ノートパッドとえんぴつ




司法試験の出願者数・受験者数・短答合格者数・論文合格者数の推移をまとめてみた。

今年の受験者数が6,000人を切っているのを見て、驚き、自分が受験していた頃の数字を改めて見てみようと思ったのがきっかけだ。


 
司法試験合格者数等推移
出願者数 受験者数 短答合格者数 合格者数
H18 2137 2091 1684 1009
H19 5401 4607 3479 1851
H20 7842 6261 4654 2065
H21 9734 7392 5055 2043
H22 11127 8163 5773 2074
H23 11891 8765 5654 2063
H24 11265 8387 5339 2102
H25 10315 7653 5259 2049
H26 9255 8015 5080 1810
H27 9072 8016 5308 1850
H28 7730 6899 4621 1583
H29 6716 5967 3937
※平成23年まで、旧司法試験と並行して行われていた。


表が見難いかもしれないが、HTMLを扱うのが不慣れということでお許しいただきたい。




私が受験をしていた頃は、受験者数が最も多い時期だったのだと再確認した。


ピーク時(平成23年)は、出願者数が11,891人、受験者数が8,765人。
平成29年は、出願者数6,716人、受験者数5,967人。

私がロースクールに在学していた頃には、こんなにも衰退スピードが速いとは思っていなかった。
ただ、「いずれ、この勢いは無くなるだろう」と思っていた。それは、私だけではなかったと思う。

私が在学していたロースクールは、入学者数も多く、賑やかだった。
その頃の賑わいが戻るということは、もう無いのだろう。


ロースクールが賑わっていた当時の様子を、もう少しこのブログに書いてみようと思う。



以前、このブログに、
「法科大学院出身の受験生の多くは、最終の司法試験受験以後の就職活動をどうするかが、最大の問題のはず。公務員試験や他の資格試験に失敗した経験を自分でどのように評価しておられるのか、教えていただきたいものです。他の受験生にとっても、それが最も有意義な情報ですけどね。他山の石として 」
というコメントを書いた人がいた。

この人は、メッセージで
「司法試験の体験よりも、公務員試験等の他の就職試験、活動をどうやってたのか、何で全部落ちたのか知りたい。本気でやってなかったから?」
と書いていた。

この人は、公務員試験について情報収集をしていたのだろうと思う。
「今、自分が知りたいから書け」という態度のように見えたから、時期的に、焦っているのかと思った。


同じ名前で書かれたコメントの最後は、
「地方公務員試験、30歳以上でも受けられるのが結構ありますけど
(参考)http://ask-koumuin.com/koumuin-over30/
探そうとする気がなければ、それまで。
やる気のなさというか、情弱ぶりは他の受験生にとって「他山の石」あるいは反面教師となるね。」
というものだった。


この人は、追い詰められていたのだろうか。
それとも、公務員試験に対してやる気が見られない私の態度が気に食わなかったのだろうか。



元々、公務員試験の受験についても書く予定ではあったので、この時は、このコメントとメッセージに合わせて記事を書いたが、このブログは私が勝手に立ち上げて書いているブログだから、自分が思い付いたことを書いていこうと思う。


「有益な情報を書け」と言われても、私は有益な情報を持っていない。
思いつきで自分の考えを書いている。

誰かのためになれば、大変嬉しいが、「誰かのためになることを書かなければ」と思うと、書けない。だから、自由に書いて、その結果誰かのためになればいいと思って書こうと思う。



司法試験とは関係のない生活をして何年にもなる。
しかし、この衰退スピードには少しショックを受ける。なぜだろうか。



以上