マクロン大統領は今週、「フランスは他国より労働時間が短い国」と、景気を刺激すべく投資計画の発表会で報告。
アタル政府報道官もその後、「経済協力開発機構(OECD)の統計から、これは事実」と言及。
マクロン大統領は2019年にも、「フランスは、隣国よりも生涯労働時間の短い国である。職に就くのが遅く、早期退職をする。年間労働時間も短い」と、報告していたところ。
OECDの統計によると、フランス人の年間平均労働時間は1,511時間で、ヨーロッパ連合平均の1,593時間と、OECD平均の1,743時間のいずれよりも短いことが明らかに。
ヨーロッパ連合内では、1,688時間のスペイン、1,715時間のイタリア、1,920時間のギリシャが、フランスを上回るところ。
しかしデンマーク(1,381時間)、ノルウェー(1,381時間)、スウェーデン(1,452時間)、オランダ(1,440時間)、ドイツ(1,383時間)を含む、多くの北ヨーロッパ、特に経済力の高い国の年間労働時間は、フランスのそれを下回るという結果。
*数字は2019年度のもの。2020年度の統計は、パンデミックの影響を受けていると見られるため。
『労働者1人当たりの年間労働時間』(OECDの統計):-Average annual hours actually worked per worker (oecd.org)
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フランスより年間労働時間の少ない国、こんなにあるのですね。ちなみに、日本は1644時間。1,688時間のスペインと1,576時間ベルギーの間に挟まれています。
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