●術後の低下した体力とココロの回復に食べるクスリを!
こんにちは。
医師にも見放された絶不調でも、ワンランク上の食事で
奇跡を舞い込み輝き続けられる人生のサポート
国際薬膳師 提中 知子です。
腎盂腎炎を経験して、やっと退院後。
一人で家にポツンといたとき。
子どもや夫は、学校や仕事に普通に出かけ。
自分は、元の日常生活に戻れない鬱鬱とした日々が続きました。
料理をしようと思っても、まず、。
車で買い物に行って重い買い物かごをもって…。
と考えると、やっぱりソファーにゴロンとなる。
元気だったころは、何でも当たり前に
料理でも、家事でもスラスラ出来ていたことが、
これもあれも出来なくなっている自分がいました。
そのとき、50日の入院生活で、
体力は相当弱っていたことに
家に帰ってきて、
まざまざと思い知りました。
ですが、退院すれば、次の目標は完治です。
退院後って、ある意味療養中なので。
からだ自身もココロも、まだ完治はできてません。
あくまでも、療養途中ですから。
そういう意味で、からだは回復したいために
治癒食的な食事を、ほんとは求めているわけです。
ですが、その理想とくるくる動けない現実には差がありました。
食事では、回復を早めるためにやらないといけないことを探しました。
病気自体が手術で治ったら、完治に向け
今度は、どんどん自然治癒力の気を高め
もう病気にさよなら出来る「体質づくり」が大事なんです。
その延長線に、病気からの完治があるわけです。
簡単に消化の良いうどんや麺類を食べがちなんですが、
それでは、冷やしてしまい、完治が遠くなるかもしれません。
最小の労力なのに、からだの治癒力アップに
確実につながる食べ物。
実は。
薬膳には、病気を持っている人に、普通の食材を用いて、
治療を補佐する「食療」という方法があるのですよ。
食療ですから、積極的に病気を治す手段なのです。
薬膳でおすすめする食療の方法は、
ほんとは献立にするんです。
ですが、術後なんですからね。
体力を温存する意味でももっとラクにできるものがいいですよね。
それは、食欲が戻っていないときでも、すぐお腹に入るもの。
それは、鍋を出す必要がないからラクにできるもの。
それは、後片付けも手間なしだから超ラクチンなもの。
こんなにいいことづくめなのに。
術後で弱っている体には、治癒食並みに回復にもなり得ます。
これ、いったい何だと思います?
それは、ドライフルーツやタネ類の食材です。
たとえば、デーツ、干しブドウ、栗、くるみ、いちじく、かぼちゃの種、ごまなど。
どうですか?食べてますか?
これらは、からだの気、血を補い、回復を助けてくれますよ。
術後から、カレーや餃子。
冷たいジュースにコーヒー。
食べてませんか?
これでは、回復が遅くなって、完治が遠のきます。
術後こそ、食べるものを変えて、体質の改善です。
小さくても、やれることから、確実にやりましょう。
あとは、ゆっくりからだを休めて、気を増やしましょう。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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