascii-font-family:Century; mso-ascii-theme-font:minor-latin; mso-hansi-font-family:Century; mso-hansi-theme-font:minor-latin; mso-font-kerning:1.0pt;}
皆さんは、仕事でプレゼンをする機会は多いでしょうか?発表会、営業、説明会etc...。ビジネスの様々な場面でこういった機会に遭遇していると思います。そのため、“上手にプレゼンテーションをする力”というのは、今やビジネスパーソンにとって必須のスキルですよね。しかし、多くの人はプレゼンを苦手としているのではないでしょうか?昨今、プレゼンをテーマにした書籍やセミナーが増えているのもそのためでしょう。今回は脳科学、心理学の視点からプレゼンを考えてみたいと思います。まず、心理学的な切り口で考えてみます。さて、NLP心理学でしばしば紹介されるVAKモデルをご存知でしょうか?VAKモデルのVAKは、それぞれの用語の頭文字をとったものです。V(Visual)・・・視覚A(Auditory)・・・聴覚K(Kinestic)・・・身体感覚NLP心理学では、この視覚、聴覚、身体感覚のなかで自分の優位感覚を知ることで、学習効率を上げる事ができると言われています。これをプレゼンに応用すると、ある人は視覚(Vsual)を重視して図表や絵を見た方が理解でき、ある人は聴覚(Auditory)を重視して話を聞くと理解でき、またある人は動き回ったり物を動かしたりして運動感覚(Knesthetic)を使った方が理解できると考えることもできます。人によって優位性があるため、どの感覚に強く働きかけてプレゼンするかは、聴衆の特性によって変更する必要がありますね。一方で、脳科学的には視覚と聴覚の両方に働きかけるプレゼンをした方が、片方の場合と比べて聞き手は2倍、記憶に留めやすくなるそうです。良くも悪くも、プレゼンテーションをする側は、自分の好みの方法を重視する傾向があります。それぞれ考え方の切り口は若干異なりますが、一番、大事なことは聞き手を主体的に捉えることではないでしょうか。是非、自分と違う方法を好む人に配慮したプレゼンテーションをしていきたいですね。
みなさんは認知行動療法というものをお聞きした事はありますか?認知行動療法とは認知に働きかけて気持ちを楽にする精神療法(心理療法)の一種です。認知というのは、ものの受け取り方や考え方という意味です。ストレスを感じると私たちは悲観的に考えがちになって、問題を解決できないこころの状態に追い込んでいくのですが、認知療法では、そうした考え方のバランスを取ってストレスに上手に対応できる心の状態をつくっていきます。このバランスを取りやすくしてくれる映画が存在します。 それはディズニー映画の「インサイドヘッド」と呼ばれる作品です。これは2015年に上映されたディズニー映画で主人公のライリーは、笑顔が素敵な活発な11才の女の子です。彼女の頭の中には「ヨロコビ、イカリ、ビビリ、ムカムカ、カナシミ」の5つの感情が存在します。そんな感情たちは、頭の中の司令部でライリーを幸せにするため日々奮闘しています。ある日ライリーは、住み慣れた大好きな街から見知らぬ街で暮らし始めます。不安定になった彼女の心は、感情達に思わぬ大事件を起こします。ヨロコビとカナシミは司令部の外に放り出されてしまい、頭の中の世界は異変の兆しを見せ始め、2人は巨大迷路のような≪思い出保管場所≫に迷い込み、ヨロコビ不在の司令部も大混乱となる。その頃ヨロコビとカナシミは自分たちも今まで見たことが無かった驚きと色彩に満ちた世界で大冒険を繰り広げていた。 この作品、監督であるピート・ドクター氏の身近な人物がモチーフにされた作品としても有名です。それは監督自身の娘が急におとなしくなったり、不機嫌になったという事に出くわした際に親として感じた切実な思いや戸惑いを脳神経科学や心理学のエッセンスを交えて作り出したそうです。その中で「ホールネス」と呼ばれる考え方が用いられています。ホールネスとはポジティブとネガティブを合わせた幅広い心理状態で、しっかりと自分の中に取り込める能力の事です。嫌な思考や感情を抑え込みたい気持ちは誰しも持っていますがその感情を活かす様に考えた方が建設的と言われています。作品の紹介にピート氏は以下の様に述べております。 「親しい人間に対して、怒ったり怖がったり悲しがったりする感情の深みや複雑さこそが本当の絆をもたらす。人生の幸せというものは、ずっと深いところに存在するのです。」 物語を追うだけで自然と感情のモデルが飲みこめる本作品、是非とも1度見てみていただきたいです。 最後まで読んで頂きありがとうございました。 Normal 0 0 2 false false false EN-US JA X-NONE /* Style Definitions */ table.MsoNormalTable {mso-style-name:標準の表; mso-tstyle-rowband-size:0; mso-tstyle-colband-size:0; mso-style-noshow:yes; mso-style-priority:99; mso-style-parent:""; mso-padding-alt:0mm 5.4pt 0mm 5.4pt; mso-para-margin:0mm; mso-para-margin-bottom:.0001pt; mso-pagination:widow-orphan; font-size:10.5pt; mso-bidi-font-size:11.0pt; font-family:"Century","serif"; mso-ascii-font-family:Century; mso-ascii-theme-font:minor-latin; mso-hansi-font-family:Century; mso-hansi-theme-font:minor-latin; mso-font-kerning:1.0pt;}
皆さんは、ビジネスシーンで新しい仕事を振られた場合、すぐさま「では、どうやってやろうか」と考えを切り替えることができますか?「(やり方は考えてないけど、やったことはあるので出来るはず)」「(やり方はわからないけど)出来ると思います!」と答えてしまう人は、この際の「出来ると思います!」が結果的にウソになってしまい、後々周囲に迷惑をかけてしまうことになるかもしれませんね。本日は、東洋経済オンラインの『デキない男の「出来ると思います」にご用心』という記事を参考に、仕事を振られた際のデキる男の思考パターンを調べてみたいと思います。ポイントは以下の3つです。(引用)======================アウトプットで測る「その仕事って何をするんですか?」「最終的に、どうなったら良いんですか?」このように、仕事の成果物(アウトプット)に着目し、振られた仕事の目的や目標設定といった目指す未来に目線を向けられるかが1つ目のポイントです。やり方をイメージする「それってどんな感じでやるんですかね……」。仕事で出すべき成果物を確認したら、どのように結果を出すか、どのように進めていくかという戦略をイメージできることが2つ目のポイントです。出来るイメージが持てるかやり方がイメージできたら、実際にそれを遂行している自分をイメージできることが大事になり、それが3つ目のポイントです。======================要約すると、デキる人というのは、効果を出すためのプロセスがイメージできています。そして、次の段階としては、自分自身がそのタスクを実行しているイメージが持てているのですね。今回もテーマになっている、この“イメージ力”ですが、簡単なようで難しく考えてしまう人が多いかもしれませんね。そのような方は、シンプルに読書をたくさんすることから初めてみても良いかもしれません。「なんだ、読書かよ・・・」と思われた方もいると思いますが、ある研究によると、夢中になって本を読んでいるとき、脳はその状況を実体験しているかのように活動しているそうです。実際にそれを遂行している自分をイメージできることが大事だと先程も言いましたが、読書中というのは、脳の中では実際に体験したかのような状態になっているのですね。しかも、その実体験した記憶は5日間以上残るのだそうです。まずは、読書によって脳のなかのイメージを形成していくのも良いかもしれませんね。
いつもKIOKU LABOをご覧いただきありがとうございます!!5回目の投稿となる『記憶のココ調』ですが、『もっと具体的な情報』をお伝えするためにリニューアルし、How toの部分で調査報告していきます。今回のHow toテーマは…『勉強法×声に出して読む』やり方は簡単です。“覚えたい”と思うことを、“声に出して読む”五感を使うと脳に深く印象を刻むことができ、暗記がしやすくなります。心理学系専門誌「Psychology Today」では、「Journal of Experimental Psychology:Learning, Memory, and Cognition」(2010年10月号)に掲載されている、ColinMacLeod氏らの研究レポートを引用し、声に出して読むことが記憶アップにつながる、と述べています。ただし、1つ注意なのは、“単に読むことだけが記憶に役立つ”というわけではなく、全部声に出して読むと、“全部黙読するのと同じくらい、記憶に残らない”そうです。記憶を助けるポイントは、他のものと区別する。また、周囲の環境と人の目には気を付けてください。ささやきレベルでも効果があるそうです。例外として、“人前で恥ずかしい思いをした”という記憶(エピソード記憶と言います)が、長期記憶として残ります。よって、“あえて人前でやる”のも実はありかもしれません。と、言うわけで今週の報告はここまでです。気になる信頼度は…『90%』閲覧いただきありがとうございます。※無料相談コーナー記憶の専門家に日々の生活で抱いている悩みを気軽に相談してください。翌営業日には返信致します。-------------------宛先:kiokulabo@gmail.com件名:無料相談 名前本文:下記内容の記載をお願いします名前職業(可能な範囲)相談のジャンル(生活、学校、仕事、資格取得、その他)相談の内容-------------------
暗記にもいろいろあると思いますが、ゲームとして記憶が関連したもので私の記憶に残っているもので『DanceDanceRevolution(以下、DDR)』があります。 DDRは1998年にコナミから発売された音楽とダンスが融合されたゲームです。上下左右の床面を画面の譜面に合わせて踏む事で遊ぶ事が出来るもので、自分の身体を使ったゲームとして人気を博し、男女問わずユーザーが多い作品です。多くの人は通常通り画面を見ながら遊ぶのですが、一部のユーザーは「背面プレイ」という遊び方をする事があります。これは画面に背を向けた状態で遊ぶスタイルで譜面を1つも間違えずに踊れる人も少なくはありません。 無論、画面を見ず間違えずに踊れると言う事は完全に譜面を覚えているわけですが、では何故多くの人が行う事が出来たのでしょうか? それは『アンカリング』と呼ばれる心理学の反応による影響が関与していると考えられます。 アンカリングとは、五感から得た情報から、特定の感情や反応を起こすようにする方法の事です。DDRで与えられる情報は音楽による「聴覚情報」、画面から与えられる「視覚情報」、実際の動作から得られる「触覚情報」があります。これがゲーム性を帯びる事で快刺激として脳に情報が伝える事により扁桃体がより強く働き、海馬の働きが促進されている状態となる為、より早く強固に記憶されます。 またアンカリングでは以下の事が言われております。 『体を使うこと、目を使うこと、イメージを使うこと、音を使うことを組み合わせたり、1つ使うにしても他の動作にはないことと組み合わせると、その記憶を引き出したい時にその動作をすることで思い出すことが出来ます。』 故に背面プレイの動作をするという行動からも記憶の想起(思い出す事)がより容易になる事が考えられます。 記憶する際は特定の動作を取り入れる事でより活性化されるので、よりユーモア性のある動作と関連付けるのがキーとなります。是非1度、試してみてください。 最後まで読んでいただきありがとうございました。 ※無料相談コーナー記憶の専門家に日々の生活で抱いている悩みを気軽に相談してください。翌営業日には返信致します。-------------------宛先:kiokulabo@gmail.com件名:無料相談 名前本文:下記内容の記載をお願いします名前職業(可能な範囲)相談のジャンル(生活、学校、仕事、資格取得、その他)相談の内容------------------- Normal 0 0 2 false false false EN-US JA X-NONE /* Style Definitions */ table.MsoNormalTable {mso-style-name:標準の表; mso-tstyle-rowband-size:0; mso-tstyle-colband-size:0; mso-style-noshow:yes; mso-style-priority:99; mso-style-parent:""; mso-padding-alt:0mm 5.4pt 0mm 5.4pt; mso-para-margin:0mm; mso-para-margin-bottom:.0001pt; mso-pagination:widow-orphan; font-size:10.5pt; mso-bidi-font-size:11.0pt; font-family:"Century","serif"; mso-ascii-font-family:Century; mso-ascii-theme-font:minor-latin; mso-hansi-font-family:Century; mso-hansi-theme-font:minor-latin; mso-font-kerning:1.0pt;}
皆さんは、普段の生活で、相手への“気づかい”ができていますか?「気づかいが出来ているか自信がない」、「私は気づかいが出来ているけど、あの人は本当に気づかいが出来ていない」――。気づかいが出来るか否かは、ビジネスシーンにも関係してきます。特に、接客業の方は必須のスキルですよね。このように言うと、“気づかい”という言葉を難しく考えてしまった方がいるかもしれません。『仕事も人間関係もうまくいく ANAの気づかい』の著者であるANAビジネスソリューションでは、気づかいをこのように説明しています。======================①気づかいとは、「相手のこと」を想像する習慣②気づかいとは、「一歩先のこと」を想像する習慣======================わたしたちの周囲で「あっ、このひと気が利くな」と感じる人は、この2つが無意識に行えているのでしょう。つまり、相手の言動などを汲み取り、「この人は普段、こういう生活をしているのではないだろうか」「それならば、次はこういう行動に移るのではないか」と一歩先の展開がイメージできているということですね。“無意識に一歩先の展開をイメージ”というと、難しく考えてしまうかもしれません。しかし、脳科学者の池谷先生によると、ルーティン化する(決められた一連の動きとなる)うえでは、脳を無意識的に働かせたほうが効率的になるそうです。なぜかというと、「ワーキングメモリ」という短期的な記憶を処理するメモリは、容量が少なく、一度に意識できることは7つ程度が限界だといわれています。しかし、一方で、無意識の記憶に制限はなく、無意識の領域に仕事をさせれば、より多くのことが同時並行で処理できからなのです。“無意識的”にイメージ出来るようになるため、まずは周到な準備をして、心や時間に余裕を持つことが大事ですね。そうした状況をつくることによって、自然と気づかいをする余裕も生まれてくるでしょう。
いつもKIOKU LABOをご覧いただきありがとうございます!!~このコーナーは『Googleサジェスト』を基に『勉強法』に関する嘘?本当?な情報を検証します~第4回目のテーマは…『勉強法×高校生』調査対象は上記ワードで検索した時、トップページに紹介されている10のサイトです。今回の内訳は「勉強法の紹介9件」、「塾の広告1件」でした。『一生懸命勉強しているのに、なかなか結果がでない』学生時代、誰でも1度は似たような経験あると思います。そういう人達に共通して言えることがあります。もうお分かりでしょうか?『勉強法を知らない』「勉強法 高校生」と検索する人の多くは「結果が出ないことに悩む現役高校生」や「その親・先生」ではないでしょうか。テストが近づく度に、“藁にも縋る思い”で検索しているのではないでしょうか。記憶のココ調では、2回目の調査で“暗記”を調査し、話題の暗記方法をランキング形式で紹介しました。その時も今回もやはり“種類の多さ”に驚かされました。しかも、そこに紹介されている方法は“ある程度事実”なので、“どれを実践したら良いか?”に悩んでいる方が多いように感じます。そこで、今回は信頼度を検証するのではなく、“結果が出ない悩みを持つ方々のために”大切なことを1つ紹介します。それは…『イメージ』長期的に、色濃く記憶するなら、この“イメージ”することが必要です。今回は最後に“イメージする力”をテストする方法を載せます。次の文を読んで実際にイメージしてみてください。「自分の手の平を見てください。」「そこに茶色の小瓶が乗っています。」「その小瓶の蓋を開けて、中を見てみてください。」「真っ赤な梅干しがギッシリ詰まっています。」いかがですか?涎が沸いてきませんでしたか?それはイメージに体が反応した証拠です。これができた人はイメージを用いた記憶法ができると言えます。その“記憶法”については、後程ご紹介できたらと思います。と、言うわけで今週の報告はここまでです。気になる信頼度は…『120%』!!閲覧いただきありがとうございます。※無料相談コーナー記憶の専門家に日々の生活で抱いている悩みを気軽に相談してください。翌営業日には返信致します。-------------------宛先:kiokulabo@gmail.com件名:無料相談 名前本文:下記内容の記載をお願いします名前職業(可能な範囲)相談のジャンル(生活、学校、仕事、資格取得、その他)相談の内容-------------------
今回は漫画が原作で映画・ドラマ化された「DEATH NOTE」です。 「DEATH NOTE」は人の名前と顔を認識してノートに名前を記入する事で人を殺す事が出来る夜神月と彼を逮捕する為にFBIから派遣されたLとの頭脳戦をメインに描かれた作品です。 そしてその中でも取り上げるのは、映画第3弾でLを主人公とするスピンオフ作品『L~change the world~』です。 とある国で人為的に作られた生物兵器が試験的にばら撒かれ、そこに住んでいた数学の天才児BOYはFBI捜査官のFから日本にいるLの執事であるワタリの電話番号をテロリストからの追跡をかわす中、口頭で伝えられます。Fはメモなしでは無理かと後悔しますが、その直後BOYはその番号を正確に復唱します。そして追跡を逃れたBOYはワタリに無事電話をする事が出来、LとBOYが出会う事でL最後の事件が幕を開けます。ここでの電話番号は13桁の国際番号となります。一般的に短期記憶で覚えられる数字の数は7±2と言われています。この数字に関わる用語としてマジカルナンバー7という言葉がありますが、この研究で引用されている研究者がHayesとPollackであり、それぞれ異なる研究をしておりますがおおよそこの範囲内での記憶が可能であるとされています。他の研究としてCowanによると4±1とも言われています。ですが、実際に数字の記憶を行ってみると7桁の記憶というのはかなり難しく、13桁なんて数字は途方もない数であると感じます。やはり映画と言う事もあり、このように膨大な数字を瞬時に記憶し、その記憶を保持する事は不可能なのでしょうか。作品中にはこの事を可能にしうる演出が含まれていると私個人としては捉えています。それは、彼が日常的に数学的な問題に触れている事です。フィボナッチ数列であったりトレミーの定理など、様々な問題を解き続ける事で特に数字に対する処理能力が高くなっていた事が考えられます。普通の生活を送る中で大多数の人が日常的に数学の問題を解き続けるのは時間的にも精神的にも無理があると思います。そういった意味でも、生活に密接している電話番号に触れた際にその数字を記憶してみるというトレーニングは手軽に出来ると考えられます。こういった習慣は若い頃から家族で楽しみながら行っていく事で定着出来ると考えられるので、是非試してみてはいかがでしょうか。最後まで読んでいただき、ありがとうございます。※無料相談コーナー記憶の専門家に日々の生活で抱いている悩みを気軽に相談してください。翌営業日には返信致します。-------------------宛先:kiokulabo@gmail.com件名:無料相談 名前本文:下記内容の記載をお願いします名前職業(可能な範囲)相談のジャンル(生活、学校、仕事、資格取得、その他)相談の内容------------------- Normal 0 0 2 false false false EN-US JA X-NONE /* Style Definitions */ table.MsoNormalTable {mso-style-name:標準の表; mso-tstyle-rowband-size:0; mso-tstyle-colband-size:0; mso-style-noshow:yes; mso-style-priority:99; mso-style-parent:""; mso-padding-alt:0mm 5.4pt 0mm 5.4pt; mso-para-margin:0mm; mso-para-margin-bottom:.0001pt; mso-pagination:widow-orphan; font-size:10.5pt; mso-bidi-font-size:11.0pt; font-family:"Century","serif"; mso-ascii-font-family:Century; mso-ascii-theme-font:minor-latin; mso-hansi-font-family:Century; mso-hansi-theme-font:minor-latin; mso-font-kerning:1.0pt;}
皆さんの思考パターンは、ネガティブですか?それともポジティブなほうでしょうか?ポジティブであるほうが良いに越したことはないですが、そんな人ばかりではないですよね。ただ、記憶に関していえば、ポジティブな感情を伴った記憶ほど思い出し易く、ネガティブな感情を伴った記憶は思い出しにくいようです。キーワードは、“ポリアンナ効果”ですね。▷▷“ポリアンナ効果”とは、1913年にエレナ・ホグマン・ポーターが書いた小説『少女パレアナ』の主人公に由来する心理学用語の1つ。意味としては、 否定的・悲観的・後ろ向きな言葉よりも、肯定的・楽天的・前向きな言葉のほうが大きな影響をおよぼす、というもの。この“ポリアンナ効果”は記憶処理のメカニズムにも適用されると考えられています。つまり、否定的なことよりも肯定的なことのほうが記憶として定着しやすく、思い出しやすいということなのです。なぜかというと、わたしたちは、自分が望ましい自己イメージを保つために、肯定的な自己イメージと一貫性のあるポジティブな記憶を思い出しやすくしていて、その一方で、自己イメージを悪化させる恐れのあるネガティブな記憶を抑えつけているからなのです。そう考えると、まずは、肯定的な自己イメージを持つことが大事ですね。もちろん、ポジティブな側面ばかり強調して、マイナスのことを無視するということでは決してありません。“マイナスのこともあるがままに受け止め、しかし、この部分はポジティブに捉えよう”という心持ちが大事ですね。脳は思い込みを現実にしようとする働きがあります。まずは、肯定的な自己イメージをつくっていきましょう。
皆さんは、哺乳動物にとって前頭前野がどのくらい重要かご存知でしょうか?ちなみに前頭前野の大脳に占める割合は、ネコ:3.5%イヌ:7%サル:11.5%チンパンジー:17%ヒト:29%となっています。ヒトは他の動物に比べて脳そのものも大きくなっているので、ヒトでは前頭前野がいかに大きくなっているかよく分かりますよね。ここで、前頭前野の機能をおさらいしておきます。主に、ワーキングメモリー反応抑制行動の切り替えプラニング推論などの遂行機能高次な情動・動機づけとそれに基づく意思決定を担っています。また社会的行動、葛藤の解決や報酬に基づく選択など、多様な機能に関係しています。この前頭前野ですが、東北大学が行った二ホンザルを用いた実験で、興味深いことが明らかになったそうです。ざっくりまとめますと>>>・ニホンザルは、脳の前頭前野を使い膨大な情報をカテゴリー化によって整理している。・そうすることにより、物事の関係性を分かりやすくしたうえで、予測的な行動をとっている。▷▷▷重要なキーワードは、脳を整理することで予測的な行動を取っている、というところですね。これを普段の生活・学業・仕事に置き換えて考えてみます。脳を整理するためには、やるべきことを書き出し、それが“重要で緊急性を要する”ことなのか、“重要だけど緊急性は要しない”ことなのかを整理すると良いでしょう。やるべきことが整理できていれば、余計なことに気を取られずに翌日に備えられます。限られた時間を有効活用し生産性をあげるためには、前頭前野を活用し脳を整理することが大事ですね。
人間が日常生活で使いこなしている視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚のいわゆる「五感」。近年の研究によると、これら五感は別々に使われるのではなく、生活場面や用途に応じて様々な組み合わせで使われているようです。この「五感」というものは高齢になるにつれ衰えていくようで、最近の研究では、高齢者のほとんどは「五感」のうち1つ以上に感覚の低下がみられることが分かったそうです。視覚の低下は転倒への影響がありそうですし、触覚の低下は火傷、嗅覚の低下は認知症への関連がありそうですね。ちなみに、五感の中で最も記憶に強く働きかける感覚はどれだと思いますか?答えは、「嗅覚」です。なぜなら、五感の中で嗅覚だけが、記憶や喜怒哀楽をつかさどっている大脳辺縁系に直結していると言われているからなのです。 そういった背景もあって、アルツハイマー型認知症の方にアロマの香りをかいでもらう“アロマセラピー”が行われていて、有用性も示されているのですね。さて、ここで、「五感と記憶」の結びつきを簡単に整理したいと思います。まず、海馬に送られた記憶ですが、その後、長期記憶として側頭葉の側頭連合野に貯蔵されます。TVでお馴染みの茂木健一郎先生は、側頭連合野の特徴を勉強法と絡めて以下のように説明しています。=================================側頭連合野は視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚といった五感を司る部分でもあるため、耳で聞く、目で見る、音読する、手を使って書くなど様々な手段で働きかけたほうが記憶を定着させることができるのです。自分の声を聞き、自分の手で書くことで側頭連合野は活性化され、長期記憶が定着しやすくなる。=================================つまり、五感を同時フル活用したほうが記憶は定着するのですね。KIOKU LABOとしては、五感をフル活用することに加え、脳の中で具体的なイメージを作ることをオススメします。例えば、ホワイトボードに書かれた内容を書き写す際にも、自分の頭の中でその内容を具体的なイメージとして形作ってから書くようにしてはどうでしょうか。是非、実践してみてください。
皆さん、人間の集中力の限界はどのくらいだと思いますか?一般的に、大学生は90分だと言われているのですね。ただし、集中力の波は15分周期で、脳科学的に見て15分という時間は最も集中力を高めることが出来る時間の単位だと言われています。NHKの朝の連続テレビ小説が15分で終わるのは、それが理由なのです。また、子供ではこの集中力の周期が特にはっきりしていて、15分で飽きがきます。子供向けのテレビアニメが15分を1話として制作され、合間にCMが入るというのは子どもの集中力に合わせた結果なのです。やがて、小学校高学年になると15分周期の波に乗れるようになります。そのため、小、中、高校は45~50分を一時限としていて、大学では90分を一時限の長さとして設定しているのです。小学校の授業時間は1時限あたり45分と定められていますが、これにはちゃんとした根拠があったのですね。さて、『集中力の波は15分周期』というキーワードは、どのように学習に応用できるでしょう。▷授業・遊び・アルバイトなどで忙しく、どうしてもまとまった学習時間がとれない皆さんの“すきま時間”を活用しましょう。「15分ではしっかり勉強できないのでは?」という声が聞こえてきそうですが、15分の勉強を何度も繰り返せば前回勉強したことを反復することになります。一夜漬けの勉強より、何日かに分けて毎日コツコツと少しずつ勉強したほうが、記憶の定着に良いことは明らかになっています。(レミニセンス現象)これからは、「電車移動の15分」、「バイトの休憩時間の15分」を集中して学習する時間とし、効果的に活用していきましょう。最後まで読んで頂きありがとうございました。
前回シェアしたHuffPost Japanの動画は、皆さんご覧になられたでしょうか?この動画では、認知症の人に対して家族愛をもって感情に働き掛けることで、“隣で寝ているのは自分の娘だ!”と記憶のスイッチが緩やかに入っていくことがリアルに示されています。さて、この動画を見た翌日、興味深い記事を見つけました。そこには、こう書かれていました。『アルツハイマー型認知症の患者は、記憶を失ったのではなく思い出せないだけなのかもしれない』▷▷この記事を要約しますと、そもそもアルツハイマー型認知症は、記憶の形成、保存、想起に重要な海馬の周辺で神経細胞の変性が始まることから、海馬の異常が記憶障害を引き起こす可能性が指摘されていました。しかし、アルツハイマー型認知症の初期における記憶障害の原因が、「記憶を新しく形成できないため」なのか、「形成された記憶を正しく思い出せないため」なのか、そのメカニズムはハッキリと分かっていないのです。そこで、初期のアルツハイマー病と似た状態にしたマウスの脳に刺激を与えたところ、忘れていた記憶を呼び戻すことに成功したということなのです。そこで、『アルツハイマー型認知症の患者は、記憶を失ったのではなく思い出せないだけなのかもしれない』という結論に至ったわけです。 ここで、先週の動画を踏まえて少し飛躍して考えてみると、“人にとって脳への刺激として一番効果的なのは、感情ではないだろうか”と考えることができますね。動画では、脳のなかに眠っていた娘との一つ一つの体験が感情と共に思い出され、関連した記憶を芋づる式にたぐり寄せていった結果、娘の名前を思い出すに至ったのだと感じました。改めて、感情と記憶は表裏一体なのですね。最後まで読んで頂きありがとうございました。
みなさんは、“知識”と“経験”の違いについて考えたことはあるでしょうか?『知識は点であり、経験は線である』少し前に話題になっていたので、この一言でピンときた方もいらっしゃると思います。つまり、技能や情報といった知識は、ただ持っているだけでは『点』にしかすぎません。しかし、経験を重ねることで、ばらばらに存在していた知識(点)に結び付きができ、線でつながっていく。ということなのですね。有名な故スティーブ・ジョブズ氏も、知識(点)と経験(線)について、以下のように述べています。=================================未来に先回りして点と点をつなげることはできない。できるのは過去を振り返ってつなげることだけなんだ。だから点と点がいつか何らかのかたちでつながると信じなければならない。歩む道のどこかで点と点がつながると信じれば、自信を持って思うままに生きることができる。=================================私たち、PT、OT、STに置き換えて考えてみると、養成校で習う解剖学、運動学、生理学、社会学、心理学などの知識は、言わば『点』ですよね。1年生のうちにこのあたりの“知識”をしっかり記憶しておくことは絶対的に大事になります。しかし、記憶しておくだけでは不十分なのです。PT、OT、STになるためには、この『点』と『点』をOSCE、臨床実習といった『経験』を経て、線にしなくてはなりません。そのためにも、1年生のうちから、「今学んでいる知識は、臨床実習、その先PT・OT・STとして働く未来の自分に繋がっている」というイメージを持って学ぶことが大事ですよね。結局のところ、持っている知識の数が多いほど、多くのつながりを作ることができ、経験になります。まずは、より多くの文献・参考書を読み、知識を集めるところから始めていきましょう。最後まで読んで頂きありがとうございました。
感情に働き掛けることで、記憶のスイッチが緩やかに入っていくのですね。徐々に徐々に、自分の生きてきたストーリーが再び脳の中に描かれ出したように感じました。感情と記憶は表裏一体であるということを再認識できました。HuffPost Japan動画https://www.facebook.com/HuffPostJapan/videos/613466588807827/?fref=nf
みなさんは、勉強や、勉強に限らず様々なことを学習する上で、自分自身にどんな特徴があるか気づいていますか?「ものごとを考えるとき、いつも同じ考え方をしてしまう」「そういえばいつもネガティブ思考だ」もしくは「一度決めたことは最後までやり抜く集中力がある!」「思い立ったら即行動できる積極的なタイプだ!」etc...人それぞれ、「思考の仕方」、「行動パターン」には特徴があるはずです。では、この「思考の仕方」、「行動パターン」を実際に決めているのは、どこなのでしょうか?それは、みなさんの「脳」です。医学博士で「脳の学校」代表の加藤俊徳先生が『自分を知るとは、自分の脳と向き合うこと』と言われているように、勉強や学習する上で、自分自身の「思考の仕方」、「行動パターン」を知ることが大事になります。では、自分の脳と向き合うには、どうすれば良いのでしょうか?そのためには、まず脳の機能を知る必要があります。特に、▷記憶に働く海馬▷情動を処理する扁桃体▷計画性や推論などの遂行機能を担う前頭前野これらが勉強や学習するうえでは非常に重要になるのです。次に脳の特徴を知る必要があります。脳の神経細胞は年齢を重ねるにつれ減少すると言われています。しかし、神経細胞同士はシナプスの働きにより連携が進んでいくため、そのネットワークは年々成長していくのです。そして、脳がもっとも成長するのはちょうど今、20代~40代だと言われています。ということは、今の段階から自分の脳を知って、効率的な勉強・学習テクニックを身に付ける必要がありますね。今後は具体的な勉強法・学習法を中心に、皆さんにとって有益な情報を提供していこうと思います。最後まで読んで頂きありがとうございました。
みなさん、「思い込み」という言葉を、普段どんな場面で使っているでしょうか?おそらく「あの人は自分のことをカワイイと“思いこんでいる”」「あの人は自分がどうしようもない人間だと“思いこんでいる”」etc…のように、他者を評価する際に多く使われていることでしょう。この“思い込み”ですが、人は思い込むことで、体に良い影響も悪い影響も与えると言われています。過去のある研究によると、「自分は心臓病にかかりやすい」と信じている女性の死亡率は、そう信じていない女性の4倍にのぼったそうです。また、「これを飲めば絶対に自分はよくなる」と信じて薬を飲んだり・治療をうけると、その効果はより増すということが、統計的に確かめられています。いわゆる、プラシーボ効果ですね。・プラシーボ効果とは・・・・薬としての効果がない薬(プラセボ)を薬だと偽って投与された場合、患者の病気が良くなってしまうような治療効果のことこのように「思い込み」を深く掘り下げてみると、『思い込み=イメージ』と考えることもできますよね。「病は気から」という言葉があるように、脳の中で様々なイメージを膨らませることにより、体はいろいろな反応を示すのです。ここで、ダイエットを例に挙げます。ダイエットに対する脳のイメージが、「辛い」、「苦しい」という悪いイメージばかりであると、体はなかなかやせないでしょう。しかし、運動と食事に対して“プラスの思い込み”を脳にさせれば、プラシーボ効果によってダイエット効果が出やすくなるかもしれません。ぜひ、「ダイエットが成功して理想の肉体になれた自分」をイメージしながら運動をしていきましょう。